empire stateとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > empire stateの意味・解説 

エンパイア・ステート

(empire state から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/03/22 07:17 UTC 版)

初代大統領ジョージ・ワシントン。「エンパイア・ステート」の愛称の考案者とする説もある[1]
1931年に開業したエンパイア・ステート・ビルディング。州の愛称を冠した、最も有名な例である。
州政府の大部分が入居するエンパイア・ステート・プラザ。1959年から1976年にかけて建設された。

エンパイア・ステート: Empire State)または帝国州(ていこくしゅう)は、アメリカ合衆国ニューヨーク州愛称。1800年代から使用されており、州内の建築物やイベントの名称に採用されている[1]

愛称の由来は判然とせず、多くの歴史家を悩ませてきた[1]。アメリカ合衆国の作家ポール・エルドリッジは、以下のように述べている。

Who was the merry wag who crowned the State ...[as the Empire State]? New York would certainly raise a monument to his memory, but he made his grandiose gesture and vanished forever.

参考日本語訳:この州に〔エンパイア・ステートとして〕帝冠を授けたお調子者はだれなのだろうか? ニューヨークはきっと彼の記憶に記念碑を建てただろうに、大げさな表現をしたきり、永遠にその姿を消してしまった。

ポール・エルドリッジ、Crown of Empire[1]

歴史

「帝国の州」の語源は、ニューヨーク州が豊かな富や資源を有するためと考えられてきたが[2]、これには異論も存在する。1940年版の「ガイド・トゥー・ザ・エンパイア・ステート」は「その大それた形容詞を大胆にも初めて使った人物を特定することができれば、ニューヨークの人々を満足させることができるだろう」と述べている[1]。歴史家のミルトン・M・クラインは、1817年にニューヨークの商人集団が設立した旅客汽船会社「ブラック・ボール・ライン」の成功が関連しているのではないかと提起している。クラインによると、1820年までに「エンパイア・ステート」の愛称は広く使用されるようになった。

ジョージ・ワシントンは、当時ニューヨーク市長だったジェイムズ・デュアンへの1785年の書簡のなかで、ニューヨークを「帝国の中心地」 (the Seat of the Empire) と表現している。ワシントンは1790年代にも、ニューヨーク州知事だったジョージ・クリントンとの会話で、ニューヨーク州を指して「帝国への通路」 (Pathway to Empire) と呼んだとされる。歴史家のアレクサンダー・フリックは、この愛称はニューヨーク州の人口がバージニア州を上回った1819年には使われはじめ、1825年までに「普遍的に認知および受容された」としている[1][3]

下記の建築物や組織の名称は、愛称としての「エンパイア・ステート」に由来する。

脚注

  1. ^ a b c d e f g New York State Historical Association (2001). Milton M. Klein. ed. The Empire State: A History of New York. Ithaca, NY: Cornell University Press. pp. xix–xx. ISBN 978-0-8014-3866-0. https://books.google.com/books?id=FSn8HvlYsgUC&pg=PR19 
  2. ^ Shearer, Benjamin; Barbara S. Shearer (2002). State Names, Seals, Flags, and Symbols: A Historical Guide (3rd ed.). Westport, CT: Greenwood Press. p. 9. ISBN 978-0-313-31534-3. https://books.google.com/books?id=nCA0UuGlJG8C&pg=PA9 
  3. ^ Anderson, John Jacob; Alexander Clarence Flick (1902). A Short History of the State of New York. New York, NY: Maynard, Merrill, & Co.. p. 321. OCLC 6812818. https://books.google.com/books?id=qHIAAAAAYAAJ&pg=PA321 
  4. ^ Cobb, James C. (2009年9月25日). “Georgia History: Overview”. New Georgia Encyclopedia. 2019年5月27日閲覧。
  5. ^ About Us”. Empire State College. 2010年9月20日閲覧。
  6. ^ About the Games”. Empire State Games. 2010年9月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年9月20日閲覧。; Note that as of 2011, the games have been halted due to budget constraints.
  7. ^ Swearingen, Jacquelyn (2001年1月2日). “Lady Liberty's License Plate Number Is Up”. Times Union (Albany, NY: Hearst Newspapers): p. A1. http://albarchive.merlinone.net/mweb/wmsql.wm.request?oneimage&imageid=6085071 2011年4月18日閲覧。 

関連項目


「Empire State」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳

英語⇒日本語日本語⇒英語
  •  empire stateのページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「empire state」の関連用語

empire stateのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



empire stateのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのエンパイア・ステート (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2026 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2026 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2026 GRAS Group, Inc.RSS