ギャラクシー500

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/05/02 16:27 UTC 版)

ギャラクシー500 Galaxie 500
出身地	アメリカ合衆国マサチューセッツ州ケンブリッジ
ジャンル	ドリーム・ポップインディー・ポップインディー・ロック
活動期間	1987年 - 1991年
レーベル	Aurora ラフ・トレード Rykodisc
共同作業者	クレイマールナデーモン・アンド・ナオミディーン・アンド・ブリッタ

メンバー	ディーン・ウェアハム（ボーカル、ギター）デーモン・クルコフスキー（ドラム）ナオミ・ヤン（ベース）

来歴

ニュー・ヨークの高校時代の同級生であったディーン・ウェアハムとデーモン・クルコフスキーがハーバード大学在籍中に結成したバンド、スピーディ・アンド・カスタネッツが発展的解消した後、演奏経験のなかったナオミ・ヤンを誘い結成^[3]。バンド名はディーンの当時の友達が持っていた車（フォード・ギャラクシー）の名前に由来する^[4]。当時、デーモンとナオミは大学院に進んでいたが、ディーンは卒業後にニュー・ヨークに戻って働いていた。夏休みで帰省したデーモンとナオミとのセッションでバンドを続けることをディーンが決意し、夏休み後、3人でボストンに戻ってバンドを本格的に始動した^[5]｡

全作品を担当することになるクレイマーのプロデュースの元にギャラクシー500の作品をリリースする為に設立されたAuroraレーベルから、7インチシングル『Tugboat』をリリースした後、1988年にアルバム『Today』でデビュー。翌年までイギリスツアーをこなす。その後ラフ・トレードと契約し、1990年にセカンドアルバム『On Fire』をリリース。UKインディーズチャートで7位を獲得するなど、本国よりイギリスで高い評価を受ける^[6]。1991年発表のサードアルバム『This Is Our Music』リリース後、初の日本ツアーを目の前にしてディーンが脱退を宣言し、バンドは解散^[7]。解散後、ディーンは新バンドルナを結成し、デーモンとナオミはピエール・エトワール名義でのEPリリースの後、デーモン・アンド・ナオミとして音楽活動を続けている。初期の数年は並行してマジック・アワーのリズム・セクションとしても活動していた。

作品

詳細は英語版「en:Galaxie 500#Discography」を参照

スタジオ・アルバム

1988年 - 『Today』
1989年 - 『On Fire』
1990年 - 『This Is Our Music』

スタジオ・アルバム3作のライセンスに関しては、英国ラフ・トレードの倒産後、オークションにかけられた資産からデーモン＆ナオミが落札して買い戻し、以降、彼らが所有している｡

その他アルバム

1990年 - 『Copenhagen』（ライブ・アルバム）
1996年 - 『Galaxie 500』（1st, 2nd, 3rdアルバム（2nd, 3rdはボーナス曲入り）、および後にUncollectedとして分売されるレアトラック集からなるCD四枚組のボックス・セット）
1998年 - 『The Portable Galaxie 500』（ベストアルバム）
2004年 - 『Uncollected』（レアトラック集）
2005年 - 『Peel Sessions』（ライブ・アルバム）