二酸化タングステン
酸化タングステン(IV)
(Tungsten(IV) oxide から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/05/30 06:26 UTC 版)
| 酸化タングステン(IV) | |
|---|---|
|  
      
       別称
        
      
       三酸化タングステン
        
      |  
   |
| 識別情報 | |
| CAS登録番号 | 12036-22-5 | 
| 特性 | |
| 化学式 | WO2 | 
| モル質量 | 215.84 g/mol | 
| 外観 | 青銅色の固体 | 
| 密度 | 10.8 g/cm3, 固体 | 
| 融点 |   1700 °C (分解)  |  
   
| 構造 | |
| 結晶構造 | 単斜晶系 | 
| 危険性 | |
| EU分類 | 記載無し | 
| 特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 | |
酸化タングステン(IV)(さんかタングステン、tungsten(IV) oxide)は、化学式が WO2 の無機化合物である。青銅色の固体で、結晶は単斜晶系である[1]。短い W-W 結合 (248 pm) を持つ八面体配位の WO6 を中心とした歪んだルチル型の構造をとる[1]。それぞれのW中心は d 2 の電子配置をとるため、大きな電気伝導性を持つ。
合成
900°Cで40時間かけて酸化タングステン(VI)をタングステン粉末で還元することによって合成する。この反応は中間体として部分的に還元され、混合原子価状態の W18O49 を経て進行する。モリブデン類縁体である酸化モリブデン(IV) MoO2 も同様に合成される。
- 
   
 この項目は、化学に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(プロジェクト:化学/Portal:化学)。     
   
- Tungsten(IV) oxideのページへのリンク
 
