スーパーゲームボーイ
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対応ソフト
日本国内におけるローンチタイトルは『ドンキーコング』と『テトリスフラッシュ』である。
単体で画面のカラー化を実現したゲームボーイカラーは1998年10月21日に発売されたが、それ以降に発売されたゲームソフト481タイトルのうち、本機に対応しているソフトは169タイトル[注釈 1]で、この内ゲームボーイ&カラー共通ではないソフトは7タイトル[注釈 2]、一方で本機に対応していないゲームボーイ&カラー共通ソフトは50タイトル[注釈 3]である。このことから、ゲームボーイカラー発売以降もゲームボーイ&カラー共通ソフトの多くは、色数ではゲームボーイカラーに劣るが画面の大きさは勝る本機にも対応していた。
最終的に本機対応ソフトは1994年から2002年にかけて374タイトルが発売された。最後に発売された対応ソフトは2002年6月28日発売の『From TV animation ONE PIECE 幻のグランドライン冒険記!』である[注釈 4]。
ゲームボーイシリーズ各本体での動作
以下は本機対応ソフトをゲームボーイシリーズ各本体で使用した際の動作を示した表である。ゲームボーイカラー以降の本体で使用する際は本機への対応は無視され、ゲームボーイカラーに対応しているか否かで動作は決定される。
使用する本体 | スーパーゲームボーイ対応ソフト | |
---|---|---|
ゲームボーイ専用ソフト (ゲームボーイカラー未対応) |
ゲームボーイ&カラー共通ソフト (ゲームボーイカラー対応) | |
ゲームボーイ ゲームボーイブロス ゲームボーイポケット ゲームボーイライト |
ゲームボーイ専用ソフトとして認識される。 モノクロ4階調表示。 | |
スーパーゲームボーイ スーパーゲームボーイ2 |
スーパーゲームボーイ対応ソフトとして認識される。 ソフトの指示による最高13色表示。 ピクチャーフレームの表示など、スーパーゲームボーイの固有機能が追加される。 | |
ゲームボーイカラー ゲームボーイアドバンス ゲームボーイアドバンスSP ゲームボーイプレーヤー[注釈 5] |
ゲームボーイ専用ソフトとして認識される。 本体の機能による4 - 10色表示。 |
ゲームボーイ&カラー共通ソフトとして認識される。 ソフトの指示による最高56色表示。 |
注釈
- ^ 1998年は29タイトル、1999年は93タイトル、2000年は39タイトル、2001年は7タイトル、2002年は1タイトル
- ^ 1998年は6タイトル、1999年は1タイトル
- ^ 1999年は22タイトル、2000年は26タイトル、2001年は2タイトル
- ^ ゲームボーイ&カラー共通ソフトとしても最後。
- ^ 動作はゲームボーイアドバンスに準じる。ゲームボーイプレーヤーでもゲーム画面部周囲に枠が生じるが、スーパーゲームボーイ使用時のピクチャーフレームは表示されない。この他のスーパーゲームボーイ固有機能も一切利用できない。
- ^ PAL版SNES発売国のうちフランスはSECAM方式を採用。
- ^ 香港では超級任天堂(NTSC出力の日本版スーパーファミコンの説明書・ACアダプターを香港向けにローカライズしたもの。SHVC-001(HKG))とPAL版SNES(SNSP-001(HKG))の双方が発売された。
- ^ ゲームボーイプレーヤーでは、ゲームキューブのテレビ上のピクセルが正方形であるため画面サイズの変更をしない限り横長にはならない。
- ^ スーパーゲームボーイ2では実際と同じ動作速度に修正された。
出典
- ^ a b c 任天堂公式ページ【スーパーゲームボーイ】
- ^ 「GBソフトが使える SFC周辺装置 任天堂が6月にも発売」『ゲームマシン』(PDF)、第470号(アミューズメント通信社)、1994年4月15日、4面。
- ^ M.B.MOOK『懐かしゲームボーイパーフェクトガイド』 (ISBN 9784866400259)、4ページから5ページ
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