カウル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/22 14:35 UTC 版)
自動車
自動車では、ボンネットのフードとフロントウインドシールドの間の外板部を指す。現在の自動車におけるワイパーの基部やベンチレーターの吸気口がある部分のことである。フロントフェンダーが独立した形状を持っていた時代には側面に回り込んだ部分までを指していた。
鉄道車両
アメリカ合衆国を中心に普及しているアメリカ形ディーゼル機関車では、機関部を覆う外板が台枠幅いっぱいに広げられた形状の車両をカウル・ユニットと呼ぶ。これに対して、覆いの幅が台枠幅より狭く、周囲にランボードを持つものをフード・ユニットと呼ぶ。また、単なる覆いではなく、外板構造が車体の強度部材として設計されたものは、キャブ・ユニットあるいはカーボディ・ユニットと呼ぶ。
脚注
外部リンク
- NACA Low-Drag Engine Cowling Essay - details on development of the cowling.
- Abstract of NACA TN 301 report and .pdf file
- Archive of NACA reports 1917-1958
- ^ a b c d e f g “バイク用語辞典”. ヤマハ発動機株式会社. 2014年3月10日閲覧。
- ^ White, Graham. Allied Aircraft Piston Engines of World War II. pp. Figures 2.2 & 2.3. ISBN 1-56091-655-9
- ^ a b c Anderson, John David. A History of Aerodynamics: And Its Impact on Flying Machines. pp. 331. ISBN 978-0521669559
- ^ White, Graham. Allied Aircraft Piston Engines of World War II. pp. 7–8. ISBN 1-56091-655-9
- ^ James R. Hansen (1998年). “Engineering Science and the Development of the NACA Low-Drag Engine Cowling”. History.nasa.gov. 2010年7月30日閲覧。
- ^ Full-Scale Testing of N.A.C.A. Cowlings (Theodore Theodorsen, M. J. Brevoort, and George W. Stickle, NACA Report # 592. Langley Memorial Aeronautical Laboratory: 1937)
- ^ a b c d e f “JAMA -JAMAGAZINE-”. 一般財団法人日本自動車工業会. 2014年3月10日閲覧。
- ^ “ミニカウル組付・取扱説明書”. 株式会社ワイズギア. 2014年3月10日閲覧。
- ^ John Robinson, "Motorcycle Tuning: Chassis", ISBN 0-7506-1840-X, p.132
- ^ “Honda”. 本田技研工業株式会社. 2014年3月10日閲覧。
- ^ “Honda”. 本田技研工業株式会社. 2014年3月10日閲覧。
- ^ “VT250 1982.05”. 本田技研工業株式会社. 2014年3月10日閲覧。 “フロントウインカーを組み込んだミニカウル風のメーターバイザー”
- ^ 株式会社 旭精器製作所 - 製品紹介 - ウインドシールド
- ^ Honda二輪純正アクセサリー TACT ウインドシールド:ナックルバイザーなし
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