タイガーマスクW 用語

タイガーマスクW

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/11 05:59 UTC 版)

用語

タイガーマスク関連
虎の遺産(とらのいさん)
東ナオトが高岡拳太郎から譲り受けた、タイガーマスクの覆面[注 44] とマント。および、それに付随した富士山麓にある鍛錬所(通称「富士の穴」。#過去作との関わりを参照)の使用許可。
初代タイガーマスク・伊達直人が消息を絶ってから半世紀近く経った現在、鍛錬所の巨像は朽ちて倒れ、付近は熊も出没するほどの荒れ野と化しているが、地下の施設は虎の穴復活に備えて拳太郎が近代的設備に改修し、維持されていた。
ジパングプロレス壊滅後に拳太郎と知り合ったナオトは、「虎の穴」とGWMの関わりやタイガーマスクの大まかな伝説を聞いた後、地下施設に秘蔵されていた覆面を引き継ぎ、「虎になる」ことを決意した。
高岡は鍛錬所の使用について「虎の穴との関わりが無い者」、「レスラーである者」の2点を絶対条件としており、最初の点については後にタクマが虎の穴との決別を決意したことで使用許可を出したが、タクマに随行したルリコへの入場に際しては2点目を説明し頑として認めなかった[注 45]
男の根性(おとこのこんじょう)
本作におけるキーワードの一つ。元々は第1作目オープニングでの2番(フルコーラス版では3番)の歌詞の一部である[注 46]。劇中での初出は第1話の対イエローデビル戦で藤井大助が発したものであり、その闘志を受け継ぐかのように、度々ナオトも心中で「男の根性、見せてやる!」のような言い回しで唱え、窮地を脱している。
黄色い悪魔(きいろいあくま)
英語にすると「Yellow Devil 」だが、日本語にした場合はタイガーマスクを蔑するニュアンスで用いられる。これは初代タイガーが虎の穴レスラーだった頃、組織で教え込まれた「反則おかまいなしのファイトスタイルとその無類の強さから[注 47]」誰ともなく侮蔑と畏怖を込めて「黄色い悪魔」と呼んでいたことに由来する。
初代タイガーが虎の穴を抜け正統派レスラーに転じた後は死語となっていたが、ナオトがGWMと契約し、ラフファイトを連発するようになった[注 48] ことで「黄色い悪魔」は時を超えて蘇り、観客からの罵声を浴びるようになる。
ロシモフ
富士山麓の鍛錬所に備え付けてある、拳太郎が独自に造った練習用ロボット。外部からのプログラミング操作で本物のレスラーには及ばないがそれなりに動ける[注 49]。ナオトがタイガーマスクとしてデビューする前は主にロシモフを相手として技を磨いていたが、新日と縁を持ち人間のレスラーと練習できるようになってからは使用することも少なくなった(ナオトよりボディが大柄なので、対ビッグフット戦を想定した体さばきのシミュレートなどで時おり使用)。
虎の穴・GWM関連
虎の処刑(とらのしょけい)
虎の穴に所属するレスラーが大試合で外部組織の所属レスラーに敗北したり、組織に対して何らかの問題行為を行った際に執行される懲罰的な仕置き。劇中ではオーディンがタイガー(ナオト)に無様な敗北を喫したことで本国に強制送還された後に執行。
仕置きの方法は様々あるようだが、一例としては有望な虎の穴出身レスラー(劇中ではタクマ・ケビン・マイク)が強烈な技を四六時中(休憩・リカバリー無しで)かけまくる(一応、彼らが新しい技を編み出すため我が身を差し出すという名目になっている)。もちろん反撃は一切認められない。
ヘル・イン・ザ・ホール
「虎の処刑」を受ける身となったレスラーたちが再び表舞台に立てるチャンスを得られる唯一の方法。「ザ・ホール」と略されることもある。
存在が劇中で明かされた当初は虎の処刑すら生ぬるく感じる「地獄」とのみ示唆されていたが、タクマとケビンがエントリーした際に彼らの勝敗を賭博の対象としてデスマッチの連続試合を強いられるノールールで相手を倒すごとに凶器が渡され、それの使用もありの過激で過酷なバトルロイヤルと明かされた。その戦いは「観客は大金を、選手は命を賭けた」地下プロレスとして開催。闇の試合であるため出場レスラーは試合の結果が生死に関わるものであっても罪に問われない。
