キム・ソニョン (1976年生の女優)
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| 김선영 キム・ソニョン | |
|---|---|
 2018年 | |
| 生年月日 | 1976年4月10日（46歳） |
| 出身地 | 慶尚北道盈徳郡[1] |
| 国籍 |
 大韓民国 |
| 職業 | 女優 |
| ジャンル | 演劇、映画、テレビドラマ |
| 活動期間 | 1995年 -[2] |
| 配偶者 | イ・スンウォン[3] |
| 事務所 | JELLYFISHエンターテインメント |
| 備考 | |
|
トゥルコッ映画賞助演賞 春史大賞映画祭助演女優賞 釜日映画賞助演女優賞 （いずれも2018年）[2] 第56回百想芸術大賞 最優秀助演女優賞 第7回APANスターアワード 女性演技賞 （いずれも2020年） | |
| キム・ソニョン | |
|---|---|
| 各種表記 | |
| ハングル： | 김선영 |
| 発音： | キム・ソニョン |
| 英語表記： | Kim Sun-young |
経歴
中学校3年次に国語の授業で演劇をする機会を得る[1]。その際「演出をしなければ」と感じ[3]舞台演出家を志望した[1][3]が後に俳優志望に変更[3]。翰林大学校で哲学を学んだ後[1]1995年に舞台劇「演劇が終わった後に」（연극이 끝난 후에）で俳優としてデビューした[2]。2005年には『恋の潜伏捜査』に出演し映画デビュー[4]。2014年にはMBC放送の『ホテルキング』でホテル従業員のソ・ムンジョン役、tvN放送の『花じいさん捜査隊』で主人公の母親役を演じ39歳でテレビドラマデビューした[5]。また同年夫イ・スンウォンと共に劇団ナベ（극단 나베）を設立している[6]。
2015年『恋のスケッチ〜応答せよ1988〜』でソヌとジンジュの母親役を演じ、APAN Star Awards演技賞（女優）にノミネート[7]。2017年には夫イ・スンウォンが演出する『コミュニケーションと嘘』に出演。同作品での演技で翌2018年にトゥルコッ映画賞助演賞および春史大賞映画祭助演女優賞を受賞した。トゥルコッ映画賞での受賞は生涯初の演技賞受賞となった[2]。
2020年『愛の不時着』で北朝鮮軍陸軍少尉の妻で舎宅村の人民班長であるナ・ウォルスクを演じ、第56回百想芸術大賞最優秀助演女優賞、第7回APANスターアワード女性演技賞を受賞した[8][9]。
私生活
夫イ・スンウォンとの間に1子がある[3]。
作品
出演作品は、個別に注釈があるもの以外は[10][11][12]による:
舞台
| 年 | タイトル | 原題 | 役名 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 1995 | 演劇が終わった後に[2] | 연극이 끝난 후에 | デビュー作 | |
| 2007 | ライン | Line | モリー | イスラエル・ホロヴィッツの短編劇 |
| 未来はない | 미래는 없다 | パク・ウンジ | ||
| 2008-09, 2010 | 慶南昌寧郡吉谷面 | 경남 창녕군 길곡면 | イ・ソンミ | フランツ・クサーヴァー・クロイツ『オーバーエスターライヒ州』が原案 |
| 2009 | 2009 こんにちは、モスクワ | Звёзды на утреннем небе/2009 안녕, 모스크바 | アレクサンドル・ガーリンの作品 | |
| 2009-10 | ノートルダム・ド・パリ | Notre-Dame de Paris | クロパン・トルイユフー | |
| 2012 | チョン・ミョンチュル評伝 | 전명출 평전 | イ・スンニム | |
| 2013 | ポケットの中のサボテン | A Lousy Performance | アンナ・クロゲルスの作品 |
