フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラとは? わかりやすく解説

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フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/21 04:29 UTC 版)

フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』(フランケンシュタインのかいじゅう サンダたいガイラ)は、東宝米国ベネディクト・プロが提携し、1966年(昭和41年)7月31日に封切り公開した日本の特撮映画[出典 5]カラーシネマスコープ(東宝スコープ)[出典 6]。同時上映は『ジャングル大帝』と『つるのおんがえし(人形劇)[9][6]


注釈

  1. ^ a b ノンクレジット
  2. ^ 本作品の後、『ウルトラマン』第18話ではウルトラマンとにせウルトラマンの戦いを描いており、書籍『大ゴジラ図鑑2』では本作品での成田の起用は『ウルトラマン』での怪人同士による善悪の対決を円谷が構想していたためと推測している[13]
  3. ^ 瓶類輸送車仕様を改造した架空の指揮車型。
  4. ^ 東宝公式サイト映画資料室では、スチュアート博士と表記している[7]
  5. ^ 来日スケジュールの都合から、脚本では出演シーンが内容未定となっていた[35]
  6. ^ 通訳も担当している[36]
  7. ^ 書籍『東宝特撮映画大全集』ではオープンカーの男[22]、書籍『モスラ映画大全』では車で立ち往生する男[37]と記述している。
  8. ^ 書籍『東宝特撮映画大全集』ではオープンカーの女[22]、書籍『モスラ映画大全』では困惑する女[39]と記述している。
  9. ^ 書籍『東宝特撮映画大全集』では、自衛隊幹部と記述している[22]
  10. ^ 「祥」の表記は示に羊。
  11. ^ 2017年にディスクユニオンから発売された本作品のサントラでは、「海外での一般的な表記」として曲名を「The Word Gets Stuck in My Heart」と紹介している。
  12. ^ 特技監督の円谷英二は、『フランケンシュタイン対地底怪獣』製作時のインタビューにて、次回作で大ダコを登場させることを公言していた[56]
  13. ^ 「ガルガンチュアの足跡なんて珍しくもない」との間宮雄三(佐原健二)のセリフがある。
  14. ^ アメリカの映画『Zaat』での劇伴音楽が使われた。

