クレイジーセクシークール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/13 00:11 UTC 版)
評価
「最優秀R&Bアルバム賞」を獲得したアルバム同様、シングル「クリープ」も第38回グラミー賞において「最優秀R&Bパフォーマンス賞-デュオ・グループ部門」を受賞し、「ウォーターフォールズ」のビデオも各賞で最優秀ビデオ賞を総なめするなど、それらを生み出したアルバム『クレイジーセクシークール』は、ガールズ・グループとしてのTLCの地位を不動のものにした作品と位置づけられている[19][17]。
R&B評論家の出田圭は、そうした収録楽曲の大ヒットにより、R&Bアクトのままでも全米中のガールズ・アイドルになれることが証明され、音楽的・人種的な壁を打ち破った画期的な作品と評価しており[19]、アメリカにおいてR&Bがメインストリームであることを決定づけた作品と位置づけている[19]。
ローリング・ストーン誌は、「オールタイム・グレイテストアルバム500」(The 500 Greatest Albums of All Time)の寸評の中で、スプリームス以来、誰も目にしたことのなかった「最も熱狂的でソウルフルなR&Bガールズ・グループ」が『クレイジーセクシークール』によって世に送り出されたと評価している[21]。
トラック・リスト
# | タイトル | 作詞・作曲 | プロデューサー | 時間 |
---|---|---|---|---|
1. | 「イントロ・ルード feat. ファイフ・ドッグ」(Intro-lude feat. Phife Dawg) | ジャーメイン・デュプリ、 ファイフ・ドッグ | ジャーメイン・デュプリ | |
2. | 「クリープ」(Creep) | ダラス・オースティン | ダラス・オースティン | |
3. | 「キック・ユア・ゲーム」(Kick Your Game) | ジャーメイン・デュプリ、 マニュエル・シール、 リサ・レフトアイ・ロペス | ジャーメイン・デュプリ、 マニュエル・シール | |
4. | 「ディギン・オン・ユー」(Diggin' on You) | ベイビーフェイス | ベイビーフェイス | |
5. | 「フェイク・ピープル」(Case of the Fake People) | ダラス・オースティン | ダラス・オースティン | |
6. | 「クレイジーセクシークール (インタールード)」(CrazySexyCool - Interlude) | ティオンヌ・ワトキンス、 ショーン・パフィ・コムズ、 チャッキー・トンプソン | ショーン・パフィ・コムズ、 チャッキー・トンプソン | |
7. | 「レッド・ライト・スペシャル」(Red Light Special) | ベイビーフェイス | ベイビーフェイス | |
8. | 「ウォーターフォールズ」(Waterfalls) | マルケス・エスリッジ (Marqueze Etheridge)、 リサ・レフトアイ・ロペス、 オーガナイズド・ノイズ (リコ・ウェイド、スリーピー・ブラウン、レイ・マーレイ (Ray Murray)) | オーガナイズド・ノイズ | |
9. | 「インターミッション・ルード」(Intermission-lude) | ジャーメイン・デュプリ | ||
10. | 「レッツ・ドゥ・イット・アゲイン」(Let's Do It Again) | ベイビーフェイス、 ジョン・ジョン・ロビンソン | ベイビーフェイス、 ジョン・ジョン・ロビンソン | |
11. | 「イフ・アイ・ウォズ・ユア・ガールフレンド」(If I Was Your Girlfriend) | プリンス | ショーン・パフィ・コムズ、 チャッキー・トンプソン、 ダラス・オースティン | |
12. | 「セクシー (インタールード) feat. ディディ」(Sexy - Interlude feat. Diddy) | ロゾンダ・トーマス、 ショーン・パフィ・コムズ | ロゾンダ・トーマス、 ショーン・パフィ・コムズ | |
13. | 「テイク・アワー・タイム」(Take Our Time) | アーノルド・ヘニングス (Arnold Hennings)、 デブラ・キリングス | ダラス・オースティン、 アーノルド・ヘニングス | |
14. | 「キャン・アイ・ゲット・ア・ウイットネス (インタールード) feat. バスタ・ライムス」(Can I Get a Witness - Interlude feat. Busta Rhymes) | トレバー・ティーメ・スミス・ジュニア、 ショーン・パフィ・コムズ、 チャッキー・トンプソン | ショーン・パフィ・コムズ、 チャッキー・トンプソン | |
