キス (魚) おもな種

キス (魚)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/02 14:18 UTC 版)

おもな種

シロギス Sillago japonica
全長35cm。北海道南部以南の日本沿岸から東シナ海にかけて分布する[5]。体色は淡い褐色だが、体側は光を反射して虹色に光る。投げ釣りのもっとも一般的な対象魚である。シロギスのみを対象とした釣り大会も開催される。
アオギス Sillago parvisquamis
全長40cm。名のとおり体色に青みが強い。かつては東京湾や伊勢湾にも分布したが、開発や水質汚濁によって産卵に必要な干潟を失い、今日では九州や台湾など限られた地域に生き残るのみとなっている。遠浅の浜に脚立を立てて釣る方法は、もともとシロギスよりも警戒心の強いアオギスを釣るためのものだった。
ホシギス Sillago aeolus
全長25cm。奄美大島以南に分布する。死ぬと体側に褐色の斑点が浮かび上がる[5]
ダイオウギス Sillaginodes punctata
最大で全長70cmに達する大型種。オーストラリア近海に分布し、日本には生息しない。全身に褐色の小さなまだら模様がある。

キスにちなむ語句

前述のように細長い円筒形の体型から、「痩せぎす」の語源の一つとも考えられている[8]

語源

語源は諸説ある[9]

  • 日本各地の海岸で普通に見られ比較的簡単に釣ることができるため「岸」が変化した。
  • 味が淡白なのことから「潔し」が転訛した。
  • すぐに群れることから「帰す」に由来する。

関連項目

外部リンク


  1. ^ “キス【鱚】”, 広辞苑, 第4版, 岩波書店, (1998) 
  2. ^ "キス(鱚)". 世界大百科事典 第2版、日本大百科全書(ニッポニカ). コトバンクより2021年12月10日閲覧
  3. ^ a b Tatsuya Kaga 『Phylogenetic systematics of the family Sillaginidae (Percomorpha: order Perciformes)』 Zootaxa3642. 2013年 ISBN 978-1-77557-144-5 pp.105
  4. ^ a b c d e f g Joseph S. Nelson 『Fishes of the World Fourth Edition』 Wiley & Sons, Inc. 2006年 ISBN 0-471-25031-7 p.357
  5. ^ a b c d e f 岡村収・尼岡邦夫監修 『日本の海水魚』 山と溪谷社 1997年 ISBN 4-635-09027-2 p.307
  6. ^ a b Sillaginidae”. FishBase. 2014年7月20日閲覧。
  7. ^ 徳川将軍が毎朝食した「鱚《きす》」 脚立釣り発祥のきっかけにも”. ダイヤモンド・オンライン (2013年7月19日). 2022年11月10日閲覧。
  8. ^ "痩せぎす". デジタル大辞泉. コトバンクより2021年12月10日閲覧
  9. ^ 語源由来辞典 (2007年10月14日). “キス/鱚/きす”. 語源由来辞典. 2023年3月10日閲覧。


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