トランクス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/08 08:42 UTC 版)
構造
他の種類の下着であるブリーフなどよりは、下着には見られない色、柄を採用したものが多い。その為、皮脂・汗などによる汚れが目立ちにくい。
男性器を出すための前開きは当初[いつ?]はボタンや金属フックを用いて閉じられていたが、その後[いつ?]、縫製技術が進歩したことでボタンやフックを用いることはなくなったり、ゴムの耐久性が増したことで前開きのない前閉じ型のトランクスも出現するようになった。
発売当初[いつ?]は無地やストライプ柄が主流であったが、普及するに連れて多様化するようになった。柄の種類はチェック柄、キャラクター柄、プリント柄、先染め柄、模様柄、ストライプ柄などがある。スタイルは総柄とパネル柄に分けられる。基本的に、総柄が多く、プリント・ブランド物などを中心に多く見かける。パネル柄はキャラクター物のみに存在し、前後(陰部とお尻の部分)別々のプリントがなされている。柄の例としては、バック部分若しくはフロント部分に大きくキャラクターなどがプリントされたり、バックに小さくマーク、文字やロゴマークなどのワンポイントがプリントされているものがある。
形状
2種類の形があり、ジョギングパンツ型や短パン型(ボックス型、半ズボン型とも呼ばれる)に分けられる。
ジョギングパンツ型
丸みを帯びた形で、太股の部分に丸みを持ったスリット(切り込み)と、裾にラインがあるのが特徴のタイプである。(パネル柄の場合、柄とは別に単色が使用される。)
ほとんど、このジョギングパンツ型が流通しており、子供用のトランクスは一部を除いて大部分がこの形に統一されている。
短パン型
その名の通り短パン(半ズボン)型をしており、四角くて角張った形を持つタイプである。
子供用にはあまり見られないが、成人用に多く使われている形で、多くは前部に排尿時などで男性器を出すための前開き穴があり、横と裾の部分にラインがない。成人用ではジョギングパンツ型でも前開き穴があるものが大半であり、子供用に関しては半数ぐらいは前閉じであるが、大人用は大半が前開きであり、キャラクター物など以外では、非常に希少にしか前閉じ型は存在しない。
トランクスと同じ種類の言葉
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