マーベル フューチャー・アベンジャーズ 登場人物

マーベル フューチャー・アベンジャーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/09 04:34 UTC 版)

登場人物

ヒーローサイド

フューチャー・アベンジャーズ

アベンジャーズに弟子入りした少年少女たち(以下、一部で「FA」と略記)。当初アベンジャーズはあくまで保護した子供たちとして、ヒーローになりたいというマコトたちを軽視していたが、次第に仲間として認めるようになる。第13・14話から個々のコードネームが与えられたが作戦行動中のみ呼称される。

マコト
声 - 金田アキ
  • 必殺技 - エアリアル・アクト
    • 零式・ダブルインパクト - 一式の強力版
    • 一式・インパクト - 竜巻の衝撃波を放つ
    • 二式・センサー - 相手の気配で位置を探る
    • 三式・フロート - 浮かせて落下の衝撃を和らげる
    • 五式・スピード - 高速移動
    • 八式・フライ - 空中移動
    • 十式・バインド - 動きを封じる
    • 十一式・トルネード - 強力な竜巻を起こす
    • 十二式・バースト - 風の爆発
    • 十三式・ハイパーソニック
    • ウインドシールド - 風の楯
    • エメラルドエクスプロージョン - ブルーノとの合体技
    • 真・エメラルドエクスプロージョン - ブルーノの力も併せて放つ
    • デュアル・エメラルドエクスプロージョン - ブルーノとの合体技
東洋の風貌を持つ、直情径行・「オレさま」性格の少年。風の流れを操る能力(エアリアル・アクト)を持つ。地中海付近のある島でヒーロー(実はヴィラン)としてのトレーニングを相棒・ブルーノと共に積んでいたが、アディとクロエに真実を知らされ島を脱走。アイアンマン(トニー)と出会ったことを機にアベンジャーズと共にアディ&クロエと「フューチャー・アベンジャーズ」を結成する。
エアリアル・アクトの他にもヒドラが進めていた謎のプロジェクト「エメラルドレイン計画」の成果が体に秘められており、ピンチに陥ると眼がエメラルドグリーンに光り、能力が一時的にアップするが本人の意思でこれを発動することは(今のところ)できない。パワーを使いすぎるとオーバーヒートを起こす。
第14話から「ハリケーン」のコードネームを与えられる。
クロエ
声 - 木村珠莉
  • 必殺技 - カモフラージュ・アクト
欧米風の金髪ツインテール少女。姿形を思い通りに変身できる能力(カモフラージュ・アクト)を持つ。メイン武器はトンファー。変身中に動揺したりするとツインテールが現れて正体がばれてしまうことも。
性格はマコトに負けず劣らず勝気。島を出て1年ヴィラン名「アクトレス」として活動していた。
第15話からキャプテン・マーベルより「シャレード」のコードネームを与えられる。
第2シーズンでは、カマラを助けるために世界安全保障委員会と対立、インヒューマンズと共に月に渡る。
アディ
声 - 田丸篤志
  • 必殺技 - テクニカル・アクト
アングロサクソン的な風貌の少年。機械を自在に操れる能力(テクニカル・アクト)を持つ。武器は腕から出すチェーン。能力は直接手を触れる方が効果が高いが、チェーンを絡ませても発揮可能。
性格は2人に比べて穏やかで冷静。島を出て1年クロエと共にヴィラン名「テクノプリースト」として組織の命令で汚い仕事をさせられており、本来ヒドラを抜けた後はどこかで3人静かに暮らそうと思っていた。
第14話から「コーデック」のコードネームを与えられる。
カーンとの決戦ではハルクバスターをテクニカルアクトで操って活躍する。
ブルーノ
声 - 浜添伸也
  • 必殺技 - ウイングダガー、デッドリーゲージ、オクトアーム
マコトとコンビを組む超人少年。レッドスカルにあらかじめ真実を教えられえており、その上でヴィランとして忠誠を誓っているが、マコトには黙っていた(忠誠を誓っていたのはある理由から身体の一部が機械化しており、島にある特別な機器で数日に一回のメンテナンスをしないと死んでしまう制約が枷られていたため、そうせざるを得ない事情もあった)。
レッド・スカルが島を爆破した際に爆炎に巻き込まれ生死不明となるが、ナノマシンを取り込み復活する。能力に覚醒してからはマスターズ・オブ・イーブルに身を寄せ、ことあるごとにマコトに対抗意識を見せるようになる。助け出された後は和解しマコトと共闘してカーンと戦う。最終話にてコードネーム「ツイスター」を与えられる。
ヴィスコ
声 - 原優子
トニーが開発したFAメンバー専用のブレスレット型支援ガジェット。戦闘用スーツの生成や索敵などをこなす、フライデーのエコノミー版といったところ。ホログラフイメージはクロエからキモカワ系といわれた緑色のモンスターのような姿をしており、声は可愛らしく設定されている。語尾に「〜カモ」と付く。

