アルボ アルボの概要

アルボ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/08/10 18:25 UTC 版)

Arbo

  


自治体庁舎
 ガリシア州
 ポンテベドラ県
コマルカ ア・パラダンタ
面積 42.9 km²
標高 257m
人口 2,904 人 (2014年)
人口密度 67.69 人/km²
住民呼称 arbense
ガリシア語率 51.45% (2011年[1]
Arbo
スペイン内のアルボの位置
Arbo
ポンテベドラ県内のアルボの位置

北緯42度07分 西経8度19分 / 北緯42.117度 西経8.317度 / 42.117; -8.317座標: 北緯42度07分 西経8度19分 / 北緯42.117度 西経8.317度 / 42.117; -8.317

ガリシア州内の位置

ガリシア語話者の自治体住民に占める割合は51.45%(2011年)。

地理

アルボはポンテベドラ県の南東部に位置し、コマルカ・ダ・パラダンタに属する。隣接する自治体は、北がア・カニーサ、東がクレセンテ、西がアス・ネベス、そして南がミーニョ川を隔ててポルトガルのメルガーソ(Melgaço)となっている。自治体の中心はアルボ教区のパソ地区[2]

人口

アルボの人口推移 1900-2010
出典:INE(スペイン国立統計局)1900年 - 1991年[3]、1996年 - [4]

歴史

自治体では、新石器時代の石おのが発見されており、現在ポンテベドラの県立博物館に所蔵されている。また、ミーニョ川河畔のサン・ショアン・デ・アルボ地区にはペトログリフが残されている。

アルボについての現存する最古の記録は、アルフォンソ7世によって、サンタ・マリーア・デ・メロン修道院にこの地が寄贈されたことについて記述されている。そして、現在も同修道院の特権、寄贈などに言及するおびただしい数の証文が残されている。

ポルトガル領のメルガソに、川を隔てて隣接するという地理的条件は、しばしば、アルボを直接あるいは間接的に紛争に巻き込むこととなった。フェリーペ4世統治下のポルトガル独立回復戦争スペイン継承戦争、そしてスペイン独立戦争時の1809年2月には、この地に入るために重要なモウレンタン橋をめぐって、この地の住民とフランス兵との間で衝突が起きている。

経済

近年、人口の減少が著しいが、いくつかの経済分野においては、伸びている。とくに、ワイン生産の分野においては順調に伸びている。自治体内にはいくつものワイン醸造所がある。この地域の天候は良質の白ブドウ品種アルバリーニョの生産に適しており、D.O.リアス・バイシャスの一翼を担っている。また、その他の分野ではアグリツーリズムが重要分野となっている。

政治

自治体首長は、ガリシア国民党(PPdeG)のマヌエル・リベーラ・ドミンゲス(Manuel Rivera Domínguez)、自治体評議員はガリシア国民党:6、ガリシア民族主義ブロック(BNG):2、A.I.AR.(Alternativa Independiente de Arbo):2、ガリシア社会主義者党(PSdeG-PSOE):1、となっている(2007年自治体選挙結果)。






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