リム外れ試験
タイヤビード部のリムシート部からの外れにくさを評価する試験をいう。リム外れは通常、内側に外れてディスクホイールのフランジ内に止まるが、まれに外側に外れることもある。試験は、比較的低速で走行中に、急操舵によって旋回外側に前に荷重移動と横力を与え、タイヤ保持状態を察する。内圧を減らしてリム外れの発生限界を調べれば、余裕代が観察できる。このほか、ロールオフではないが、タイヤをディスクホイールに組み付けて台に固定し、サイドウォール部に特定形状の掌台具を押し付けて、リム外れ抵抗力を測定するビードアンシーティング試験(JIS D4230)がある。
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