ケンプファー ケンプファーF型

ケンプファー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/04 22:37 UTC 版)

ケンプファー (KÄMPFER) は、「ガンダムシリーズ」に登場する架空の兵器。有人操縦式の人型機動兵器「モビルスーツ (MS)」のひとつ。初出は、1989年に発売されたOVA機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』。


注釈

  1. ^ 型式番号の「E」は、襲撃型 (Einhauen typ[2]) または試作実験 (Experiment) の頭文字から採られている。
  2. ^ ただし、ジオングを除く[3]
  3. ^ この試作型にあたる機体がプロトタイプ・ケンプファーであるが、外観はスカートアーマーが廃されるなど大きく変更されていない。
  4. ^ 内部フレームはMS-06を基本に発展させたものを使用したとする資料も存在する[6]。また、全体的にはガルバルディαの流れをくむ機体と言われる資料も見られる[7]
  5. ^ このブロック構造から、リボーコロニーでの戦いに本機が採用されたとする資料も存在する[8]
  6. ^ その中にはNT専用機や、ドムとゲルググの中間的なものも存在したとされる[2]
  7. ^ スカーレット隊の構成はジム・スナイパーIIが4機、量産型ガンキャノンが2機 ジム・コマンドが2機という、一年戦争当時ではかなりの戦力を持つ部隊である。
  8. ^ 組織名および作戦名は、書籍『データガンダム キャラクター列伝[宇宙世紀編I]』より[13]
  9. ^ 組立説明書での名称は「MS-18試作案」とのみ表記[4]
  10. ^ バンダイのフィギュア『ZEONOGRAPHY』では、パーツ差し替えという商品の性格上カラーリングは正規仕様機と同じ青に設定され、足首はデザインが変更され、腰後部スカートアーマーは撤廃されている。漫画『エコール・デュ・シエル』では、表紙絵によって緑もしくは青とまちまち。アーケードゲーム『機動戦士ガンダム0083カードビルダー両雄激突』では、緑となっている。
  11. ^ バックパックにガーベラ・テトラのものと同型のほか、臀部に2基の小型ブースター・ユニットが確認できる。ただし、ことぶきはシュツルム・ブースター・ユニット3基となっているのは多分ミスだと思うと述べている[20]
  12. ^ 詳細はRFザク(初期型)および(後期型)を参照。

出典

  1. ^ 『出渕裕メカニカルデザインワークス 1』ムービック、2000年8月、20-21頁。(ISBN 978-4896014907)
  2. ^ a b c d e f g h i j k 『1/100 MG ケンプファー』バンダイ、2001年1月、組立説明書。
  3. ^ a b 『電撃データコレクション 機動戦士ガンダム 一年戦争外伝』メディアワークス、2000年6月、25頁。(ISBN 978-4840205849)
  4. ^ a b c d e f g h i j k 『1/144 ケンプファー』バンダイ、1989年7月、組立説明書。
  5. ^ a b c d e f g h i 『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争 オリジナル・アニメ・ビデオ・フィルムコミック PART.2』旭屋出版、1998年7月、241頁。(ISBN 978-4751101315)
  6. ^ a b 『アナザーセンチュリークロニクル 機動戦士ガンダム 一年戦争全史 下巻』学術研究社、2007年4月、79頁。(ISBN 978-4-05-604614-4)
  7. ^ 『B-CLUB 42』バンダイ、1989年4月、11頁。ISBN 4-89189-422-9
  8. ^ a b 『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争 オリジナル・アニメ・ビデオ・フィルムコミック PART.2』旭屋出版、1998年7月、220-221頁。(ISBN 978-4751101315)
  9. ^ 『Cyber comix No8』バンダイ、1989年6月、282-283頁。ISBN 4-89189-023-1
  10. ^ a b 『機動戦士ガンダム MS大図鑑 PART.3 アクシズ戦争編』バンダイ、1989年6月、90-93頁。(ISBN 4-89189-019-3)
  11. ^ 『HGUC 1/144 ケンプファー』バンダイ、2008年8月、組立説明書。
  12. ^ a b c d e f 「01-6 ショットガン」『UC ARMS GALLERY 01 ジオン軍実弾兵器開発史』バンダイ、2005年12月22日、付属データシート。
  13. ^ 『データガンダム キャラクター列伝[宇宙世紀編I]』角川書店、2010年4月、200頁。(ISBN 978-4047154452)
  14. ^ a b c d e f ガンダムエース01 2022, p. 10.
  15. ^ a b 徳島Twitter 2021.
  16. ^ a b c GフレームFA高機動型WEB 2023.
  17. ^ a b c GフレームFA高機動型ケンプファーWEB 2023.
  18. ^ a b c UC ENGAGE公式MS 2022.
  19. ^ バトオペ2高機動型 2024.
  20. ^ ことぶきTwitter 2024.
  21. ^ a b c d e f g ガンダムエース03 2023, p. 356-357, 「月刊モビルマシーン縮刷版06」.
  22. ^ ガンダムエース04 2023, p. 368-369, 「月刊モビルマシーン縮刷版07」.


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