なお実際の試合場は某国の荒涼とした山全体が使われ、別々の位置に放たれた選手同士は、相手に遭遇したら戦うも良し(逃げ切れるものならば逃げるも良し)、組んで他者に挑むも良し(と見せかけて裏切るも良し)。とにかく山の頂上にたどり着いてそこにいる「門番」を倒せばクリア。晴れて自由の身となれる(なお賞金も出る)。
ブラックアウト
「ザ・ホール」において、外界に通じるゲートのカギを持つ「地獄の門番」役。人間ではなくエヴァンスの所有する企業が開発した自立歩行型兵器(エヴァンスいわく「わかりやすく言えばロボット」)。
その行状と顛末については#ストーリーの節や#エヴァンスなどの記述に詳しく書いてあるのでここでは省略。
MAXドーム(マックスドーム)
GWMが本格的な日本プロレス界の制圧拠点として千駄ヶ谷に建設した巨大な常設会場。
オープニングツアー(こけら落とし興行)として「覆面ワールドトーナメント」が開催された。
ドーム内には複合商業施設やホテルなども併設されており、ホテルには来日したGWM所属のレスラーも宿泊する。
虎の穴壊滅後はGWMの日本撤退により売却された。
興行関連
覆面ワールドトーナメント(ふくめんワールドトーナメント)
英称「 THE MASKED WORLD TOURNAMENT
MAXドームのオープニングツアーとして開催されたトーナメント。マスクマンレスラーであることがエントリーの最低条件で第1作目で開催された「ふく面ワールドリーグ」を彷彿とさせる名称のため、ミスタークエスチョンが乱入時「いっそリーグ戦にでもするか?」と発言している。
様々な事情により参加したレスラーの半分は即席マスクマンであるが、トーナメントを開いた真の理由は必ずエントリーしてくるであろうタイガーマスクをGWMレスラーに徹底的に叩きのめしてもらうためだったので、タイガー戦のほかはさほど重要ではない。
最終的にタイガーが優勝し賞金10万ドルを手にしたが、それが目的でなかったナオトは全額寄付してしまい、そのことを後で知った春奈は大いにガッカリした。
ウォーゲーム
GWMジャパンが開催したビッグトーナメント第2弾。「究極のトーナメントバトル」という触れ込みで優勝賞金も破格の100万ドルが用意され、世界中から総勢80名近くのレスラーが参戦した。
特設リングは八層のバトルフィールド[注 50] が重なったピラミッドのような状態になっており、レスラーは一つ勝つごとに層を登り、最終的には頂上で試合が行われ[注 51] 生き残ったものがトーナメントを制する。
当初、優勝者はザ・サードへの挑戦権を得られることになっていたが、彼の強い希望により自身も参戦。その際、「自分に勝った者には(GWM世界ヘビー級チャンピオン)ベルトを与える」と観客に宣言、チャンピオンの座を争奪する側面も付与されている。これはサードの独断で発言したものでミスXは彼の勝手な振る舞いに苦渋しつつも「チャンプの発言は絶対」としてこれを追認しているが、サードが優勝しチャンピオンの座は揺るがず終了。この約束は空手形に終わった(なおサードが100万ドルを手にしたかどうかは劇中で描かれていないので不明)。
ファイナル・ウォーズ
日本における地固めを完了したと判断したGWMが、完全制圧の総仕上げとして新日に仕掛けた両団体対抗戦シリーズの総称。
前哨戦を経てMAXドームで行われた最終決戦では、両団体より選ばれた精鋭5人がシングル・タッグマッチなど5つの試合を行い、総試合中3勝した団体が負けた団体のチャンピオンベルトを総取りし、タイトルマッチを思うままに組める権利を持つ。GWMが勝てばベルトが奪われ団体内で完全管理されるのは確実であり、チャンプのいない新日は潰れるのを待つだけの状態となる。
