キネシオロジーとは? わかりやすく解説

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キネシオロジー【kinesiology】

読み方:きねしおろじー

運動機能学。人体運動について研究する学問。特に、衣服の体への適応性高めるために人体もっている運動性分析し、より着やすい服を作ろうとする研究


キネシオロジー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/22 08:45 UTC 版)

アカデミックなキネシオロジーにおける研究(左)と実践(右)の様子

キネシオロジーKinesiology)とは、人間またはそれ以外の生物の身体の運動の科学的研究である。生理学的、生体力学的、心理学的な運動原理および運動機構を扱う。ヒューマン・キネシオロジーなど、キネシオロジーの人間の健康への適用には、生体力学・整形外科 - 体力とコンディション、スポーツ心理学、リハビリテーションの方法、スポーツとエクササイズ ‐ が含まれる。人間および動物の運動の研究には、モーショントラッキングシステムによる運動の調査、筋肉および脳の活動の電気生理学、生理学的機能を観察するための様々な方法、その他に、行動と認知を調べる技術が含まれている。[1][2]

キネシオロジーという言葉は、ギリシャ語のκίνησις キネシス(kínēsis、動き)、λογία -ロギア(logia、研究・学問)から来ている。

なお、筋肉反射テストで診断する、マインドブロックを解き心と体を自然本来の状態へ戻す、などと主張されるカイロプラクティック・代替医療の方法はアプライドキネシオロジーであり、これには非科学も含まれるため、科学的研究であるキネシオロジーの範疇にはない。また、キネシオロジーテープ、キネシオテープ等と呼ばれる粘着テープを使うテーピングも、疑似科学的療法と見做されており、キネシオロジーとは別物である。

脚注

  1. ^ Bodo Rosenhahn, Reinhard Klette and Dimitris Metaxas (eds.). Human Motion - Understanding, Modelling, Capture and Animation. Volume 36 in Computational Imaging and Vision, Springer, Dordrecht, 2007
  2. ^ Ahmed Elgammal, Bodo Rosenhahn, and Reinhard Klette (eds.) Human Motion - Understanding, Modelling, Capture and Animation. 2nd Workshop, in conjunction with ICCV 2007, Rio de Janeiro, Lecture Notes in Computer Science, LNCS 4814, Springer, Berlin, 2007


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