ロールス・ロイス ペガサス BS.100

ロールス・ロイス ペガサス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/08 05:11 UTC 版)

BS.100

超音速機として開発されていたホーカー・シドレー P.1154のために、ペガサスを元にプレナムチャンバー・バーニング (PCB) に対応して推力を大幅に増大させたBS.100も開発された。1964年10月に初運転を行い、PCB使用の初回運転は1965年3月に行われた。5台が製造されて累計運転時間350時間を蓄積したものの、1965年にP.1154の開発が中止されたため、本エンジンの開発も中止されてしまった[2]

脚注

参考文献

  • Calvert, Denis J.「シーハリアーの開発と運用」『No.191 BAe シーハリアー』文林堂〈世界の傑作機〉、2019年、34-53頁。ISBN 978-4893192929 
  • Calvert, Denis J.「ペガサスの誕生からMk.103までの物語」『No.194 RAFハリアー(パート1)』文林堂〈世界の傑作機〉、2020年、108-111頁。ISBN 978-4893193049 
  • Lambert, Mark (1991). Jane's All the World's Aircraft 1991-92. Jane's Information Group. ISBN 978-0710609656 
  • 石澤和彦「V/STOLの具現者 ロールスロイス“ペガサス”」『No.111 ハリアー / シーハリアー』文林堂〈世界の傑作機〉、2005年、90-95頁。ISBN 978-4893191274 
  • 松崎豊一「第一世代ハリアー、その開発と各型」『No.111 ハリアー / シーハリアー』文林堂〈世界の傑作機〉、2005年、18-33頁。ISBN 978-4893191274 

関連項目


注釈

  1. ^ 強い横風に対する機首方位維持には有効であるため、ヨーイングを制御する目的でラダー、エルロンの操作を要する
  2. ^ a b シーハリアーFA.2への搭載も検討されたものの、コスト面の理由から実現しなかったため、海軍仕様は存在しない[5]

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