アベンジャーズ

今や伝説の域にある5人のスーパーヒーローたち。少年たちについて当初ふたたび戦いの場に置かせるのは否定的だったが、彼らの超人能力を正しい方向に導く必要があったことや何よりもマコトの強い意志に引っ張られる形で、「フューチャー・アベンジャーズ」のマスター的な存在となった。

アイアンマン
声 - 花輪英司
  • 必殺技 - ユニビーム、リパルサー、アームミサイル、リパルサーブレード
本名「トニー・スターク」。自ら開発した強化アーマーを装着して超人的な力を発揮する。スターク・インターナショナルの社長にして天才発明家。
マコトのことを最初は非力な子供ヴィラン(の卵)くらいに考えていたが、彼の無茶な行動に振り回されつつ、ガッツとヒラメキに光るものを見出している。
  • 強化アーマーは常にアップデートされており何十種類も存在する。代表的なものは下記の通り。
    • 遠隔操作タイプ - 第1話に登場。リモコン操作でパーツが飛来し、オートメーションでトニーの身体に装着する。
    • ハルクバスター - 第11話登場。ハルク暴走時用に対処するため極秘で制作していた、大型の防御&パワー特化タイプアーマー。ノーマンの策略により施行されたヒーロー規制法により接収され、ノーマンの正体であるグリーン・ゴブリンに悪用されてしまった。必殺技はガトリングパンチ、バスタークラッシュ。
    • マークI - トニーの過去回想で登場した、強化アーマー初号。
    • ブースターユニット - 超高速飛行用試作ユニット。ザ・リーダーのハッキングにより暴走してしまう。
    • TAシステム - 対ブラックボルト用の音波を一時的に遮断する新装備。
フライデー
声 - 水沢史絵
トニー・スタークが開発した、スタークのアシスタントAI。通常はスターク・インターナショナル本社ビルの社長室で会社のことやアベンジャーズとしての責務など、様々なことを管理・運営している。
キャプテン・アメリカ
声 - 中谷一博
  • 必殺技 - シールドタックル、シールドスロー、シールドブーメラン
本名「スティーブ・ロジャース」。国家レベルの実験の成果によりスーパーパワーを得た。超金属「ヴィブラニウム」で作られた盾の守りは固いが、彼の心の強さには一歩譲る。
1918年生まれ。19歳で軍に志願、超人兵士計画の被験者となる。未だに若々しい肉体を有しているのは超人化の影響に加え、あるミッション遂行中のアクシデントにより、何十年も氷付けとなっていたため。
ソー
声 - 加瀬康之
  • 必殺技 - ライトニングストライク、ムジョルニア・スロー
北欧の天界・アスガルド出身の雷神。神話的武器「ムジョルニア」()を駆使した打撃や投擲、雷撃により敵を殲滅する。本名はソー・オーディンソン。
ハルク
声 - 松田健一郎
  • 必殺技 - ハルクスマッシュ
元は優秀な科学者「ブルース・バナー」だったが、実験中の事故により全身緑色の巨人へと変貌を遂げた。見た目は荒々しく怒れば向かうところ敵なしだが、普段は大人として相応の態度もとれる。
暴走の責任を感じ一時はアベンジャーズを脱退しようとしていたが、マコトの説得で思い留まった。
ワスプ
声 - 水橋かおり
  • 必殺技 - ワスプスティング
アベンジャーズの一員である女性。ハチのパワーを身に付けており、任意で姿を小さくできる。エネルギー放射攻撃「ワスプスティング」が得意。
シーズン2ではドクター・ハンク・ピムに協力を仰ぎ、巨大化ができるようになる。