この最終決戦ではGWMからザ・サード、ザ・セカンド、ザ・ブラック、ミラクル1・2が、新日からはオカダ、棚橋、真壁、そしてタイガーが選抜された。(本来は5人目に内藤が選ばれていたがメキシコから帰国中連絡がつかず、ひとまずメンバー「X」として誤魔化している)
必殺技関連
必殺技(ひっさつわざ)
いわゆるフィニッシュホールド。大技を序盤から双方とも連発しては受けるか返すかの連続になることが多い21世紀のプロレス(ハイスパートレスリング)において、トップレスラーは相手に返されることが少ないオリジナルの必殺技を持つことが必須(来間ヒカリの見解による)。仮に技を破られても、再び新たなる必殺技を編み出せるのが、トップの証とも言える。
ナオトはタイガーとなってからはプロレスの基本的な技(バックドロップなど)でフィニッシュをきめることが多かったが、ミスタークエスチョン(の正体である男性)から「GWMのレスラーに勝ち続けるには、先代タイガーが使っていたウルトラタイガードロップのような強力な必殺技が必要不可欠である」と、ナオトにオリジナル必殺技を編み出すことをアドバイスした。
猛虎重爆(もうこじゅうばく)
ミスタークエスチョンのアドバイスを受けたナオトが後述する「炎の槍特訓」の際に出したサマーソルトジャンプ(木やリングのコーナーポストを使い相手の頭上を飛び越える)を基に発展させたオリジナル必殺技。マスコミ関係者から名前を尋ねられたタイガーマスクが一切技名を答えなかったため「名無しの必殺技」とも呼ばれていたが、36話にて高岡拳太郎が命名していたにもかかわらず、そのセンスが古かったため一切使われなかったことが判明した。
ナオトは頭よりカラダを動かして思考するタイプなので練習では納得のいく技を完成できなかったが、タイガー・ザ・ダーク戦で窮地に追い込まれた際サマーソルトから両ひざを相手に叩き込む技を(ダブルフライングニードロップ)とっさに繰り出して勝利。この「未完成版」を経て、イエローデビル(ビリー)戦でも同様の展開でWFニードロップを見舞い、そのままの態勢で首を掴み(ネックホールド)マットに倒れこみ、落下の衝撃を相手の胸板と頸にダブルで与える3つの技のコンボを出せたことで「完成版」に至った。
ビリーは「未完成版」を一度見ていたため、この技は見切ったと思っていたが、発展する技だとは見抜けず、まともに衝撃を喰らいついに敗北した。
その後も様々な試合で無敵のフィニッシュホールドとして使われたが、ウォーゲームにおいてダークとの再戦時、WFニードロップを見舞う際にダークにカウンター技を喰らい(途中ケビンのアシストを挟まれつつ)逆にダークネスドライバーを受け3カウントを取られる。これにより無敵技ではなくなり、タイガーは手痛い「初敗北」を喫することとなった。
タイガーファング
ナオトがタクマとの特訓の中で編み出した新必殺技で、相手の肩もしくは脳天にかかと落としを当てた直後にもう一方の足を蹴り上げて膝蹴りを顎に当てる技。3メンタッグマッチでの初披露時はミラクル2ことケビン・アンダーソンを病院送りにしたものの、その後のタッグマッチ戦でザ・サードに放った際は、間合いを詰められかかと落としの間合いを外されたため不発に終わった。
高岡拳太郎は「虎挟み」と名付けようとしたが、叔父のネーミングセンスは前時代的にすぎると判断した春奈が解説席のふくわらマスクに技名を伝えた際に名前を変更されてしまった。
サクリファイス
ザ・サードの必殺技。相手の両足を「4の字固め」にした状態で真上に持ち上げ、跳躍と同時に前進して相手の上半身を床に叩きつけた後、相手の両足を「4の字固め」の形に固定したまま前方に押し込む。ウォーゲームでこの必殺技を受けたダーク(タクマ)は、両足の骨を折るなどの重傷を負った。
クロスボウ
タクマがザ・サード(と虎の穴)へのリベンジのために開発・温存していた秘密兵器。斜め十字に組んだ両腕で相手の下顎をかち上げた直後、高速で腕を左右に振りぬくことによって脳に揺さぶりをかけつつ弾き飛ばす。未見であったことに加えてデビルトルネードを空振りした直後に繰り出され、ザ・サードはまともに食らって自陣コーナーにまで吹き飛ばされ、前後不覚の状態に陥った。ナオトはこの技からタイガーファングのヒントを得た[24]
