ヘンリー・カットナーのクトゥルフ神話 カットナーの創造物

ヘンリー・カットナーのクトゥルフ神話

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/29 14:12 UTC 版)

カットナーの創造物

イオド

神。外宇宙の邪神で、地球では別の名で崇拝された。カットナーの神の代表例であり、最初の『クラーリッツの秘密』で言及され、最後の『狩りたてるもの』で登場を果たす。

ヴォルヴァドス

神。イオドと並んで挙げられることがある。クトゥルフ神話TRPGでは旧神とされる。

ニョグタ

神。後にリン・カーター(初期)が地の精の小神に分類し[7]、エディ・C・バーティンがシアエガという兄弟神を付け加えた。

ヒュドラ

HPL『インスマウスの影』の「母なるヒュドラ」と同名の怪物。

ズシャコン

神。アメリカ先住民の言語ではズ・チェ・クォンと呼ばれる。後にリン・カーターによって諸設定が補強される。

ファロール

神。夫人アラン・C・ムーアの作品に登場する神が、カットナーの作品に名前だけ登場している。

マイケル・リー

長身痩躯のオカルティスト。『セイレムの恐怖』『暗黒の口づけ』の2作に登場する。1作目でサンフランシスコ在住であることが語られている。2作目では家系についての言及があり、山田医師(博士)という協力者がいることが判明する。

後に日本の朝松健は、『聖ジェームズ病院』に若いころの彼を登場させ、キャラクターを掘り下げている。かつてはクトゥグアと契約して火の魔術を振るっていたが、この事件の教訓から邪神に対抗するために別の邪神の力を借りて用いることの危険性を知り、カットナー作品の時代では邪法を用いずに活動しているとされている。

イオドの書

文献。詳細不明。『恐怖の鐘』に登場したのみ。

後続作品ではローレンス・J・コーンフォードの『ウスノールの亡霊』に登場する。これにより設定上は起源がエイボン時代以前にまで遡るということになっている。







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