その他のヒーロー

キャプテン・マーベル
声 - 平田絵里子
  • 必殺技 - ブラストパンチ、エネルギー吸収能力、エナジーブラスト
数々の超能力を持つスーパーヒーローウーマン。本名は「キャロル」。マコトたち3人がアベンジャーズ以外で初めて出会ったヒーローでもある。
トニーから彼らが街に出たとき密かに見張りを頼まれ、ついでに彼らのヒーローとしての資質を見るために普通の女性として接する。正体を明かした後は自身の見解をトニーたちに話し「彼らはきっと立派なヒーローになれる」と保証した。
アイアン・フィスト
声 - 四宮豪
  • 必殺技 - シャイニングフィスト、スパイラル・シャイニングフィスト
第5話登場。秘境都市クン・ルンにいる鋼の拳を持つヒーロー。武術家の最高位の証。マコトたち3人を修行し力の使い方を導く。
ホークアイ
声 - 勝沼紀義
第9話より登場。弓の名手。基本的には単独で活動しているが、アベンジャーズとは古い付き合いがあり、時折り手を貸す。
ブラック・ウィドウ
声 - 浅野まゆみ
黒いコスチュームを着た赤髪の戦士。ホークアイ同様、アベンジャーズに時折り協力する。
ブラック・パンサー
声 - 大場真人
第10話より登場。アフリカの王国・ワカンダの国王。ワカンダの王は伝統的に「ブラックパンサー」の名を代々特殊な儀式で受け継ぎ僭称するが、当代は自ら作り上げた漆黒のスーツとマスクに身を包み、「王国を守りし黒ヒョウ」そのものとなっている。
当初閉鎖的で自国の問題に手出し無用の立場を取っていたが、ワカンダでだけ産出精製できる超金属・ヴィブラニウムがエメラルドレイン計画に用いられるために流出していることを突き止めたトニーが彼に協力を依頼する。
スパイダーマン
声 - 川田紳司
第12話登場。ニューヨークの親愛なる隣人。愛称スパイディ。年齢はマコトたちに近い若いヒーロー。戦いの中でも軽口は絶やさない。「大いなる力には、大いなる責任が伴う」を胸に、ヒーロー規制法が可決され非難されてもヒーローを続けた。
ファルコン
声 - 江口拓也
  • 必殺技 - ファルコンミサイル
第14話登場。翼を持つヒーロー。ブースターユニット暴走を起こしたアイアンマンとマコトを手助けした。
ミズ・マーベル / カマラ・カーン
声 - 鬼頭明里
第15話登場。変身能力と手足が伸びる能力を持つ少女。普通の学生だったがある日、謎のガスを浴びキャプテン・マーベルの姿になったことにより能力に目覚める。以降キャプテン・マーベルの姿で人助けをしていたが、偽物騒動の調査に来たクロエと意気投合し一緒にチームを組む。その後もキャプテン・マーベルの姿で活動していたが「ミズ・マーベル」を名乗りオリジナルの姿になる。
両親(コセフ(声 - 早川毅)、ムニーバ(声 - 竹内恵美子))には秘密にして活動を続けていたが、アリアナと争っていた場面を目撃されてしまい正体を知られ、ミスト能力者として世界安全保障委員会に追われ、インヒューマンズに保護される。
ウィンター・ガード
第16話登場。ロシアで活躍するヒーローチーム。バッキー救出のために要請したものの、バッキーの処遇でキャプテンアメリカと対立する。ブルショフ将軍に謀殺されそうになるがキャプテンアメリカの協力で将軍を打倒する。
レッド・ガーディアン
声 - 三上哲
リーダー。キャプテンアメリカ同様シールドを武器にする。
ダークスター
声 - 斎藤恵理
超能力のごときダークフォースを操る。
クリムゾン・ダイナモ
声 - 稲田徹
赤いパワードスーツを装着。
アーサ・メジャー
声 - 乃村健次
熊獣人。
ドクター・ストレンジ
声 - 増谷康紀
第23話登場。ソーサラースプリームの称号を持つ地球最強の魔術師。アベンジャーズを救うためマコトを6世紀の過去へ飛ばす。

