ポケットカメラ 沿革

ポケットカメラ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/28 19:41 UTC 版)

沿革

  • 1997年11月21日 - 『ポケットカメラ』、『ポケットプリンタ』を1998年2月21日に発売することを発表[3]
  • 1998年2月21日 - 『ポケットカメラ』、『ポケットプリンタ』発売[4]

仕様

本体基板
カメラ基板
  • 型名:MGB-006
  • 消費電力:DC 5V 45mW (ゲームボーイ本体より供給)
  • 被写界深度:20cm - ∞
  • 画素数:14336(縦112×横128)画素 モノクロ4階調
  • 使用温度範囲:10 - 40℃
  • 使用湿度範囲:20 - 80%
  • 本体寸法:幅57mm×高さ111mm×奥行き37mm
  • 本体重量:約55g

CM

前期のテレビCMには中山エミリが出演し、後期のテレビCMにはB.B.WAVESが出演した。

中山エミリが出演したものは2種類あり、中山もしくはナレーターが「世界ではじめてのあそべるカメラ」とアピールするものだった。

その他

  • ニール・ヤングのアルバム『シルヴァー・アンド・ゴールド英語版』のジャケット写真はポケットカメラにて撮影された写真を使用している[5]
  • 月刊コロコロコミックとタイアップした「コロコロコミックバージョン」のポケットカメラも非売品として存在しており、撮影画像用フレームに当時掲載されていた『学級王ヤマザキ』『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』のフレームが追加されている。ちなみにこの二つのフレームは通常のポケットカメラにも実装されているが、フレーム選択では呼び出せない様に設定されている。コロコロ版との画像交換で二種のフレームを使用した画像を受け取った際に呼び出すものとみられる。
  • 当時のゲームボーイの可能性を模索する目的のひとつとして「ゲームボーイをテレビにする実験」が行われており、その実験の応用でポケットカメラが生まれたといわれている。
  • エラー画面の落書きされた画像の人物はスタッフであり、普通に撮影したスタッフの写真に落書きしたものを取り込んでいる。画像は3種類あるが、うち2種類は日本語版と海外版とで画像が異なっている。
  • スタッフロールのBGMは、『MOTHER』のティンクル小学校内で流れるBGMのアレンジである。歌詞が存在し、ポケットカメラでは歌詞の一部をある方法で見る事が可能なほか、小学館発売の公式ガイドブック『ポケットカメラスーパーバイブル』に楽譜と歌詞が掲載されている。
  • スタンプには、『ポケットモンスター』のポケモンのグラフィックが用意されており、一部『』からのグラフィックが使われている。ピカチュウのみ『赤・緑・青・ピカチュウ』では使われていないグラフィックになっている。
  • 収録されている楽曲には、ポケットカメラ発売当時は日本では発売されていなかった『バルーンファイトGB』からのいくつかの曲が使われている。なお、やや原曲とはアレンジが異なるものもある。

脚注


  1. ^ 周辺機器の紹介”. 任天堂. 2021年7月21日閲覧。
  2. ^ a b c 株式会社QBQ編 『ゲームボーイクソゲー番付』マイウェイ出版発行、2017年。ISBN 978-4-86511-779-0 p114
  3. ^ ゲームボーイがデジタルカメラに 新製品「ポケットカメラ」に関して』(プレスリリース)任天堂、1997年11月21日https://www.nintendo.co.jp/corporate/release/1997-99/971121a.html2021年5月1日閲覧 
  4. ^ 任天堂、家庭用で 新製品を次々と 4月に「GBライト」発売」『ゲームマシン』(PDF)、第561号(アミューズメント通信社)、1998年4月1日、14面。
  5. ^ Hey Neil! Play these songs!” (英語). City Pages (2019年1月24日). 2020年7月8日閲覧。


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