ニック・プント ニック・プントの概要

ニック・プント

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/17 09:08 UTC 版)

ニック・プント
Nick Punto
セントルイス・カージナルスでの現役時代
(2011年6月28日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国
出身地 カリフォルニア州サンディエゴ
生年月日 (1977-11-08) 1977年11月8日(44歳)
身長
体重
5' 9" =約175.3 cm
195 lb =約88.5 kg
選手情報
投球・打席 右投両打
ポジション 内野手
プロ入り 1998年 ドラフト21巡目でフィラデルフィア・フィリーズから指名
初出場 2001年9月9日 モントリオール・エクスポズ
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
国際大会
代表チーム イタリア
WBC 2009年2013年

経歴

プロ入りとフィリーズ時代

1998年MLBドラフト21巡目でフィラデルフィア・フィリーズに入団。

2001年メジャーデビュー。この年は4試合のみの出場に終わったが、打率.400を記録した。

ツインズ時代

2007年3月17日

2003年12月3日に、エリック・ミルトンとのトレードで、カルロス・シルバとボビー・コレッキーと共にミネソタ・ツインズに移籍。

2006年は、1本塁打ながら、打率.290・45打点・17盗塁(失敗は5)と自己最高のシーズンを送り、シカゴ・ホワイトソックスオジー・ギーエン監督に「ピラニア」と称されたしつこいツインズ打線を牽引した。

2007年は、開幕から正三塁手としてプレーするも、打撃不振に陥ってしまった。ルイス・カスティーヨをシーズン途中で放出したこともあり、二塁手と遊撃手もこなしながら、自己最多となる150試合に出場し、16盗塁をマーク。だが、打率.210、出塁率.291と自己ワーストクラスの成績に終わった。

2009年には、イタリア系アメリカ人という事で第2回WBCイタリア代表に選出されている。

カージナルス時代

2011年1月21日に、セントルイス・カージナルスへ移籍した[1]。この年、自身初めてワールドシリーズを経験した。

レッドソックス時代

2011年12月14日に、ボストン・レッドソックスへ移籍した[2]

ドジャース時代

2013年5月29日

2012年8月25日ジョシュ・ベケットエイドリアン・ゴンザレスカール・クロフォードと金銭と共に、ジェームズ・ローニーイバン・デヘスースアレン・ウェブスターと後日発表の2選手(ルビー・デラロサジェリー・サンズ)とのトレードでロサンゼルス・ドジャースへ移籍した[3]

2013年には、2大会連続で第3回WBCイタリア代表に選ばれた。

アスレチックス時代

2013年11月15日オークランド・アスレチックスと1年契約を結んだ[4]

2014年は主に内野のバックアップとして起用されていたが、8月3日に右ハムストリングの故障で15日間の故障者リスト入りした[5]。9月9日に復帰[6]。この年は73試合に出場し、2本塁打14打点3盗塁、打率.207だった。オフの12月19日に放出された[7]

ダイヤモンドバックス傘下時代

2015年1月7日に、アリゾナ・ダイヤモンドバックスとマイナー契約を結んだ[8]。しかし2月20日に引退はしないものの、このシーズンはプレーしないことを表明した。

選手としての特徴

バントなどの小技も上手く、守備はセカンドサードショートでの起用が主だが、レフトでのプレー経験もあり、とても器用な選手である。


  1. ^ Cards pick Punto to help with infield defense
  2. ^ Punto joins Red Sox as club bolsters bench
  3. ^ Red Sox, Dodgers Complete Nine-Player Blockbuster” (英語). MLBTradeRumors.com. 2013年10月24日閲覧。
  4. ^ Oakland adds versatile Punto to infield mix
  5. ^ A's Place IF Nick Punto on the DL; Recall 1B Nate Freiman from Sacramento”. MLB.com A's Press Release (2014年8月3日). 2014年12月20日閲覧。
  6. ^ A's Reinstate IF Nick Punto from the Disabled List”. MLB.com A's Press Release (2014年9月10日). 2014年12月20日閲覧。
  7. ^ Peterson Claimed off Waivers by Cubs; Punto Released”. MLB.com A's Press Release (2014年12月19日). 2014年12月20日閲覧。
  8. ^ Cash Kruth D-backs ink veteran infielder Punto to Minor League deal MLB.com (2015年1月8日) 2015年1月24日閲覧


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