ヴィラン

ヒドラ

レッド・スカル
声 - 清川元夢
  • 装備 - アイアンスカル
名前の通り「赤いドクロ」の風貌を持つヴィラン。自らの軍団・ヒドラを率いて世界各地で悪事を働きつつ、「エメラルドレイン計画」なるビッグブロジェクトを進めている(後述するとおり計画は本来マスターズ・オブ・イーブル由来のものだったが、資金力にものを言わせて計画の成果を独占しようと目論んでいた)。
配下の者に命じてマコトたちを超人兵士として作りヒーローと信じ込ませていたが、真実が露見した途端にアディとクロエを拉致、救出に来たマコトを「B級ヴィラン」と蔑む。しかし彼の発想からアイアンマンがアディたちの拘束を解き放ち倒されたが、今回の一件の様々な秘密がアベンジャーズに知られるのを恐れ、島の爆破まで行う。その後に身柄を確保され、現在はラフト刑務所に厳重に拘禁されている。

マスターズ・オブ・イーブル

ヒドラとは別のヴィラン集団。元々エメラルドレイン計画は彼らが立案したものであり、ヒドラは言わばスポンサー兼共同遂行の間柄だった。レッド・スカル拘禁後は独自に計画を進めている。

ザ・リーダー 
声 - 佐々木義人
  • 必殺技 - サイオニックインフレーション
マスターズ・オブ・イーブルのブレイン。
アレス
声 - 岩崎征実
  • 必殺技 - アックスボンバー、ウォリアーズレイジ
オリンポスの神ゼウスの息子である戦いの神。追い詰められエメラルドクリスタルを使うが拘束される。
エンチャントレス
声 - 米丸歩
  • 必殺技 - ダークネススピアー、ヘルフレイムドラゴン
邪悪な魔女。ソーとは因縁がある。追い詰められエメラルドクリスタルを使うが拘束される。
ロキ
声 - 武藤正史
第19話登場。ソーの弟。王の座を狙い謀反を起こし(エンチャントレスに操られて起こした冤罪との主張)アスガルドで投獄されていたが、ソーを助けるという名目で(拘束具を付けられた上で)牢から出される。
ソーとの仲は険悪で、何度となく敵対していたためアベンジャーズとの信頼は皆無。アベンジャーズの手助けをしソーと和解しようとしたのも、ソーの雷神の力を手に入れるためであった。雷神の力でエメラルドクリスタルを手に入れ、今度はマスターズ・オブ・イーブルを裏切ろうとしたが、カーンに返り討ちにされる。その後は投獄されるもマコトたちを助けるために命を懸けてカーンに歯向かった。
征服者カーン
声 - 斎藤次郎
第21話登場。ザ・リーダーを使いエメラルドレイン計画を首謀した黒幕。エメラルドクリスタルで人類を自分の兵士にすることを宣言し、巨大な姿を現す。巨大な姿は実体のある幻影で、本体はスローンにいる。アベンジャーズを過去の世界へと飛ばした。
西暦3000年の未来の地球を征服し完全に掌握、宇宙にまで進出するが宇宙種族に阻まれ、宇宙種族のパワーであるテリジェンクリスタルを複製するための未来では枯渇していたヴィブラニウムを確保するために過去へやってきた。

AIM

AIM(エイム)。正式名称『アドバンド・アイディア・メカニクス』。モードックを首領とするマッドサイエンティストの組織。

モードック
声 - 伊丸岡篤
  • 必殺技 - モードックミサイル
肥大化した頭部を持つAIMの首領。シーズン2第6話が初登場だが、それ以前よりアベンジャーズと因縁がある。ミスト能力者を拉致し、さらにスーパーアダプトイドを投入しアベンジャーズを苦しめる。
スーパーアダプトイド
シーズン2第7、8話登場。AIM開発のアンドロイド、相手の能力をコピーすることができる。モードックによってアベンジャーズを罠に嵌め、ミスト能力者やアベンジャーズたちの能力さえコピーしてしまう。
ソーのムジョルニア、アイアンマンのユニビーム、キャプテンアメリカのシールド、ワスプの飛行能力と技、ハルクのパワーまでもコピーし、さらにもう1体出現させたが、エメラルドエクスプロージョンをコピーしたことで制御できず大破した。モードックは能力をコピーした量産機をさらに仕向けるが、突如乱入したブラックボルトによって全機大破した。