出典

  1. ^ a b c d ゴジラグラフィティ 1983, pp. 20–21, 「PART.1 フランケンシュタインの怪獣サンダ対ガイラ」
  2. ^ a b c d ヒットブックスVSモスラ 1992, p. 76, 「東宝怪獣激闘外伝」
  3. ^ a b c d ゴジラ大百科 1993, pp. 146–147, 構成・文 中村哲「東宝SF/怪獣映画・海外版大研究」
  4. ^ a b c d e f g ゴジラ来襲 1998, pp. 76–77, 「第2章 東宝・怪獣SF特撮映画の歩み 第2期(1962-1970)」
  5. ^ a b c ゴジラ画報 1999, pp. 130–131, 「フランケンシュタインの怪獣サンダ対ガイラ」
  6. ^ a b c d e 東宝特撮映画大全集 2012, p. 106, 「『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』」
  7. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak al am an ao ap aq ar as at au 映画資料室”. viewer.kintoneapp.com. 2022年2月20日閲覧。
  8. ^ a b c d e f 東宝特撮映画全史 1983, p. 547, 「東宝特撮映画作品リスト」
  9. ^ a b c d e 本多全仕事 2000, p. 124, 「本多猪四郎作品リスト」
  10. ^ a b c d e f g 円谷英二特撮世界 2001, pp. 116–117, 「フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ」
  11. ^ a b 本多全仕事 2000, pp. 68–71, 「本多猪四郎特撮映画の世界」
  12. ^ a b c d e 東宝写真集 2005, pp. 5–11, 「フランケンシュタインの怪獣サンダ対ガイラ」
  13. ^ a b c 大ゴジラ図鑑2 1995, p. 79, 「サンダ・ガイラ」
  14. ^ a b c 動画王特別編集ゴジラ大図鑑 2000, p. 84, 「1960年代 フランケンシュタインの怪獣サンダ対ガイラ」
  15. ^ a b c 東宝ゴジラ会 2010, pp. 297–298, 「円谷組作品紹介」
  16. ^ a b c 東宝特撮全怪獣図鑑 2014, pp. 42–43, 「地球防衛軍」
  17. ^ a b c d e f g 超常識 2016, pp. 260–263, 「同細胞から生まれた兄弟怪獣の対決 フランケンシュタインの怪獣サンダ対ガイラ」
  18. ^ a b c d e f 日本特撮映画図鑑 1999, pp. 40–41, 「フランケンシュタインの怪獣サンダ対ガイラ」
  19. ^ 本多全仕事 2000, p. 58, 「本多猪四郎全仕事・特撮映画編」
  20. ^ a b c 東宝特撮映画全史 1983, pp. 306–307, 「東宝特撮映画作品史 フランケンシュタインの怪獣サンダ対ガイラ」
  21. ^ a b GTOM vol.0 2022, p. 27, 「フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ」
  22. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s 東宝特撮映画大全集 2012, p. 107, 「『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』作品解説/俳優名鑑」
  23. ^ a b c 東宝特撮映画大全集 2012, p. 109, 「『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』撮影秘話/川北監督に訊く」
  24. ^ a b c オール東宝メカニック大図鑑 2018, pp. 104–105, 「『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』」
  25. ^ 超最新ゴジラ大図鑑 1992, p. 182, 「SF兵器」
  26. ^ a b c d 動画王特別編集ゴジラ大図鑑 2000, p. 87, 「1960年代 フランケンシュタインの怪獣サンダ対ガイラ」
  27. ^ a b c 東宝特撮メカニック大全 2003, p. 95, 「1960s レーザー放射機」
  28. ^ a b c 東宝特撮映画大全集 2012, p. 108, 「『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』怪獣図鑑/兵器図録/資料館」
  29. ^ a b 超最新ゴジラ大図鑑 1992, pp. 168–170, 「陸上兵器」
  30. ^ 東宝特撮メカニック大全 2003, p. 306, 「通常兵器 [陸上]」
  31. ^ a b オール東宝メカニック大図鑑 2018, pp. 102–103, 「『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』」
  32. ^ 東宝特撮メカニック大全 2003, p. 299, 「通常兵器 [航空]」
  33. ^ オール東宝メカニック大図鑑 2018, p. 106, 「『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』」
  34. ^ a b c 東宝特撮映画全史 1983, p. 537, 「主要特撮作品配役リスト」
  35. ^ a b 特撮秘宝3 2016, p. 121, 「東宝:ベネディクトプロ合作『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』シナリオ決定稿完全採録」
  36. ^ フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ The War of the Gargantuas”. 本多猪四郎オフィシャルサイト. 2017年8月28日閲覧。
  37. ^ a b モスラ映画大全 2011, p. 63, 「脇役俳優辞典21」
  38. ^ モスラ映画大全 2011, p. 35, 「脇役俳優辞典10」