15. | 「スイッチ」(Switch) | ジャーメイン・デュプリ、 マニュエル・シール、 リサ・レフトアイ・ロペス | ジャーメイン・デュプリ、 マニュエル・シール | |
16. | 「サムシン・ウィキッド feat. アンドレ・3000」(Sumthin' Wicked This Way Comes feat. André 3000) | オーガナイズド・ノイズ、 マルケス・エスリッジ、 リサ・レフトアイ・ロペス、 アンドレ・ローレン・ベンジャミン | オーガナイズド・ノイズ | |
合計時間: |
# | タイトル | 作詞・作曲 | プロデューサー | 時間 |
---|---|---|---|---|
1. | 「クリープ (スーパー・スムース・ミックス)」(Creep (Super Smooth Mix)) | ダラス・オースティン、 リサ・レフトアイ・ロペス、 マーリー・マール、 ビズ・マーキー | ケニー・タン (Kenny Tonge)、 エディ・F | |
2. | 「レッド・ライト・スペシャル (L.A.'s フラバ・ミックス)」(Red Light Special (L.A.'s Flava Mix)) | ベイビーフェイス | L.A.リード、 トニー・リッチ、 ベイビーフェイス | |
3. | 「ウォーターフォールズ (ONP リミックス)」(Waterfalls (ONP Remix) ) | マルケス・エスリッジ、 リサ・レフトアイ・ロペス、 オーガナイズド・ノイズ | オーガナイズド・ノイズ | |
4. | 「マイ・シークレット・エネミー」(My Secret Enemy) | スティーブ・キーツ (Steve Keitt) R.A.S ポシ (R.A.S. Posse) リサ・レフトアイ・ロペス | スティーブ・キーツ、 R.A.S ポシ |
収録曲解説
- トラック1「イントロ・ルード」は、ア・トライブ・コールド・クエストのメンバーのファイフ・ドッグがラップを担当[10][12]。サンプリングには、ア・トライブ・コールド・クエストの3rdアルバム『ミッドナイト・マローダーズ』(Midnight Marauders)からの1994年のシングル「オー・マイ・ゴッド」(Oh My God)の最初の一節が使用されている[22]。
- トラック2「クリープ」は、アルバムを象徴する最初の大ヒット・シングルで、サンプリングには、スリック・リックのデビュー・アルバム『ザ・グレイト・アドベンチャーズ・オブ・スリック・リック』(The Great Adventures of Slick Rick)からの1989年のシングル「ヘイ・ヤング・ワールド」(Hey Young World)が使用されている[12][15]。「クリープ」の歌詞は、彼氏の浮気を知っている女性が自分自身も秘かに浮気 (creep)するという内容[15]。レフト・アイはこの歌詞が、ファンに悪いアドバイスを与えることになるという理由で発売に大反対し、発売するなら抗議としてビデオで口に黒いテープを貼るとプロデューサーらに言い張ったが、浮気の危険性について警告する彼女のラップ(don't creep if you don't want to.と言う一節もある)をリミックス・バージョンで入れることで決着がついた[15]。「クリープ」は1995年度の全米ヒット曲中、第3位の楽曲となった[15]。ダラス・オースティン制作の代表曲トップ10にも挙げられている[23]。
- トラック3「キック・ユア・ゲーム」は、TLCのデビュー・アルバムを成功させたジャーメイン・デュプリによるファンキーなダンス曲で、プロモーション用のエアプレイ・シングルとしてオンエア・リリースされた[24]。歌詞の中では、クラブで浮気する男たちに対して3人が、ゲームを楽しみたい関係でのアプローチの仕方(名前を名乗るという月並みなことはしないでほしいこと)を教えている[24]。レフト・アイのバースの一節は、交際中だったフットボールの選手のアンドレ・ライズン (Andre Rison)の浮気に言及しているのではないかと言われている[24](アルバム制作中、レフト・アイが彼の邸宅を放火する事件が起きた[12])。曲には、ルース・エンズの1988年のシングル「ウォッチング・ユー」(Watching You)の歌詞の一部が取り入れられている[24]。ジャーメイン・デュプリ制作の代表曲トップ10にも挙げられている[25]。