その他のヴィラン

ウィンター・ソルジャー
声 - 菅原雅芳
素顔を包帯とサングラスで隠す、謎のスナイパーヴィラン。かつてはロシアで汚れ仕事専用のエージェントをしていた。今は何らかの存在からの依頼により、時折りアベンジャーズの行動を阻止するため暗躍する。それとは別にキャプテン・アメリカを「俺の獲物」として強い執着を示す。
第8話でキャプテンアメリカは素顔を見て「バッキー・バーンズ」であることを知る。記録ではバッキーは1945年に死亡。
洗脳が解けアーニム・ゾラの再洗脳から救出された後、ウィンター・ガードに投降しロシア議会より無期限冷凍睡眠刑を受けそうになるが、ウィンター・ガードの気転で刑は逃れ、キャプテン・アメリカの元からも去る。
アイアンモンガー / エゼキエル・ステイン
声 - 阿座上洋平(エゼキエル)、四宮豪(アイアンモンガー)
第6話登場。オバディア・ステインが開発した強化スーツ。オバティア自身は罪を暴かれ収監されているが、そのことでトニーに恨みを持つ息子であるエゼキエル・ステインが新型アイアンモンガー・テクノアーマーで挑む。
クロスボーンズ
声 = 小原雅人
第7話登場。元ヒドラのヴィラン。ガトリング砲を武器に持つ。デッドプールを唆しアイアンマンアーマー最新バージョンの設計図をアベンジャーズタワーから盗ませようとさせる(この企みはアベンジャーズにバレたあと、成敗されて頓挫した)。
クロウ
声 - 武虎
第10話登場。先代ワカンダ国王にして当代ブラック・パンサーの父を亡き者にした宿敵ヴィラン。片方の二の腕はある事情により失われているが、自ら作った特殊な音波発生器を備え付けており、かえって戦闘能力を向上させている。
本職はいわゆる「死の商人」で、ヴィブラニウムを密かにワカンダから盗み出し、マスターズ・オブ・イーブルに売りつけようとしている。
グリーン・ゴブリン
声 - 家中宏
スパイダーマンの宿敵。特殊なガスでハルクを暴走させる。
第11話登場。表の顔はニューヨークの実業家「ノーマン・オズボーン」。慈善事業の寄付もしている人格者として知られている。ハルクの暴走を期にスーパーヒーロー規制法案を提唱する。アディとクロエ、スパイダーマンの気転で正体が公に晒されると、ハルクバスターを持ち出して無差別破壊を始めた。事件終結後、懲役1500年の判決となりラフト刑務所に送られ、法案も廃案となった。
インベンター
声 - 下崎紘史
第15話登場。鳥の頭をした博士。実験の失敗で鳥の姿になってしまい、実験を続けるためワニを操り金や権力を得ようとした。遺伝子操作した巨大ワニを作り出すが暴走させてしまう。
シーズン2第3話では動物を攫い実験台にし、巨大ネズミを生み出す。
アーニム・ゾラ
声 - ボルケーノ太田
第16話登場。かつてはヒドラに所属しレッド・スカルの側近だった科学者男性。現在は袂を分かちロシアの闇組織を支配するボス的なヴィランとなる。過去にある事情で肉体を失い、ロボに精神を移しかえている(胸部に巨大モニタが備え付けられ、人間だった頃の顔が映し出される)。バッキーをウィンターソルジャーに洗脳した人物で、洗脳が解けたバッキーに再調整を施そうとした。
モーガン・ル・フェイ
声 - 佐竹海莉
第23話登場。6世紀アーサー王の時代の魔女。マコトによって封印される。
フッド
声 - 西田雅一
シーズン2第2話登場。ギャング団のボス。闇オークションでアスガルドから流出したノルンストーンを手に入れようとしたが、あえなく撃退される。
バッド・ガールズ・インク
シーズン2第2話登場。『バッド・ガールズ・インク』を名乗る女性ヴィランチーム。
ダイヤモンド・バック
声 - 進藤尚美
ダイヤモンド型のスパイクを武器にする。闇オークションの用心棒に雇われるがクロエにあっさり倒され、クロエに変装される。
ブラックマンバ
声 - 武田華
蛇を使って攻撃する。闇オークションの用心棒に雇われるがブラックウィドウにあっさり倒されコスチュームを奪われる。
アスプ
声 - 甲斐田裕子
  • 必殺技 - ヴェノムボルト
麻痺エネルギーを撃ち出せる。闇オークションの用心棒に雇われるがワスプにあっさり倒されコスチュームを奪われる。
ブリザード
声 - 石川英郎
シーズン2第6話登場。氷や吹雪を操るヴィラン。本名ドナルド・ギル。一時AIMに確保されるが脱走しキャプテン・マーベルに捕まる。

