norbornane

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ノルボルナン

分子式：	C7H12
その他の名称：	Norbornane、Bicyclo[2.2.1]heptane
体系名：	ビシクロ[2.2.1]ヘプタン、ノルボルナン

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ノルボルナン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/07/23 10:03 UTC 版)

ノルボルナン
IUPAC名 norbornane
別称 bicyclo[2.2.1]heptane
識別情報
CAS登録番号	279-23-2
PubChem	9233
ChemSpider	8878
SMILES C1CC2CCC1C2
InChI InChI=1S/C7H12/c1-2-7-4-3-6(1)5-7/h6-7H,1-5H2  Key: UMRZSTCPUPJPOJ-UHFFFAOYSA-N  InChI=1/C7H12/c1-2-7-4-3-6(1)5-7/h6-7H,1-5H2 Key: UMRZSTCPUPJPOJ-UHFFFAOYAR
特性
化学式	C7H12
モル質量	96.17 g mol−1
融点	85-88 °C
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

ノルボルナン (norbornane)、別名ビシクロ[2.2.1]ヘプタン (bicyclo[2.2.1]heptane) は化学式 C₇H₁₂ で表される飽和炭化水素である。ノルボルナンは、88 °C の融点を持つ結晶性の化合物である。炭素骨格は、シクロヘキサンの1,4-位にメチレン基が架橋した二環式の構造を有する。この化合物は、ノルボルネンやノルボルナジエンの関連化合物の水素添加により合成される。ノルボルニルカチオン (C₇H₁₁⁺) は、非古典的イオンであるという観点から科学的な興味が持たれている。

ボルナンの三つのメチル基を取り去った骨格を持つことから、それに「ノル」を付した名称が付けられた。