- トラック4「ディギン・オン・ユー」は、4枚目のシングルで全米ホット・チャートで5位を記録したポップな人気曲で、スケール感のあるラブソングである[14][17]。バック・ボーカルには、レフト・アイの替わりにデブラ・キリングスが参加している[26]。
- トラック5「フェイク・ピープル」は、友達の仲間に誰を入れるかについて警鐘する歌詞の内容となっていて、デビュー・アルバムからの3枚目のシングル「ホワット・アバウト・ユア・フレンズ」(What About Your Friends)の続篇とも見なせる楽曲となっている[27]。オージェイズの1972年のシングル「裏切り者のテーマ」(Back Stabbers)の歌詞の一部が取り入れられている[27]。
- トラック6「クレイジーセクシークール(インタールード)」は、T-ボズが「クレイジーセクシークール」な女の定義を、パフ・ダディことショーン・パフィ・コムズに噛み砕いて説明しているインタールード[28]。
- トラック7「レッド・ライト・スペシャル」は、2枚目のシングルで、全米ホット・チャート2位を記録[13][14][17]。ドワイト・シルズ (Dwight Sills)による官能的なギター・ソロの音色に、かすれたセクシーなT-ボズの低音のボーカルと、チリの甘い高音のボーカルが混ざり合ったセクシャルなバラードである[13][29]。元々はベイビーフェイスが自身で歌うために作った楽曲だったがTLCに提供された[29]。ベイビーフェイス制作の代表曲トップ10にも挙げられている[30]。
- トラック8「ウォーターフォールズ」は、3枚目のシングルで、全米ホット・チャート7週連続1位を記録し、TLCの代表曲となった[13][14][17]。楽曲制作を手掛けたのは、リコ・ウェイド、スリーピー・ブラウン、レイ・マーレイ (Ray Murray)から成るオーガナイズド・ノイズで、当時アウトキャストの「プレイヤーズ・ボール」( Player's Ball)などをヒットさせていた新進気鋭のプロデューサー・チーム[12][13][31]。「ウォーターフォールズ」は彼ら制作の代表曲トップ10にも挙げられている[31]。歌詞は麻薬密売や不特定多数との安易な性交に走る若者への警告を含んだ内容となっている[16]。バック・ボーカルにはシーロー・グリーンが参加[16]。ポール・マッカートニーの1980年のシングル「ウォーターフォールズ」(Waterfalls)の歌詞の一部が取り入れられている[16]。SFXを駆使して成功したミュージック・ビデオは、2002年に亡くなったレフト・アイの葬儀会場でもオンエアされた[13]。
- トラック9「インターミッション・ルード」は、アルバム・タイトルの「クレイジーセクシークール」を連呼する短いインタールード[32]。
- トラック10「レッツ・ドゥ・イット・アゲイン」は、セックスに関する直接的な内容の歌詞のセクシャルな楽曲で[33]、ヤーブロウ&ピープルズの1980年のシングル「ドント・ストップ・ザ・ミュージック」(Don't Stop the Music)の歌詞の一部が取り入れられている[33]。
- トラック11「イフ・アイ・ウォズ・ユア・ガールフレンド」は、カバー曲で、オリジナルはプリンスの9thアルバム『サイン・オブ・ザ・タイムズ』(Sign o' the Times)からの1987年のシングル[12][34][注釈 4]。ショーン・パフィ・コムズとチャッキー・トンプソンがプロデュースしたこのカバー曲は、最初はメアリー・J. ブライジの同年のアルバム『マイ・ライフ』のためのものだったが、結局は総合的な判断で見送られてTLCに提供された[34]。アルバム収録曲の中でも評価が高いカバー曲である[19]。サンプリングには、ザップの1986年のシングル「コンピューター・ラブ」(Computer Love)が使用されている[34]。
- トラック12「セクシー(インタールード)」は、ショーン・パフィ・コムズとチリが電話で会話している形のインタールード。真剣に聴いていると最後にお笑いコント的な落とし穴がある[12]。チリ自身が台詞を書いていて、彼女の外面とは違った内面が垣間見られるものとなっている[36]。サンプリングには、クレイグ・マックの1994年のシングル「ゲット・ダウン」(Get Down)が使用されている[36]。
- トラック13「テイク・アワー・タイム」は、バック・ボーカルをよく担当しているデブラ・キリングスが書いた楽曲。キーボードでティム・ケリー (Tim Kelley) (ティム&ボブ)が参加し、サンプリングには、アイズレー・ブラザーズの1977年のアルバム『ゴー・フォー・ユア・ガン』(Go for Your Guns)の収録曲「ボヤージュ・トゥ・アトランティス」(Voyage to Atlantis)が使用されている[37]。
