テミストーとは? わかりやすく解説

テミストー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/24 02:11 UTC 版)

テミストー古希: Θεμιστώ, Themistō)は、ギリシア神話の女性である。長母音を省略してテミストとも表記される。ラピテース族の王[1]ヒュプセウスの娘で[2][3][4][5]アステュアギュイア[6]キューレーネーと姉妹[7][8]。通常、テミストーはボイオーティア地方の都市オルコメノスの王アタマースの第3の妻で、アタマースとの間にレウコーン、エリュトリオス、スコイネウス、プトーオスを生んだ[2]。あるいはスピンキオス、オルコメノスを生んだ[3]


注釈

  1. ^ テミストーはここではニュムペーの娘となっている。

脚注

  1. ^ ピンダロス『ピュティア祝勝歌』第9歌14行。
  2. ^ a b c アポロドーロス、1巻9・2。
  3. ^ a b c ヒュギーヌス、1話。
  4. ^ ヒュギーヌス、239話。
  5. ^ ヒュギーヌス、243話。
  6. ^ シケリアのディオドロス、4巻69・3。
  7. ^ シケリアのディオドロス、4巻81・1。
  8. ^ ピンダロス『ピュティア祝勝歌』第9歌13行-18行。
  9. ^ アポロドーロス、3巻4・3。
  10. ^ ヒュギーヌス、4話。
  11. ^ ヘーシオドス、261行。
  12. ^ 『偽クレメンス文書』10巻21。”. Canadian College of English Language. 2022年4月29日閲覧。
  13. ^ ビューザンティオンのステパノス英語版、Galeōtai の項。


「テミストー」の続きの解説一覧




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「テミストー」の関連用語

テミストーのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



テミストーのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのテミストー (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS