兄弟殺しとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 趣味 > 短編小説作品名 > 兄弟殺しの意味・解説 

兄弟殺し

作者フランツ・カフカ

収載図書カフカ傑作短篇集
出版社福武書店
刊行年月1988.3
シリーズ名福武文庫

収載図書カフカ寓話集
出版社岩波書店
刊行年月2003.2
シリーズ名岩波文庫


フラトリサイド

(兄弟殺し から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/06/29 07:53 UTC 版)

"アベルを殺すカイン", ギュスターヴ・ドレのフラトリサイドのイラスト (彼らが野原にいた時、カインと弟アベルは話をしていた。 カインは弟アベルの傍で立ち上がり、彼を殺した[1])。

フラトリサイド(英: fratricide、ラテン語のfrater "兄弟"、cida "殺人者"、またはcidum "殺害"、もしくはcaedere "殺す、切り倒す"に由来)は人の行為であり、直接に、または雇い人や従わせた者など第三者を利用して、最終的に兄弟を殺害すること。

実例

武家社会、とりわけ兄弟間で権力争いが存在した場合に度々起こることがある。織田信長の画策によって織田信行が殺害された事例、大友塩市丸が大友義鎮の家臣によって父共々殺害された二階崩れの変などの事例がある。

現代におけるフラトリサイド

朝鮮民主主義人民共和国においては制度化された法律に基づくものではないが、最高指導者への権力集中の過程で、ライバルとなり得る兄弟を排除した例がある。2017年、金正恩の異母兄である金正男がマレーシアのクアラルンプール国際空港で空港で暗殺されている。正男は海外での生活が長く、度々の警告を受けていたにも関わらず、西側のジャーナリストの取材に対して、「三代世襲は常識的に見て笑い話だ」「中国式の改革開放を行うべきだ」といった北朝鮮の体制を公然と批判する発言を繰り返しており[2][3]、正恩としても苦渋の決断で泣いて馬謖を斬らざるを得なかったと考えられる。

宗教と神話

旧約聖書「創世記」には、カインとアベルに関連する記述があるが、このフラトリサイドは最初に犯された殺人のタイプだった。ローマ神話では、双子のロームルスとレムスが互いに神の賛美とローマを建設する計画について争い、ロームルスが彼の弟を殺害した後、ローマの最初の王となった[4]。

参考文献

  1. ↑ “Holy Bible 21st Century King James Version -”. BibleGateway.com. 2017年12月8日閲覧。
  2. ↑ 「最近の活動」『国家基本問題研究所』2009-1-23
  3. ↑ 「金正男氏、運命に翻弄された数奇な生涯 北朝鮮「3代目」にして世襲批判、開放を主張」『Huffpost』2017-2-15
  4. ↑ The political significance of the founding fratricide is discussed at length by T.P. Wiseman, Remus: A Roman Myth (Cambridge University Press, 1995) passim.

関連項目



英和和英テキスト翻訳

英語⇒日本語日本語⇒英語

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「兄弟殺し」の関連用語

兄弟殺しのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



兄弟殺しのページの著作権

   
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのフラトリサイド (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2026 GRAS Group, Inc.RSS