映画
| 年 | タイトル | 原題 | 役名 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 2005 | 恋の潜伏捜査 | 잠복근무 | 数学教師 | デビュー作 |
| 2006 | アイスキャンディー | 아이스케키 | チュンジャ | |
| 2011 | 危険な挨拶 | 위험한 상견례 | 駄菓子屋の店主 | |
| 2012 | 音痴クリニック | 음치클리닉 | イ・ヒョンジャ | |
| 2013 | もうひとつの約束 | 또 하나의 약속 | ||
| 2014 | モンスター | 몬스터 | ウォルセアジュンマ | |
| 国際市場で逢いましょう | 국제시장 | 市場でヨンジャと喧嘩するアジュンマ[13] | ||
| 2015 | 西部戦線1953 | 서부전선 | アジュンマ | |
| 2016 | ハッピー・バス・デイ | 해피뻐스데이 | ソニョン | 第5回トゥルコッ映画賞助演賞受賞 |
| 女は冷たい嘘をつく | 미씽: 사라진 여자 | マッサージ店のオーナー | ||
| 2017 | ワンライン/5人の詐欺師たち | 원라인 | ホン代理 | |
| コミュニケーションと嘘 | 소통과 거짓말 | 第5回トゥルコッ映画賞助演賞受賞 第23回春史大賞映画祭助演女優賞受賞 | ||
| 2018 | ハーストーリー | 허스토리 | シン社長 | 第27回釜日映画賞助演女優賞受賞 |
| あなたのお願い | 당신의 부탁 | ヨナ | ||
| 虐待の証明 | 미쓰백 | チャン・フナム | 別題『ミス・ペク』 | |
| 2019 | マルモイ ことばあつめ | 말모이 | ク・ジャヨン | |
| 私たちの偽装結婚 | 어쩌다, 결혼 | Jo Soo-jeong | ||
| 8番目の男 | 배심원들 | 清掃のおばさん | 特別出演 | |
| 2021 | 三姉妹 | 세자매 | ヒスク | |
| 2022 | ベイビー・ブローカー | 브로커 | 児童養護施設の職員 | 特別出演 |
テレビドラマ
| 年 | タイトル | 原題 | 役名 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 2014 | 花じいさん捜査隊 | 꽃할배 수사대 | ジュニョクの母 | tvN放送、デビュー作 |
| ホテルキング | 호텔킹 | ソ・ムンジョン | MBC放送、デビュー作 | |
| 三銃士 | 삼총사 | ダルヒャンの母 | tvN放送 | |
| ガボン | 가봉 | ヨンエ | MBC放送 MBCドラマスペシャルの一作品 | |
| 2015 | 輝くか、狂うか | 빛나거나 미치거나 | ペンミョ | MBC |
| 恋のスケッチ〜応答せよ1988〜 | [응답하라 1988 | ソヌの母 | tvN放送 | |
| 2016 | これが人生!ケ・セラ・セラ | 그래, 그런거야 | 脚本家 | SBS放送 カメオ出演[14] |
| 僕は彼女に絶対服従 〜カッとナム・ジョンギ〜 |
욱씨남정기 | ハン・ヨンミ | JTBC放送 | |
| ウォンテッド〜彼らの願い〜 | 원티드 | オ・ミオク | SBS放送 | |
| 月桂樹洋服店の紳士たち | 월계수 양복점 신사들 | チキン店の客 | KBS放送 | |
| ショッピング王ルイ | 쇼핑왕 루이 | ホ・ジョンラン | MBC放送 | |
| お父様、私がお世話します | 아버님 제가 모실게요 | ソ・ヘジュ | MBC放送 | |
| 青い海の伝説 | 푸른 바다의 전설 | チムジルバンの客 | SBS放送 カメオ出演[15] | |
| 2017 | 番人 | 파수꾼 | イ・スネ | MBC放送 |