裏技(うらわざ)
本作では「プロレスの反則技の中でも、あまりにフザけている(のでヒールレスラーですら使う気が引ける)攻め技」といった意味で用いられる。
劇中では一例として、ふくわらマスクがウォーゲーム中、タイガーが二人のタッグに攻められているのをアシストする目的で敵の虚を突き、いわゆる「カンチョー」を行ったことがある。相手は悶絶。これを取材観戦していた来間ヒカリは「天国でプロレスの神様が拍手喝采[注 52]」と評した。
その他
平成の墨田川決戦(へいせいのすみだがわけっせん)
覆面ワールドトーナメントの開催初日は新日も両国アリーナでIWGPタッグチャンピオン戦を開催する日であったため、東京では二大団体が同時に大規模興行を打つ、いわゆる「興行戦争」状態が起こった。これを高岡拳太郎が現役時代の記憶から、「平成の墨田川決戦」と印象を述べた(「墨田川決戦」の詳細は「興行戦争」の項に記載があるので、そちらを参照)。
炎の槍特訓(ほのおのやりとっくん)
タイガー必殺技開発に協力するため棚橋・若松が行った「新日伝統の特訓[注 53]」。「槍」とあるが実際には木の棒の先端にボロ布を巻き付けたもの。これに油を染み込ませたあとで着火して相手(この場合タイガー)を突く。
大火傷するかも知れない極限状況に身を置くことで、カラダを頭ではなく本能的に動かし、そこからインスピレーションを得ようという趣旨である。

  1. ^ 次回予告でも決め台詞として登場するが、終盤では「最強の虎は 俺とお前だ」となる。
  2. ^ テレビ朝日では2016年10月 - 2017年3月までは第1部で放送、同年4月以降は『ワープロ』の放送時間が60分早まったため第2部で放送した。
  3. ^ ブシロードはテレビ放送において新日本プロレスと共にスポンサーになっている。
  4. ^ 「月刊プロレスワールド」記者・来間ヒカリがタイガー(ナオト)へのインタビュー時に「初代タイガーの正体は伊達直人」と明言しており、『W』の時代の頃には高岡拳太郎以外にも初代の正体は明らかになっている。
  5. ^ 試合前には初代タイガーマスク(伊達直人)を彷彿とさせるスーツ姿でキングタイガーと記者会見を行っている。劇中でナオトがスーツを着用しているのはこのシーンのみだけである。
  6. ^ この時点では、タイガー(ナオト)はダークの正体が友人でもある大助の息子・タクマであることは知らなかったため、ダークに必殺技を決められ気絶したタイガーは控え室で意識を取り戻した際、自身がウォーゲームに参加した目的でもある「ザ・サードへの挑戦」をダークに阻まれたことへの苛立ちから「なぜダークは俺の邪魔ばかりするんだ!?」と声を荒らげたり、ロッカーの扉を殴り付けるなどをしていた。
  7. ^ ザ・ホールにおいては素顔の「タクマ」名義で戦った。
  8. ^ Smile(笑顔)・Shakehand(握手)・SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)・Song(歌)を意味する。特にSongについては春奈に強制させようとしていた。
  9. ^ 両親については明言されていないが、高岡拳太郎の妹・洋子がアニメ第1作で登場している。
  10. ^ その肉体は腹筋に力を込めて締めるとしっかりと割れているのがわかるレベルにまで達しており、これを見たミントはさらに直に体の各所を触れてから称賛した。
  11. ^ 一方でナオトの携帯には第18話で送られた荷物に同封された四つ折りの手紙の画像(筆書きの殴り書きで「連絡ぐらいしなさい!!」の文字と怒りを表現している春奈の顔)に「春奈ちゃん」の名前で登録されている。タイガーから無言でその手紙を見せられた若松は「尻に敷かれそう」と驚きを隠さなかった。
  12. ^ 但し拳太郎には、彼と自身の母との間で「春奈をプロレスラーにはしない」という約束を交わしているため、秘密にしている
