スーパーカセットビジョン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/01 08:51 UTC 版)
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メーカー | エポック社 |
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種別 | 据置型ゲーム機 |
世代 | 第3世代 |
発売日 |
1984年7月17日 1984年 |
対応メディア | ロムカセット |
対応ストレージ | バッテリーバックアップ |
コントローラ入力 | ケーブル |
売上台数 | 30万台[1] |
前世代ハードウェア | カセットビジョン |
任天堂のファミリーコンピュータ(以下ファミコン)、セガのSG-1000シリーズと並び、日本における家庭用ゲーム機の普及初期時代を築いた[3]機種の1つである。
同社カセットビジョンの次世代機であるが互換性は無い。
日本では「スパカセ」の愛称で呼ばれた[要出典]。エポック社での略称は「SCV」である[要出典]。
- ^ セガSC-3000も販売するなど、日本のゲーム機をOEM販売していた会社
- ^ a b c これらは『BASIC入門』の基本仕様としてサンプルプログラムのキャラクター一覧表示 (LOAD 6) で確認できる。
- ^ ソフトによって別途拡張機器が必要ないことを「カセットオールインワン」と称して宣伝されていた。
- ^ ただし当時のブラウン管テレビでは端まで表示されなかった(オーバースキャン)ため、実質的に約192×222ドット程度であり、1つあたりのドットはファミコンよりもやや大きく、形状も横長の長方形となっている。
- ^ 例:『スーパーベースボール』のタイトル画面
- ^ 例:『BASIC入門』のキャラクターデザイン画面
- ^ 取扱説明書の表記より。画面上の表記は「VIDEO GAME TEST DISPLAY」となっている。
- ^ 例えば『バルダーダッシュ』において、警告BGMが鳴り響くアメーバ登場ステージでは、爆発音や岩の落下音が通常(アメーバ撃退後)よりもチープな音質となっている。
- ^ 例を挙げれば、片手でコントローラ全体を握りながら親指と人差し指で側面のボタンを押し、もう片方の手でレバーをつまんで動かす操作形態になる。
- ^ ライター兼コンサルタントの前田尋之は著書『負け組ハード列伝』[5]において、「発売から数十年経ってなお一般的に商品が認知されているもの」という観点から勝ち組ハードを定義しており、本機はそれに該当しない機種として紹介し「知名度の低下したもの」をマイナー機として扱っている。なおセガは後継機で世界的にブレイクしており撤退後もそのブランドイメージが語り継がれているほか、Xbox Oneなど後年の三大ハードウェアメーカーが発売したゲーム機の中には日本での販売台数が本機を下回るものもあることから、知名度の要因は必ずしもシェアの順位や普及台数だけではない。
- ^ 前述の通り、単色に限らず数色程度のスプライトであってもなおFCのスプライト数を上回るのだが、BG(背景)を含めた表現力だとFCではスプライトと合わせて16×16ドット換算で80個もの3色キャラクターパターンを配置できるのに対し、BG能力の乏しいSCVではスプライトを単色で使わなければそれを超える個数を配置できない。
- ^ 他にも一応モザイク表示ではあるが背景に16色同時表示可能な点でも上回る。
- ^ 1984年夏時点でのファミコンはまだドンキーコングシリーズ、初代マリオブラザーズ、ピンボールあたりが売れ筋だった頃で、ギャラクシアンやロードランナーなどでサードパーティの参入がようやく始まったタイミングである。
- ^ ただし、ゲーム機のカテゴリからずれるが、2004年10月16日発売のキッズパソコン『スーパーテレビパソコン』では交換可能なカートリッジを採用している。
- ^ a b c 山崎功『家庭用ゲーム機コンプリートガイド』主婦の友インフォス情報社、2014年
- ^ a b c コアムックシリーズNO.682『電子ゲーム なつかしブック』p.63.
- ^ a b c d e f “第2回:TVゲームグラフティー[〜1984年日本編]”. ファミ通.com (2012年12月14日). 2015年10月18日閲覧。
- ^ a b c 当時のチラシ[1]より。
- ^ “かつてのハードにスポットをあてる書籍「負け組ハード列伝」が1月27日に登場。家庭用ゲーム機編,ホビーパソコン編が同時発売”. 4gamer.net (2017年1月20日). 2018年3月4日閲覧。
- ^ “世界の遊びを変えた国産ゲーム機進化の歴史 ~ファミコンから初代プレステまで”. PC Watch (2018年2月28日). 2019年11月9日閲覧。
- 1 スーパーカセットビジョンとは
- 2 スーパーカセットビジョンの概要
- 3 発売経緯
- 4 反響
- 5 脚注
- スーパーカセットビジョンのページへのリンク