エイミー・ヒル エイミー・ヒルの概要

エイミー・ヒル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/22 17:44 UTC 版)

エイミー・ヒル
Amy Hill
1983年撮影
本名 Amy Marie Hill
生年月日 (1953-05-09) 1953年5月9日(70歳)
出生地 サウスダコタ州ローレンス郡
国籍 アメリカ合衆国
民族 日系アメリカ人
ジャンル 女優
声優
活動期間 1984年 - 現在
主な作品
ハットしてキャット
50回目のファースト・キス
キャットファイト
『Tokyo Bound』(舞台)
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来歴

生い立ち

1953年サウスダコタ州ローレンス郡に生まれる。母親が日本人で、父親はフィンランド系アメリカ人だったが、1979年に他界した[1]。高校を卒業後は、上智大学に1年間の予定で来日したが、最終的には7年間の滞在にまで延びた[2]。日本滞在中は都内のスーパーのレモンの売り子として働き、しばらくしてからラジオのパーソナリティとして外国人の視点から日本を語る番組『エイミーの日本』のホストとしての活動も行っている[3][2]

キャリア

アメリカに帰国後はサンフランシスコを拠点にしたアジア系による劇団『Asian American Theater Company』で舞台女優としてキャリアをスタートさせ、舞台においては自身の東京での滞在生活をベースにした一人芝居劇「Tokyo Bound」の脚本・主演を務めた。一人芝居は「Tokyo Bound」を含め3部作となり、アメリカ各地の巡業公演を行い高い評価を得た[2]

1980年代半ばあたりから脇役としてテレビドラマや映画などに出演をし始め、1994年からマーガレット・チョークライド・クサツらが出演するアジア系家庭をコミカルに描いたシットコム、『All-American Girl』の韓国系アメリカ人の祖母役を演じたあたりから知名度が急上昇。それ以降は順調にキャリアを重ね、アジア系女優としての確固たる地位を確立した。現在では、テレビドラマシリーズなどでのレギュラー出演も目立っており、アジア系女優として活躍を続けている。

私生活

前述の来日期間に結婚をしている[2]。帰国後は養子として娘(Penelope Hill)を迎え入れており、彼女もまた演劇をしていることから親子で舞台に立ったり、演出家としての活動でも知られている[4]

出演作品

映画

声の出演

テレビドラマ

テレビアニメ


  1. ^ Amy Hill Biography”. 2018年2月26日閲覧。
  2. ^ a b c d 俳優・声優・脚本家/エイミー・ヒル”. 2018年2月27日閲覧。
  3. ^ Amy Hill: a double agent with personalities to spare”. 2018年2月27日閲覧。
  4. ^ Amy Hill Biography”. 2018年2月26日閲覧。


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