  13. ^ エピソード8では、春奈は、彼女の叔父が世紀の変わり目からプロレスの世界を去ったと言い、彼の足の怪我はタイガー・ザ・グレートのものとの彼の試合の結果ではありません。
  14. ^ サードがデビルトルネードなど、イエローデビルの必殺技を次々と繰り出した際に気付いた。
  15. ^ 来間ヒカリがダーク(タクマ)へインタビューした際のセリフから、初代タイガーの正体同様「虎の穴と呼ばれる組織が過去に存在した」という点については周知の史実になっている。後にザ・サードが記者たちに自身の出自を明かして以降は、虎の穴が現在も存続していることが明らかになりつつある。
  16. ^ オーディンが「虎の処刑」を受けている際、癇に障った発言をした際には彼にムチ打ちをしたこともある。
  17. ^ この件を高岡春奈に電話で説明した際、レディが「契約書の隅に小さく書いてあった」と不正スレスレなやりかたを明かしている(もっともタイガー側は条項自体ほとんど目を通していなかった模様)。
  18. ^ この時期、対外的には「ファーム(2軍)で調整中」ということにしていた(来間ヒカリに取材を受けた際のコメントより)。
  19. ^ GWMのロゴタイプについてはミスX曰く「退職間際に使用許可は貰っておいた」とのこと。
  20. ^ ドラマCDではミスXのアシスタントを名乗っている。
  21. ^ オフの日には京都にプライベートで旅行に出かけ、ご当地のスイーツを賞味したり、寺で座禅を組むなど、日本での生活もそれなりに楽しんでいる。
  22. ^ 日本に残ってることに驚いた春奈に「外でキャリアを積むのも良いかと思って」と伝えている。
  23. ^ 柴田はオープニングナレーションも担当している(#主題歌の節参照)。
  24. ^ アニメ第1作のミスターXは劇中で事故死しており、本作の第7話においても当代のミスターX自身がそれを認めている。また当代のミスターXの執務室には、第1作のXのものと思われる杖とシルクハット、ひびの入ったモノクルが飾られており、先代への思い入れの深さが伺われる。
  25. ^ 旧・虎の穴では「裏切者許すまじ」という鉄の掟があり、初代タイガー(伊達直人)へ明確な殺意を持って執拗に刺客を送ったのは直人が組織を裏切ったことに対して制裁を課すという側面が強くあった。
  26. ^ ミスターXの執務室には、ザ・サードの祖父である初代グレートの肖像画が飾られている。
  27. ^ 技の仔細は「#サクリファイス」を参照。
  28. ^ 設定では「ザ・サードが(元々存在していた団体を)乗っ取った」とされている
  29. ^ タクマが虎の穴卒業試験でトップ成績で合格しダークのマスクをミスXから受け取った際「虎の穴の伝統あるマスクを授ける」という趣旨の発言をしており、GMWのレスラーにとってマスクマンになることは言わば「強者の証」とも言える。
  30. ^ 本当は割とすぐに回復しており、セミファイナルマッチの前座試合では素顔でマイクとコンビを組みドラゴンヤング&ポセイドン組とタッグ試合を行った。
  31. ^ キャスリンから送られた手紙の宛名には「Henly Grim」と記載されている。
  32. ^ リングの上空(数mほど)に鉄パイプが柵状に組まれており、大車輪などの体操技を使えば遠心力でキックなどを通常の数倍に高めることができる。
  33. ^ 当初は30分を予定していたが、ダーク戦を終え疲労したタイガーに回復の時間を与えないため、ミスXが急きょ短縮した。
  34. ^ ミルクはフリル多めでホワイト主体の、ミントは薄青緑色主体(アクセントとしてブラックも使用)のスポーティなものを着ている。
  35. ^ 都市部の試合会場へ向かう際は、スウェットスーツ上下にサンダル履きのラフな格好で手提げ紙袋を持ち、さらに覆面を着けたまま電車に乗るフランクな移動を好む。
  36. ^ トーナメント一回戦終了後、解説席に乱入し、勝手にゲスト解説者として試合の解説を行うが、ミスXもそれを排除したり止めさせようとはせず、準決勝以降は正式に解説者としてオファーを受けた模様。
