クォドランス クォドランスの概要

クォドランス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/21 04:32 UTC 版)

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鋳造硬貨。表はヘールクレースの頭部と3つのペレット、裏面はガレー船の船首と3つのペレットが描かれている。

紀元前90年ごろ以降、青銅貨の価値が下がったため造幣量が減り、クゥアドランスが最も小額の硬貨となった。その後アントニヌス・ピウス(紀元138年 - 161年)の時代まで散発的に造幣された。ローマ帝国期の他の硬貨とは異なり、クォドランスには滅多に皇帝の肖像が使われなかった。クゥアドランスには teruncius という別名もあり、「3ウンキア」を意味する。

ギリシア語でクゥアドランスに相当する単語として κοδράντης (kodrantes) がある。欽定訳聖書ではこれを farthing(かつてイギリスで発行されていた4分の1ペニーの小額硬貨)と訳していた。

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