インヒューマンズ

ブラックボルト
声 - 未公開
第26話登場。アベンジャーズを監視していた宇宙種族インヒューマンズの王。その声は凄まじい破壊力を及ぼす。
優しき王としてミスト能力者の救済を行っていたが、マクシマスの罠によりアベンジャーズと敵対することとなったもののマコトとブルーノによって和解する。
メデューサ
声 - 牛田裕子
第26話登場。アベンジャーズを監視していた宇宙種族。長い赤髪を自由に操る。ブラックボルトの代弁者。マクシマスの罠により重傷を負う。
ロックジョー
第26話登場。アベンジャーズを監視していたブルドッグの姿をした宇宙種族。テレポート能力を持つ。
ゴーゴン
声 - 白熊寛嗣
  • 必殺技:キネティックショックウェーブ
シーズン2第8話より登場。地割れを起こすほどの強靭な脚力を持つ。
カルナク
声 - 木下浩之
  • 必殺技:フェイタルインパクト
シーズン2第8話より登場。緑のフードを被った男性。相手の弱点を瞬時に見抜く。
トライトン
声 - 吉野裕行
シーズン2第8話より登場。半魚人のような姿の槍を持った戦士。
クリスタル
声 - 井口裕香
シーズン2第9話より登場。四大元素の力を操る。アディやカマラと仲良くなりマクシマスが反旗を翻した時に協力する。
マクシマス・ザ・マッド
声 - 高橋広樹
シーズン2第9話より登場。ブラックボルトの弟。催眠術を使い、王位を狙って暗躍する。ブラックボルトの失墜を狙っていたが、アベンジャーズとの和解が判ると一転、ブラックボルトが死んだと偽ってアティランの民を扇動し(ブラックボルトの抹殺を含む)地球侵略を開始する。しかしアディたちの頑張りとブラックボルトの心の声により艦隊は引き返した。それでも自身の部下を地球に降下し戦うがマコトとブルーノに敗北、さらに式典でも襲撃しようとしたがロキに阻まれた。

