アル・ファルーク・アミヌ アル・ファルーク・アミヌの概要

アル・ファルーク・アミヌ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/10 21:15 UTC 版)

アル=ファルーク・アミヌ
Al-Farouq Aminu
フリーエージェント
ポジション SF/PF
基本情報
国籍 アメリカ合衆国
ナイジェリア
生年月日 (1990-09-21) 1990年9月21日(32歳)
出身地 ジョージア州アトランタ
身長 206cm (6 ft 9 in)
体重 98kg (216 lb)
ウィングスパン 218cm  (7 ft 2 in)
キャリア情報
出身 ウェイクフォレスト大学
ドラフト 2010年 8位
選手経歴
2010-2011
2011-2013
2013-2014
2014-2015
2015-2019
2019-2021
2021
ロサンゼルス・クリッパーズ
ニューオーリンズ・ホーネッツ
ニューオーリンズ・ペリカンズ
ダラス・マーベリックス
ポートランド・トレイルブレイザーズ
オーランド・マジック
シカゴ・ブルズ
Stats  Basketball-Reference.com
Stats  NBA.com 選手情報 NBA.Rakuten
代表歴
キャップ 2012-

学生時代

2005年、アミヌは高校を転校したため、2年次に公式戦でプレーすることができなかった[1]。翌シーズンアミヌは1試合平均13.7得点、9.5リバウンドをあげて、ガニ・ラワルと共にチームを引っ張り、30勝3敗の成績をあげて全米12位に高校をランクさせた。さらに翌年は平均23.1得点、11.2リバウンドをあげて、チームは29勝2敗、全米6位にランクされた。アミヌは、ミルウォーキーBMOハリス・ブラッドリー・センターで行われたマクドナルド・オール・アメリカンゲームに出場、その後ジュニアアメリカ代表に選ばれたアミヌはナイキ・フープ・サミットで世界選抜と対戦、ジョーダン・クラシック・ゲームでは13得点12リバウンドの活躍を見せた[2]

2008年、アミヌは全米の各大学から注目を浴びる存在になった。Rivals.comは7位に[2]、Scout.comは13位にアミヌを評価した[3]

高校卒業後ウェイクフォレスト大学に進学し、1年生時に10回ダブル・ダブルを記録、1年生選手として得点ではカンファレンス2位の13.0得点、リバウンドでは1年生トップ、カンファレンスでも6位となる1試合あたり8.3リバウンドをマークし、ACCのオールフレッシュマンチームに選出された。この年アミヌは週間最優秀フレッシュマンに5度選ばれたが、これはウェイクフォレスト大学の選手としてはロドニー・ロジャース、クリス・ポールに並ぶタイ記録であった[4]。2年次には同大学選手としては1997年にティム・ダンカンが記録して以来となる20リバウンドをあげた試合もあった[4]。シーズン終了後、2010年のNBAドラフトアーリーエントリーを表明した[4]

NBAキャリア

ロサンゼルス・クリッパーズ

2010年のNBAドラフトにおいて、ロサンゼルス・クリッパーズから全体8位指名を受けた。

ニューオーリンズ・ホーネッツ/ニューオーリンズ・ペリカンズ

2011年12月14日、クリス・ポールとのトレードでニューオーリンズ・ホーネッツに移籍した。

ダラス・マーベリックス

2014年6月29日、ダラス・マーベリックスと契約した[5]。2015年2月20日、対ヒューストン・ロケッツ戦で、シーズン最高となる17得点12リバウンドを記録した[6]

ポートランド・トレイルブレイザーズ

2015年7月1日、ポートランド・トレイルブレイザーズと4年3000万ドルで契約した[7]

移籍1年目となった2015-2016年シーズンでは全試合スターターとして出場し、プレーオフ1回戦のクリッパーズ戦では30得点10リバウンドを記録するなどブレイザーズ躍進に大きく貢献し、自己最高の成績を残した。

2016-2017年シーズンはベンチからのプレーが増え前年より3ポイント成功率が大きく下がり、前年を下回る成績となった。2017年2月9日のボストン・セルティックス戦ではキャリアハイの26得点をマークした。[8]

オーランドマジック

2019年7月6日に、オーランド・マジックと契約した[9]。2019年12月1日、オーランドマジックは、アミヌが右膝の半月板損傷を患い、無期限休場することを発表した[10]

シカゴ・ブルズ

2021年3月25日、ニコラ・ブーチェビッチと共に、ウェンデル・カーター・ジュニアオット・ポーター、および2つの将来の第1ラウンドのピックと引き換えにシカゴ・ブルズにトレードされた[11]

2021年8月11日、デマー・デローザンサイン・アンド・トレードの一環として、サデウス・ヤングとドラフトピックと共にサンアントニオ・スパーズに放出され[12]、10月18日に契約解除された[13]

ボストン・セルティックス

2021年12月25日、ボストン・セルティックス10日間契約を結んだ[14]。しかし試合出場の機会はなかった。


  1. ^ Hoops - Al-Farouq Aminu ruled Ineligible”. Georgia Tech Sports (2005年12月7日). 2011年6月20日閲覧。
  2. ^ a b Player Bio”. ウェイクフォレスト大学. 2011年6月20日閲覧。
  3. ^ Scout.com College Football Team Recruiting Prospects”. Scout.com (2008年). 2011年6月20日閲覧。
  4. ^ a b c d 2011 NBA Draft”. CBSスポーツ. 2011年6月20日閲覧。
  5. ^ “Mavericks sign free agent Al-Farouq Aminu”. mavs.com. (2014年7月29日). http://www.mavs.com/mavericks-sign-free-agent-al-farouq-aminu/ 2014年7月29日閲覧。 
  6. ^ Harris, Aminu lead as balanced Mavs hold off Rockets 111-100
  7. ^ “Al-Farouq Aminu, Blazers agree to 4-year, $30M deal, source says”. espn.com. (2015年7月1日). http://espn.go.com/nba/story/_/id/13178619/al-farouq-aminu-portland-trail-blazers-agree-terms-4-year-30-million-deal/ 2015年7月3日閲覧。 
  8. ^ Thomas has 34 and Celtics beat Blazers 120-111
  9. ^ Orlando Magic Sign Al-Farouq Aminu”. NBA.com (2019年7月6日). 2019年7月8日閲覧。
  10. ^ Aminu Out Indefinitely With Torn Meniscus”. NBA.com (2019年12月1日). 2019年12月1日閲覧。
  11. ^ Bulls acquire All-Star Nikola Vucevic and Al-Farouq Aminu in trade with Magic”. NBA.com (2021年3月25日). 2021年3月26日閲覧。
  12. ^ SAN ANTONIO COMPLETES TRADE WITH CHICAGO”. NBA.com (2021年8月11日). 2021年8月11日閲覧。
  13. ^ SPURS WAIVE AL-FAROUQ AMINU”. NBA.com (2021年10月18日). 2021年10月19日閲覧。
  14. ^ Celtics sign Al-Farouq Aminu, Norvel Pelle to 10-day contracts”. NBA.com (2021年12月25日). 2021年12月26日閲覧。
  15. ^ Al-Farouq AMINU FIBA”. FIBA. 2019年9月8日閲覧。
  16. ^ Wake Forest Recruit Al-Farouq Aminu Charged With Aggravated Assault”. AOL (2008年3月29日). 2011年6月20日閲覧。


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