- トラック14「キャン・アイ・ゲット・ア・ウイットネス(インタールード)」は、バスタ・ライムスが彼にとっての「クレイジーセクシークール」な女の定義を噛み砕いて説明するラップのインタールードで、レフト・アイが受け手になっている[38]。
- トラック15「スイッチ」は、ジャーメイン・デュプリの制作楽曲で、バック・ボーカルにトレイ・ロレンツが参加している[12]。サンプリングには、ジーン・ナイトの1971年のシングル「ミスター・ビッグ・スタッフ」(Mr. Big Stuff)が使用されている[12][39]。
- トラック16「サムシン・ウィキッド」は、アンドレ・3000をフィーチャリングした楽曲[10][40]。バック・ボーカルにはシーロー・グリーンが参加している[40]。タイトルのSomething wicked this way comes(邪悪な何かがやってくる)という言葉は、シェイクスピアの戯曲『マクベス』の第4幕第1場での第2の魔女の台詞に由来している(「邪悪な何か」とはマクベスのことを意味している)[40]。
- 限定盤ボーナスCD
- トラック1「クリープ (スーパー・スムース・ミックス)」は、ケニー・タン (Kenny Tonge)とエディ・Fによるリミックス・バージョンで、サンプリングには、ビズ・マーキーの1988年のアルバム『ゴーイン・オフ』(Goin' Off)に収録の「メイク・ザ・ミュージック・ウィズ・ユア・マウス、ビズ」(Make the Music with Your Mouth, Biz feat. TJ Swan)が使用され、レフト・アイのラップがフィーチャーされている[41]。
- トラック2「レッド・ライト・スペシャル (L.A.'s フラバ・ミックス)」は、L.A.リードとトニー・リッチがリミックスしたバージョンである[42]。
- トラック3「ウォーターフォールズ (ONP リミックス)」は、2003年のベスト・アルバム『Now & Forever: The Hits』(Now & Forever: The Hits)の日本盤ボーナスCDにも収録されている[13][43]。
- トラック4「マイ・シークレット・エネミー」は、「レッド・ライト・スペシャル」のB面曲。レフト・アイが以前から交際していたフットボールの選手のアンドレ・ライズン (Andre Rison)の邸宅を放火し全焼させた事件に対するメディアの報道と、アンドレとの関係に焦点を当てた歌詞の内容となっている[44]。この曲は2018年のデジタル限定アルバム『20 Unreleased』に収録されている[44]。
注釈
- ^ デビュー・アルバム『エイント・2・プラウド・2・ベッグ』(Ooooooohhh... On the TLC Tip)は、全米だけでも270万枚以上を売上げ70週にも及ぶロング・セールスとなったヒット・アルバムである[12]。
- ^ 最も売れたガールズ・グループのアルバムは、イギリスのスパイス・ガールズの1996年のアルバム『スパイス』である[11]。
- ^ このランキングでは、1位はプリンスの『パープルレイン』(1984年)、2位はビートルズの『アビイ・ロード』(1969年)、3位はレッド・ツェッペリンの『レッド・ツェッペリン IV』(1971年)、4位はマイケル・ジャクソンの『スリラー』(1982年)、5位はニルヴァーナの『ネヴァーマインド』(1991年)、6位はビージーズ他の『サタデー・ナイト・フィーバー』(1977年)である[18]。
- ^ 「イフ・アイ・ウォズ・ユア・ガールフレンド」はプリンスが、当時恋人だったスザンナ・メルヴォワンと彼女の双子の姉妹ウェンディ・メルヴォインとの親密な絆に嫉妬して出来たものだとも言われていて、男性目線で「もしも僕が君のガールフレンドだったら」と想像しながら、もっと自分に心を開いてくれるのかを問うている歌詞になっている[35]。元はプリンスが「カミーユ」という女性アーティストになりきり両性具有の声に人為的にピッチアップして1986年に制作された未発表の覆面アルバム『カミーユ』(Camille)用に作成された楽曲であった[35]。
出典
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- ^ The 50 Best R&B Albums of the ’90s(Complex)
- ^ The 150 Greatest Albums Made By Women(NPR)
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