出石寺
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境内
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- 本堂:山頂の一番高い所に建つ。本尊は厳格な秘仏で、頂上に立つ本堂床下にある石室内にあり地下からの湧出岩とされていた。本堂内陣の中央にある厨子内の千手観音立像(本尊と同時に湧出した地蔵菩薩は、千手観音の胎内仏として具現化されているとされる。)は前立仏であり毎年1月3日に開帳される。脇仏は釈迦如来坐像と阿弥陀如来坐像。
- 大師堂:本尊・弘法大師。右脇陣は阿弥陀如来立像と脇仏(昭和57年寄進)、左脇陣は寿老人と脇に太子像と観音像。すべて拝観可能。
- 護摩堂
- 本坊
- 仁王門
- 熊野権現:空海が修行した際、鎮守として熊野権現を勧請したとされる[3]。
- 片目地蔵:境内より下ったところにあり「一願地蔵」や「秀厳さん」と呼ばれ江戸時代の住職(中興十世)を祀る。50年毎の開帳時以外の時に秘仏本尊を見ると、「おかげ」の有難さゆえ目が見えなくなるという言い伝えがあったが、命尽きるまでに間に合わないと思った秀厳は片方の目が見えなくなるのは覚悟で片目で本尊を見たという。1674年に秀厳が亡くなったあと供養で建てられ、おかげを頂いた片目で一つ願いを叶えてくれるという。
- 四国八十八ヶ所の写し石仏:本堂左前に始まり、山頂一帯に点在する。
- 句碑:木芳「寺を出て花に憩へる遍路かな」が駐車場の脇にある。
駐車場より寺に向かうと、寺と向き合って熊野権現社と大きな弘法大師立像がある。階段を上がると仁王門があり同じ段に護摩堂と本坊がある。更に階段を上がると大師堂、更に階段を上がり166段目の出石山頂上に本堂がある。
- 宿坊
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本堂
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大師堂
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護摩堂
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本四国の写し(本堂後ろの2番と3番)
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仁王門
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