USB延長ケーブルとは? わかりやすく解説

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USB延長ケーブル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/24 09:47 UTC 版)

USB延長ケーブル(USBえんちょうケーブル、USB extension cable)は周辺機器の一つであり、パーソナルコンピュータNASなどのハードウェアのUSBポートと、USBに対応したUSBメモリや、外付けHDDプリンターなど周辺機器のUSBポートを接続する際に、パソコンと機器がはなれていて、付属ケーブルでは届かない時に、長さを補うために使われるケーブルのこと。また、USB A端子が直接本体に直付けされているUSBメモリなどを容易に接続できるようにするために使う。

通常のUSBケーブルは片方がパソコン側のUSB A端子でもう片側が機器側のB端子(もしくはミニB端子)であるが、USB延長ケーブルは両方がA端子で、一方がオス、もう一方がメスとなっている。ただし、USB規格においてはケーブルの一方はA端子、もう一方はB端子と規定されているため、両端にA型のオスとメスがついているUSB延長ケーブルは規格に則っておらずUSBロゴをつけることがゆるされていない。USBロゴが付いたものもあるが、これは、規格違反を承知で勝手につけたものである。

周りにいろいろなオブジェをつけることも容易であり、実際にスパゲッティ型のUSBケーブルも開発・販売されている[1]。USBメモリなどに付属している事が多く、家電量販店などで販売しているものは長さが50~150cm程度のものが多い。

また、ごくまれにUSB規格で定められている5m以上の距離に延長するためにリピータがついている製品も存在するが、USB接続機器の中にはリピーターを挟むと動作しないものもあるので注意が必要である。

脚注

  1. ^ ITmedia PCUPdate:(たぶん)世界一高価で無駄なUSBケーブル

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