| 病院船〜ずっと君のそばに〜 | 병원선 | オ・ミジョン | MBC放送 特別出演[16] | |
| ランジェリー少女時代 | 란제리 소녀시대 | ジョンヘの母 | KBS放送 | |
| この恋は初めてだから | 이번 생은 처음이라 | キム・ヒョンジャ | tvN放送 | |
| 2018 | ラブ・トライアングル | 애간장 | キム・シヌの母 | OCN放送 |
| 刑務所のルールブック | 슬기로운 감빵생활 | カン・チョルドゥ（カイスト）の妻 | tvN放送 | |
| ウンジュの部屋 | 은주의 방 | ウンジュの母[17] | Olive放送 | |
| テンポガールズ | 땐뽀걸즈 | パク・ミヨン | KBS放送 | |
| 2019 | ロマンスは別冊付録 | 로맨스는 별책부록 | ソ・ヨンア | tvN放送 |
| 彼女の私生活 | 그녀의 사생활 | オム・ソヘ | tvN放送 | |
| 十八の瞬間 | 열여덟의순간 | ユン・ソンヒ | JTBC放送 | |
| 椿の花咲く頃 | 동백꽃 필 무렵 | パク・チャンスク | KBS放送 | |
| 愛の不時着 | 사랑의 불시착 | ナ・ウォルスク | tvN放送 | |
| 2020 | 賢い医師生活 | 슬기로운 의사생활 | イクジュンの患者 | tvN放送 特別出演[18] |
| コンデインターン | 꼰대인턴 | ク・ジャスク | MBC放送 | |
| コンビニのセッピョル | 편의점 샛별이 | コン・ブンヒ | SBS放送 | |
| 人生最高の贈り物 〜ようこそ、サムグァンハウスへ〜 | 오 삼광빌라 | イ・マンジョン | JTBC放送 | |
| 2021 | 静かなる海 | 고요의 바다 | ホン・ガヨン | Netflix配信 |
| 2023 | イルタ・スキャンダル〜恋は特訓コースで〜 | 일타 스캔들 | チョ・スヒ | tvN放送 |
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※一部、企業名をクリックするとCFの動画ページ（当該企業の公式チャンネル内）に飛びます。
| 年 | 企業名 |
|---|---|
| 2016 | 八道ビビン麺（ラ・ミラン、イ・イルファと共に）[19] |
受賞歴
- 第5回トゥルコッ映画賞 - 助演賞「ハッピー・バス・デイ」「コミュニケーションと嘘」
- 第23回春史大賞映画祭 - 助演女優賞「コミュニケーションと嘘」
- 第27回釜日映画賞 - 助演女優賞「ハーストーリー」
- 2020 MBC演技大賞 - 助演賞「コンデインターン」[21]
- 2020 KBS演技大賞 - 助演賞「人生最高の贈り物 〜ようこそ、サムグァンハウスへ〜」[22]
- 2020 APAN STAR AWARDS - 女性演技賞「愛の不時着」「コンビニのセッピョル」[23]
- 第57回百想芸術大賞 - 映画部門女性助演賞「三姉妹」[24]
- ^ a b c d 이은주 ‘응팔’김선영“난 아줌마 체질…선우 엄마와 싱크로율 70%” （朝鮮語） ソウル新聞 2016年1月27日
- ^ a b c d e 조윤선 김선영, 여우조연2관왕→허스토리→말모이 '스크린 美친 질주' （朝鮮語） 朝鮮日報 2018年7月20日付記事（オリジナル: スポーツ朝鮮）
- ^ a b c d e 정다훈 ［SE★인터뷰②］김선영, “난 우스운 사람, 연극 ‘모럴 패밀리’는 우습지 않아” （朝鮮語） ソウル経済 2018年3月16日付記事
- ^ 김선영 （朝鮮語） Daum movie 2019年1月12日閲覧
- ^ 정희연 ［인터뷰］김선영 “데뷔 10여 년 만에 다시 연기 공부…드라마는 또 다른 무대” （朝鮮語） スポーツ東亜 2014年8月18日付記事
