マーク・トウェイン その他

マーク・トウェイン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/11 01:11 UTC 版)

その他

  • 弟のヘンリーが爆発事故で死ぬ数週間前、ヘンリーの死体が柩に横たわる夢を見ていた[7]
  • 死亡から7年後の1917年、エミリー・グラント・ハッチングズという女性がマーク・トウェインの霊と交信し『ジャップ・ヘロン』という氏の新作小説を口述筆記したとして本を出版した[8]
  • 世界初の実用タイプライタであるショールズ・アンド・グリデン・タイプライターを最初に購入した1人であり、これを "curiosity breeding little joker" と名付けた。
  • 切手と同様な糊を使用し、濡らすだけで貼り付けのできるスクラップブックの特許を1873年に取得した。これはトウェインに利益をもたらした唯一の発明とされている。
  • ヘレン・ケラーとも交流があり、ヘレンの自伝によるとヘレンの著作が出版された直ぐ後にマーク・トウェインの自宅に招待されて滞在した。マーク・トウェインはお客様が来た時は客が気遣いしなくても良いように終始自分がしゃべるようにしていたとのこと。別れ際にマーク・トウェインは家のバルコニーに出てヘレンたちの姿が見えなくなるまで手を振り続けてくれていたのだが、それがマーク・トウェインとの最後の別れになったそうだ。

参考文献

  • ロデリック・ナッシュ『人物アメリカ史(上)』足立康訳、新潮社〈新潮選書〉、1989年4月。ISBN 4-10-600358-9 

関連文献

  • 有馬容子 『マーク・トウェインコレクション20 マーク・トウェイン新研究』 彩流社、2002年。ISBN 4882025434
  • 飯塚英一 『旅行記作家マーク・トウェイン 知られざる旅と投機の日々』 彩流社、2005年。 ISBN 4-7791-1136-6
  • 石原剛 『マーク・トウェインと日本 変貌するアメリカの象徴』 彩流社、2008年。ISBN 4779113342
  • 亀井俊介 『亀井俊介の仕事 4 マーク・トウェインの世界』 南雲堂、1995年。ISBN 4523292299
  • 竹内康浩 『謎とき「ハックルベリーフィンの冒険」』 新潮社、2015年。ISBN 4106037629
  • 辻和彦 『その後のハックルベリー・フィン―マーク・トウェインと十九世紀アメリカ社会』 渓水社、2001年。ISBN 4874406513
  • 中川慶子、宮本光子訳 『マーク・トウェインのラブレター』 彩流社、1999年。ISBN 4882025825
  • 永原誠 『マーク・トウェインを読む』 山口書店、1999年。ISBN 4841108394
  • 那須頼雅 『「大愚」の遍歴―マーク・トウェイン論究』 篠崎書林、1978年。ASIN B000J8KGE8

関連項目


  1. ^ 木内徹「《書評》マーク・トウェイン著(金谷良夫訳) 『マーク・トウェイン スピーチ集』」『国際経営論集』第22巻、神奈川大学経営学部、2001年11月、316-316頁、CRID 1050282677546897792hdl:10487/11669ISSN 0915-7611NAID 1200053430882023年11月21日閲覧 
  2. ^ ナッシュp.178-179
  3. ^ ナッシュp.181
  4. ^ 他に野崎孝訳で、中央公論社「世界の文学53 イギリス名作集 アメリカ名作集」に所収。
  5. ^ 「サクラメント・ユニオン」(Sacramento Union)紙に連載。原本文では「ハワイ諸島」は「サンドイッチ諸島」となっている。トウェイン・コレクション15(彩流社)に収録
  6. ^ カリフォルニア大学・マーク・トウェイン プロジェクト編。旧版では『マーク・トウェイン自伝』勝浦吉雄訳、筑摩書房
  7. ^ 文藝春秋 リチャード・ワイズマン『超常現象の科学』255ページ マーク・トウェインは兄の死体が柩に横たわる夢を見、その数週間後に兄が爆発事故で死亡した。
  8. ^ 文藝春秋 リチャード・ワイズマン『超常現象の科学』160ページ カランの親しい友人で、マーク・トウェインの霊と交信したと主張するエミリー・グラント・ハッチングズの、奇妙な事件をご紹介しよう。ハッチングズは一九一七年に、この大作家みずからが口述で彼女に書き取らせたという小説『ジャップ・ヘロン』を発表した。(中略)マーク・トウェインが現世にいたころ、その作品の出版権を取得したハーパー&ブラザーズ社は、『ジャップ・ヘロン』のお粗末な内容が、自社出版物の売上げにマイナス影響をあたえたとして、訴訟を起こした。彼らは自分たちの証拠の一部として、来世についてきわめて懐疑的であったトウェインが、霊媒を介して文章を書き取らせたりするはずがないと主張した。






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