低感度爆薬
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/06/05 15:57 UTC 版)
1940年代に開発されたV2ロケットの弾頭には大気圏再突入時の暴発を防ぎ、信頼性を高めるために低感度爆薬であるアマトールが使用された[1]。
1990年代後半からアメリカ国防総省によって生存性と安全性を高める目的で従来品よりも安全な爆薬の開発が始められた。 具体的にはMIL規格:MIL-STD-2105で定める危険評価テストに合格した爆薬だけが低感度爆薬と称することが出来る。
低感度爆薬の一覧
- AFX-757
- ジニトロイミダゾール
- LX-17
- MNX-194
- ピカティニー・アーセナル爆薬
- PBXIH-135
- PBXN-109
- RS-RDX
- トリアミノトリニトロベンゼン
- トリニトロアゼチジン
- アマトール
- 九七式爆薬
参考資料
- Explosive Effects and Applications(ISBN 9780387955582)
- ^ Steven J. Zaloga (2003-08-20). V-2 Ballistic Missile 1942-52. Osprey Publishing. p. 20-21. ISBN 9781841765419.
- 1 低感度爆薬とは
- 2 低感度爆薬の概要
低感度爆薬と同じ種類の言葉
- 低感度爆薬のページへのリンク