  39. ^ モスラ映画大全 2011, p. 133, 「脇役俳優辞典39」
  40. ^ モスラ映画大全 2011, p. 19, 「脇役俳優辞典03」
  41. ^ モスラ映画大全 2011, p. 27, 「脇役俳優辞典06」
  42. ^ モスラ映画大全 2011, p. 29, 「脇役俳優辞典07」
  43. ^ モスラ映画大全 2011, p. 53, 「脇役俳優辞典18」
  44. ^ a b モスラ映画大全 2011, p. 61, 「脇役俳優辞典20」
  45. ^ モスラ映画大全 2011, p. 89, 「脇役俳優辞典28」
  46. ^ a b モスラ映画大全 2011, p. 91, 「脇役俳優辞典29」
  47. ^ モスラ映画大全 2011, p. 69, 「脇役俳優辞典24」
  48. ^ モスラ映画大全 2011, p. 129, 「脇役俳優辞典37」
  49. ^ モスラ映画大全 2011, p. 153, 「脇役俳優辞典42」
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  51. ^ Furankenshutain no kaijû: Sanda tai Gaira (1966) - Trivia” (英語). インターネット・ムービー・データベース. 2017年8月28日閲覧。
  52. ^ 怪獣大戦争』DVDのオーディオコメンタリーによる。
  53. ^ 特撮秘宝3 2016, p. 111, 「祝・ガイラ生誕50周年!! 佐原健二」.
  54. ^ ゴジラ大百科 1993, p. 162, 構成・執筆 早川優「ゴジラ映画を100倍楽しくする 東宝怪獣映画カルト・コラム 29 東宝1/12シリーズのおもしろさ」
  55. ^ 東宝特撮映画大全集 2012, p. 97, 「『フランケンシュタイン対地底怪獣』撮影秘話/川北監督に訊く」
  56. ^ 東宝特撮映画大全集 2012, p. 130, 文 鈴木宣孝「撮影秘話-特別編- 東宝特撮映画とその海外進出3 異色のフランケンシュタイン映画」
  57. ^ a b 別冊映画秘宝編集部 編「鈴木桂子(構成・文 友井健人/『映画秘宝』2010年12月号掲載)」『ゴジラとともに 東宝特撮VIPインタビュー集』洋泉社〈映画秘宝COLLECTION〉、2016年9月21日、223頁。ISBN 978-4-8003-1050-7 
  58. ^ a b 友井健人 編「青木利郎さんの思い出(文・三池敏夫)」『別冊映画秘宝 昭和メカゴジラ鋼鉄図鑑』洋泉社〈洋泉社MOOK〉、2019年4月6日、89頁。ISBN 978-4-8003-1628-8 
  59. ^ 本多全仕事 2000, pp. 113–115, 池田憲章「特撮をのみこんで活性化する本多猪四郎監督作品」
  60. ^ a b c ゴジラ来襲 1998, pp. 185–189, 「第6章 海の向こうの東宝特撮」
  61. ^ パトリック・マシアス「『ゴジラ対悪魔』を作ろうとした男」『オタク・イン・USA 愛と誤解のAnime輸入史』町山智浩(訳)、太田出版、2006年、67頁。ISBN 978-4778310028 
  62. ^ Fox, Andrew (2022年2月10日). “Godzilla’s Jewish Hollywood Friend” (英語). Tablet Magazine. https://www.tabletmag.com/sections/arts-letters/articles/godzilla-jewish-hollywood 2022年8月6日閲覧。 
  63. ^ 11/16 今週のJ-WAVE SELECTION 【 The World Of Tim Burton 】”. J-WAVE SELECTION. J-WAVE (2014年11月16日). 2022年9月12日閲覧。
  64. ^ a b Hugh Hart「ブラッド・ピットに影響を与えた「日本の怪獣映画」」『WIRED』、コンデナスト・ジャパン、2012年3月1日、2017年8月28日閲覧 
  65. ^ 相原斎 (2022年9月5日). “3年ぶり来日も変わらぬ「日本愛」ブラッド・ピット 新作PR活動も「仕事」にあらず!?”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202209010000093.html 2022年9月12日閲覧。 
  66. ^ FORZA STYLE (2011年1月28日). “「僕はまだ、思春期を こじらせている」 『進撃の巨人』 諫山創”. 現代ビジネス (講談社). https://gendai.media/articles/-/1980 2021年4月16日閲覧。 
  67. ^ “「MEG」監督が“特撮愛”を表明!お気に入りは「サンダ対ガイラ」”. 映画.com (エイガ・ドット・コム). (2018年7月27日). https://eiga.com/news/20180727/7/ 2021年4月16日閲覧。 
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  69. ^ 谷川建司 (2023年2月7日). “昭和ウルトラマン世代のトラウマ怪獣映画『サンダ対ガイラ』~「進撃の巨人」「007」との共通点、そして怪獣のハリウッド進出~”. BANGER!!! (ディスカバリー・ジャパン). https://www.banger.jp/movie/92373/ 2023年9月11日閲覧。 
  70. ^ まんが:井上のぼる+原作:馬渕薫「フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ」ふろく”. k.mandarake.co.jp. 2024年1月7日閲覧。
  71. ^ ゴジラ大百科 1993, p. 35, 「追悼 本多猪四郎監督 大森一樹」
  72. ^ “またまたベストセラー御礼『GODZILLA プロジェクト・メカゴジラ』対談!! 大樹連司×白土晴一”. カドブン (KADOKAWA). (2018年6月25日). https://kadobun.jp/feature/talks/72.html 2024年5月21日閲覧。 

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