サン・ジョルジョ級強襲揚陸艦 同型艦

サン・ジョルジョ級強襲揚陸艦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/28 20:56 UTC 版)

同型艦

一覧表

# 艦名 起工 進水 就役
L 9892 サン・ジョルジョ
ITS San Giorgio
1985年
5月26日
1987年
2月25日
1988年
2月13日
L 9893 サン・マルコ
ITS San Marco
1985年
3月26日
1987年
10月21日
1989年
5月 6日

輸出型

本級の建造を担当したフィンカンティエリでは、本級を基にアルジェリア海軍アラビア語版英語版の揚陸艦「カラート・ベニ・アベスアラビア語版英語版」を建造した。2014年1月23日に進水し、2015年の竣工を予定している[5]

さらにカタール海軍より「カラート・ベニ・アベス」の準同型艦として「アル・フルク」がフィンカンティエリに発注され、2021年6月に起工。2023年1月24日にパレルモ造船所で進水した。竣工は2024年を予定している。

後継艦

イタリア海軍では、2010年代より、本級(「サン・ジュスト」を含む)と「ジュゼッペ・ガリバルディ」の更新用として[注 3]、2万トン級強襲揚陸艦(LHD)3隻の建造を計画していた[7]。しかしその後計画は変更されて、まず2017年7月より、「ジュゼッペ・ガリバルディ」の代艦として2万5000トン級の強襲揚陸艦の建造が開始された[8]。これは2019年に「トリエステ」として進水した[1]

一方、本級の代艦としては、16,000トン級のLPDを建造するLXD(LSSX)計画が進められており、2023年以降の整備が予定されている[1]


注釈

  1. ^ 1・2番艦はMMIを搭載していたが、改修時に撤去された[1]。「サン・ジュスト」では76mmコンパット砲を搭載している[2][3]
  2. ^ 後日、25mm単装機銃に換装
  3. ^ 「ジュゼッペ・ガリバルディ」はイタリア海軍初の航空母艦だったが、より大型の「カヴール」が就役した後は固定翼機の運用を行わなくなり、ヘリコプター揚陸艦として用いられるようになった[6]

出典






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