- ^ 이재훈 정우성이 제작비 전액 지원한 연극 '모럴패밀리' 4월 공연 （朝鮮語） 中央日報 2018年3月15日付記事（オリジナル: NEWSIS）
- ^ ＜2016 아시아태평양 스타 어워즈＞후보작 살펴보니...＜구르미＞부터＜W（더블유）＞까지 '쟁쟁' ［2016 DMC 페스티벌］ （朝鮮語） MBC 2016年10月2日付記事
- ^ “「愛の不時着」や「梨泰院クラス」のキャストが集結! 第56回百想芸術大賞に来場した韓国スターたち。”. (2020年6月6日) 2021年2月2日閲覧。
- ^ “ヒョンビン、恋人ソン・イェジンに感謝のコメントも！「2020 APAN STAR AWARDS」で大賞を受賞“最高のパートナーとして…”（総合）”. (2021年1月24日) 2021年2月2日閲覧。
- ^ 김선영 영화참여작 （朝鮮語） Daum movie 2019年1月12日閲覧
- ^ Kim Sun-young-III（김선영）'s Filmography （英語） HANCINEMA 2019年1月12日閲覧
- ^ 김선영 （朝鮮語） PLAYDB 2019年1月13日閲覧
- ^ '응팔' 김선영, 알고보니 영화 '국제시장'에서 김윤진 머리채 잡고 싸운 아줌마 （朝鮮語） 毎日新聞 2016年1月27日付記事、同日修正
- ^ 윤준필 ‘선우엄마’ 김선영, ‘그래, 그런거야’ 카메오 출연…스타 드라마 작가 役 （朝鮮語） 10Asia/韓国経済新聞 2016年3月11日
- ^ ‘푸른 바다의 전설’ 김선영, 전지현에 “이민호와 부부싸움 그만해” （朝鮮語） asiatoday.co.kr 2016年12月22日付記事
- ^ 김하진 ‘병원선’ 차화연·김선영·조현재, 특별출연도 화려하다 （朝鮮語） 10Asia/韓国経済新聞 2017年8月26日付記事
- ^ 남재륜 '은주의 방' 김선영X류혜영, '응팔'이후 3년만에 모녀로 만났다 （朝鮮語） 朝鮮日報 2018年11月5日付記事（オリジナル: スポーツ朝鮮）
- ^ “「賢い医師生活」キム・ソニョン＆チェ・ムソン、本人役で登場…「応答せよ1988」PDとの縁で出演”. Kstyle (2020年4月24日). 2021年6月3日閲覧。
- ^ 이현택 "만우절 거짓말 아냐" 팔도, 비빔면 1.2인분 출시 （朝鮮語） 中央日報 2016年3月9日付記事、2016年3月9日修正
- ^ “ドラマ「椿の花咲く頃」＆映画「パラサイト 半地下の家族」第56回百想芸術大賞で大賞を受賞（総合）”. Kstyle (2020年6月6日). 2021年6月3日閲覧。
- ^ “パク・ヘジン「2020 MBC演技大賞」で大賞を受賞…今年のドラマ賞は「コンデインターン」に輝く（総合）”. Kstyle (2020年12月31日). 2021年6月3日閲覧。
- ^ “「2020 KBS演技大賞」チョン・ホジン、大賞を受賞…父親の故チョン・ギュドクさんに感謝（総合）”. Kstyle (2021年1月1日). 2021年6月3日閲覧。
- ^ “ヒョンビン、恋人ソン・イェジンに感謝のコメントも!「2020 APAN STAR AWARDS」で大賞を受賞“最高のパートナーとして…”（総合）”. Kstyle (2021年1月24日). 2021年6月3日閲覧。
- ^ “「第57回百想芸術大賞」ユ・ジェソクが栄誉の大賞に…映画部門の最優秀賞はユ・アイン&チョン・ジョンソ（総合）”. Kstyle (2021年5月14日). 2021年6月3日閲覧。
「キム・ソニョン (1976年生の女優)」の続きの解説一覧
- 1 キム・ソニョン (1976年生の女優)とは
- 2 キム・ソニョン (1976年生の女優)の概要
- 3 外部リンク
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