ロールス・ロイス ペガサス
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BS.100
超音速機として開発されていたホーカー・シドレー P.1154のために、ペガサスを元にプレナムチャンバー・バーニング (PCB) に対応して推力を大幅に増大させたBS.100も開発された。1964年10月に初運転を行い、PCB使用の初回運転は1965年3月に行われた。5台が製造されて累計運転時間350時間を蓄積したものの、1965年にP.1154の開発が中止されたため、本エンジンの開発も中止されてしまった[2]。
脚注
参考文献
- Calvert, Denis J.「シーハリアーの開発と運用」『No.191 BAe シーハリアー』文林堂〈世界の傑作機〉、2019年、34-53頁。ISBN 978-4893192929。
- Calvert, Denis J.「ペガサスの誕生からMk.103までの物語」『No.194 RAFハリアー(パート1)』文林堂〈世界の傑作機〉、2020年、108-111頁。ISBN 978-4893193049。
- Lambert, Mark (1991). Jane's All the World's Aircraft 1991-92. Jane's Information Group. ISBN 978-0710609656
- 石澤和彦「V/STOLの具現者 ロールスロイス“ペガサス”」『No.111 ハリアー / シーハリアー』文林堂〈世界の傑作機〉、2005年、90-95頁。ISBN 978-4893191274。
- 松崎豊一「第一世代ハリアー、その開発と各型」『No.111 ハリアー / シーハリアー』文林堂〈世界の傑作機〉、2005年、18-33頁。ISBN 978-4893191274。
関連項目
- ターボ・ユニオン RB199 - 本エンジンをベースとしてトーネード IDS向けに開発されたエンジン
- ロールス・ロイス/MAN トゥルボ RB153
- ロールス・ロイス/MAN・トゥルボ RB193
- プラット・アンド・ホイットニー F135
注釈
出典
固有名詞の分類
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