  37. ^ 前述のウォーゲームの際、ふくわらマスクがザ・サードに対し「(やはり)アンタか」とつぶやいた際、ザ・サードもふくわらマスクに対し「ケイジ・・・お前か」と応えている。
  38. ^ この時、「虎の穴」脱退者という同じ過去を持つ拳太郎のことを「先輩」と呼んで拳太郎に訝しまれてしまい、「人生の先輩、ってことで」と慌てて誤魔化した。
  39. ^ 当時の正体は「インドの太陽王」と称され尊崇されていた、「グレート・ズマ」というレスラー。その時点で約80歳の高齢だった。
  40. ^ タイガーが勝った場合、春奈はマミーが母国に所有するアカプルコのホテルを一つプレゼントしてもらうということになっていたが前述したとおり試合はノーコンテストに終わったため、うやむやとなった。なお、春奈はこれより後しばらくの間、相手から提示されたギャラに対して「ペソで?」と疑う癖が染み付いてしまっていた。
  41. ^ 旧作で拳太郎は直人のことを「先輩」「タイガーさん」「直人さん」などと呼んでいたが、今作では同じ読みのナオトがいるため「伊達さん」に統一している。
  42. ^ タイガーは実際に三十万円を払ってしまったが、彼の言うことにはそれなりに感じ入る所があったので、騙されたとは思っていなかった。
  43. ^ それに伴い、決め台詞にもそれぞれ若干の変化がある(真壁:(最強の)コングは俺だ!、春奈:~虎は私で決まり!、ミスX:~虎にあなたがなるのよ!)。
  44. ^ アニメ版第1作のラストで、拳太郎はジャイアント馬場から「タイガーが君に渡して欲しいと言った」とタイガー・ザ・グレート戦での血染めの覆面を託されているが、この覆面がそれであるかは不明。
  45. ^ なお春奈についても鍛錬所への入場を認めていない。
  46. ^ 『W』のオープニング(TVサイズ版)ではカットされている。
  47. ^ 原作版タイガーマスクの項>伊達直人の記述より。
  48. ^ ナオトは高岡から相手が反則技を仕掛けてきた際に対処するためラフファイトを教わっていたが、これは反撃技の一つとしてであり、自身から仕掛けるために教えたつもりはなかったので、このことも高岡が憤慨する一因となった。
  49. ^ 完全自立型ではなく背部に大型アームが接続されており、これで立・屈を制御する。
  50. ^ 下4層は石状で、床も含めてここまでは自由にバトルロイヤルが可能。上4層のうち3層はリング状に作られているが上が重なってるので通路のように狭い。最上段のみが一般的なスクエアリングとなる。
  51. ^ 二名が頂上に上がった時点で他のバトルは終了。20分のインターバルの後ファイナルマッチとなる。
  52. ^ “ プロレスの神様 ”と称されているゴッチはその称号に値する正統派のレスラーというイメージが強いが、一方でエンタメより勝利を優先するシューターレスラーという側面もあり、試合の状況次第では反則技も使い場合によっては鍛えようのない人体の部位(肛門のほか口の中など)への攻撃もしたとされる。
  53. ^ 現実世界では新日の創始者・アントニオ猪木が槍を使った特訓を考案し、のちに橋本真也が竹槍に炎を付けて実行した。
  54. ^ かつての東映のプロデューサーだった斎藤侑のペンネーム
  55. ^ 第1作目OPでのナレーションは富田耕生が務めている
  56. ^ 本放送での表記ママ。他作品では「ノエル・アンニョヌエボ」表記が多い。
  57. ^ この回以降、エンディングで「Special Thanks AnimeJapan 2017 ステージ参加の皆さん」とクレジットされており、本作のイベント時に収録した観客の歓声などが使われている。
  58. ^ 放送局の都合で休止になる場合あり。休止になった回は振替放送は一切行わない。





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