アクサク
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オスマン古典音楽の理論において、アクサク (英語: aksak) は、速いテンポで演奏される「音符」と「その組み合わせ」を基調として、その基調を絶え間なく繰り返す、リズム・システムである。その音符の長短の微妙な組合せからきわめて多様なリズム・パターンをつくり出し、2+3、2+2+3、2+3+3などのように、2長と3長の音節の変化に基づくリズムセルを並置している。その名前は文字通り、「跛行」(英語: limping)、「つまづき」(英語: stumbling)、「激しい揺れ」(英語: slumping)を意味しており、西欧の民族音楽学者は、一般的に「不規則」な、または 付加拍子 と呼ぶ(Brăiloiu 1951; Fracile 2003, 198; Reinhard, Stokles, and Reinhard 1951, §II, 4)。
- ^ https://www.britannica.com/art/aksak, Encyclopaedia Britannica, 2018/05/22閲覧
- ^ Rhythm in Turkish music 20:04, 2 January 2018, 2018/05/22閲覧
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