クリスティーナ (スウェーデン女王) 称号について

クリスティーナ (スウェーデン女王)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/18 17:50 UTC 版)

称号について

クリスティーナ女王は、父グスタフ・アドルフの「古ゴート主義」(ゴート起源説)に則り、称号を「スヴェーア人、ゴート人ヴァンダル人の王」(Suecorum, Gothorum, Vandalomque reginam)としていたが、三十年戦争終結時にこれを自ら放棄した。なお「フィンランド大公」の方は「スウェーデン王」と一体不可分の称号なため、退位するまでこれを兼ねていたと考えられる。

系図

ヴァーサ朝
グスタフ1世
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
エリク14世ヨハン3世カール9世
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
シギスムンドカタリーナグスタフ2世アドルフ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
プファルツ朝
カール10世
クリスティーナ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
カール11世
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
カール12世ウルリカ・エレオノーラ
 
ヘッセン朝
フレドリク1世
 
 
 
 

クリスティーナを取り上げた作品

アブラハム・ヴュヒターズ英語版「スウェーデンのクリスティーナの肖像」

クリスティーナの複雑な性格は、数多くの演劇やオペラ、文芸作品に表現された。一部を紹介する。 オペラ

戯曲・映画

スウェーデン人の作家ストリンドベリの作品で、クリスティーナ女王を題材とした戯曲。
1933年の長編映画。配給は MGMスウェーデン出身のハリウッド女優グレタ・ガルボがクリスティーナ女王を演じた。現実のクリスティーナの人生とは大きく異なるヒロインを描いた[2]
2015年の長編映画。ミカ・カウリスマキ監督作品。伯爵夫人エバ・スパーレの同性の恋人として描写。

漫画

  • 『燃える愛の物語 その2 クリスチナ女王』
しのざき薫の作品。若き女王クリスチナ女王と軍の司令官カール=グスタフの愛の物語。1981年に講談社より刊行されたコミックス「星と月の恋歌(マドリガル)」に収録されている。

ゲーム

拡張パックのキャラクターとしてクリスティーナ女王(をモデルにしたキャラクター)が導入されている[3]






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