その他

ライナー議員
声 - 齋藤響
世界安全保障委員会議員。スーパーヒーロー規制法案には反対していた。
アイアン・レギオン
アベンジャーズタワーに配備されているアイアンマン型の無人警備ロボット。宇宙でも活動が可能で対カーン戦ではファルコンに率いられ宇宙でも戦い、アークリアクターを暴走させ特攻したが失敗する。
デッドプール
声 - 子安武人
赤い全身スーツを着る傭兵超人。平気で第四の壁を無視してスタッフや視聴者に語り掛けたりする。チミチャンガが大好物。アベンチャーズの面々からの信用は全くない。
第7話では、クロスボーンズから依頼(報酬は自分主演の日本で制作したマーベルアニメ)を請けてアベンジャーズタワーに侵入。待機任務中のマコトたちと予期せぬ遭遇をするがフザケ半分で軽くあしらいミッションを易々と成功させる。
自分が超人になった経緯(リンク先参照)とマコトたちのそれが似ていることに少し同情の念を持ったようで、マコトがクロスボーンズに撃たれそうになった時には庇っている。なお報酬のアニメはクロスボーンズが彼をだますために付いた真っ赤な嘘で、それを知ったあとは怒ったり悲しんだり大騒ぎした。最後にトニーとアニメ化の約束をしたが後に再登場する頃には立ち消えになったことが開かされている。
第18話で再登場。ザ・リーダーからマコトの誘拐を(3倍の報酬で)依頼される。あっさり侵入した前回と違いセキュリティの強化でタワーへの侵入に四苦八苦し、マコトに頼んでようやく入れてもらえる。早く出ていかせたいとのマコトの思惑もあり誘拐に成功し、アベンジャーズにも有利な戦いをするが、エメラルドクリスタルを手にしたとたんなぜか悟りを開き性格の反転したグッドプール(命名ワスプ。外見は「禅プール」に酷似)になってしまう。
ブルショフ将軍
声 - 天田益男
第17話登場。ロシア軍将校。ヒドラと通じており、ウィンター・ガードを始末しスーパーソルジャー軍団を作ろうとしていた。
オーディン
声 - 佐々木敏
第19話登場。ソーの父であり。全能の神、アスガルドの王。
マーリン
声 - 佐々木省三
第23話登場。6世紀の時代で、アーサー王を導いてきた魔術師。
スリングショット
声 - 原優子
シーズン2第3話登場。ホークアイが拾ったアーマーを着た猫。インベンターに攫われた猫で逃げ出したところをホークアイに拾われる。一緒に面倒を見ることになったアディにアーマーを修理されアイアンマン風に改造、2人と共にインベンターを倒す。
キッド・カイジュウ / カワデ・ケイ[5]
声 - 瀧本富士子
シーズン2第4話より登場。キッド・カイジュウと呼ばれている、怪獣の絵を描きそれを実体化できる少年。宇宙怪獣終結後、トニーから南の島をプレゼントされる。
原典はクロスオーバーイベント『モンスターズ・アンリーシュド』より。
スリジック
キッドが召喚したドラゴン怪獣。体長10.5m、体重22t。得意技は尻尾攻撃、火炎放射。
スクラッグ
声 - 川原慶久
キッドが召喚したカマキリのような姿の昆虫怪獣。体長9.6m、体重20t。鋭い爪とあらゆる攻撃を寄せ付けない全身の棘を持つ。必殺技は口から無数の虫を放出するバグズカーニバル。口調がかなり軽く、アベンジャーズとの仲裁も果たした。
メカラ
声 - 藤田奈央
キッドが召喚したメカニックな女性のような姿のメカ怪獣。体長12m、体重は秘密。得意の武器はブレードソー、ミサイルやレーザーも出せる。
イージス
声 - かぬか光明
キッドが召喚した全身無敵の装甲を誇る格闘怪獣。体長9.6m、体重60t。
ハイ・ヴォ
キッドが召喚した全身が青白く帯電したエネルギー怪獣。体長体重は自由自在。エネルギーを生み出したり、操る能力を持つ。
究極合体怪獣 スマッシャー
5体を合体させた究極合体怪獣。キッドが自ら乗り込み宇宙怪獣と戦った。
宇宙怪獣
シーズン2第5話登場。宇宙から地球に飛来した巨大怪獣。先兵の怪獣5体を取り込み工場プラントを襲うが、アベンジャーズと怪獣たちによって撃退される。
カブーン
声 - 行成とあ
シーズン2第7話登場。本名アリアナ。カマラと同じスクールの生徒で彼女を目の敵にしていたが、謎のミストを浴び電撃を操れるようになる。
フリント
声 - 佐久間元輝
シーズン2登場。地球のミスト能力者の1人で岩のような姿をした男性。一時AIMに捕らわれていた。世界安全保障委員会によるミスト能力者の迫害を受け、アティランに渡る。
原典はサンドマン(フリント・マルコ)に当たる。
ドクター・ハンク・ピム
声 - 増谷康紀
シーズン2第11話登場。ワスプのスーツを開発した初老の研究者。ワスプのスーツに巨大化能力を付与する。

  1. ^ a b 東映アニメーションの主要株主を米国法人によるソニー・ピクチャーズ エンタテインメントが、マッドハウスの主要株主を日本法人によるソニー・ピクチャーズ エンタテインメントがそれぞれ担当している。ただし、東映アニメーションとマッドハウスは、いずれもソニーグループの関連会社は持っておらず、ソニーグループ会社のサイトへのリンクも掲載されていない。





英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「マーベル フューチャー・アベンジャーズ」の関連用語

マーベル フューチャー・アベンジャーズのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



マーベル フューチャー・アベンジャーズのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのマーベル フューチャー・アベンジャーズ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS