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鶴牧藩

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/10 04:56 UTC 版)

鶴牧藩(つるまきはん)は、上総国市原郡椎津村(現在の千葉県市原市椎津)を居所として、江戸時代後期から廃藩置県まで存続した。1827年、水野氏が1万5000石で入封した。


注釈

  1. ^ 赤丸は本文内で藩領として言及する土地。青丸はそれ以外。
  2. ^ 忠清の四男・水野忠増は分知を受けて大身旗本となった[1]。忠増の子が忠位である。
  3. ^ 「水野家が城主格になった頃、あるとき江戸城で狼煙が上げられたが、その時に煙の中から折鶴が水野家江戸藩邸に落ちてきた。このことを記念して城を鶴牧城と命名した」といった命名伝承も語られている[6]
  4. ^ 陣屋所在地の小字名は「鶴牧」で[2]、少なくとも大正期には城のあった場所が「鶴牧」の小字名と呼ばれている[7]。『上総国町村史 第一編』(1889年)では小字名は「鶴舞」と記されている[8]
  5. ^ 『上総国町村史 第一編』(1889年)では小字名は「鶴舞」と記されている。

出典

  1. ^ 『寛政重修諸家譜』巻第三百三十一「水野」、国民図書版『寛政重修諸家譜 第二輯』pp.848-849
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n 『房総における近世陣屋』, p. 56.
  3. ^ a b c d e 鶴牧藩(近世)”. 角川日本地名大辞典. 2023年7月13日閲覧。
  4. ^ 川名登. “鶴牧藩”. 日本大百科全書(ニッポニカ). 2023年7月13日閲覧。
  5. ^ a b c d e f 和田代官所”. 日本歴史地名大系. 2023年7月13日閲覧。
  6. ^ 『千葉県市原郡誌』, p. 707.
  7. ^ 『千葉県市原郡誌』, p. 704.
  8. ^ 『上総国町村史 第一編』, 81/83コマ.
  9. ^ a b c 椎津村(近世)”. 角川日本地名大辞典. 2023年7月13日閲覧。
  10. ^ a b 鶴牧県”. 角川日本地名大辞典. 2023年7月13日閲覧。
  11. ^ 姉崎町(近代)”. 角川日本地名大辞典. 2023年7月13日閲覧。
  12. ^ 千葉県編『千葉県誌』(1919年)によれば1万6939坪[2]。.
  13. ^ 『房総における近世陣屋』, p. 2.
  14. ^ 椎津城跡”. 日本歴史地名大系. 2023年7月13日閲覧。
  15. ^ 正坊山城”. 城下図鑑. 2023年7月13日閲覧。
  16. ^ 千葉県市原市”. 余湖くんのホームページ. 2023年7月13日閲覧。
  17. ^ 『房総における近世陣屋』, p. 55.
  18. ^ a b c 鶴牧藩日記”. 日本歴史地名大系. 2023年7月13日閲覧。
  19. ^ 『寛政重修諸家譜』巻第三百三十一「水野」、国民図書版『寛政重修諸家譜 第二輯』p.849
  20. ^ a b 『寛政重修諸家譜』巻第三百三十一「水野」、国民図書版『寛政重修諸家譜 第二輯』p.850
  21. ^ 和田(中世)”. 角川日本地名大辞典. 2023年7月16日閲覧。
  22. ^ a b c d 和田村(近世)”. 角川日本地名大辞典. 2023年7月16日閲覧。
  23. ^ a b AN-03 鶴牧藩庁跡”. フィールドミュージアム. 市原歴史博物館. 2023年7月13日閲覧。
  24. ^ 姉ケ崎村(近世)”. 角川日本地名大辞典. 2023年7月13日閲覧。
  25. ^ 山城喜憲 1983, p. 345.
  26. ^ 近藤啓吾 2009, p. 430.
  27. ^ 近藤啓吾 2009, p. 429.


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