リンスク条約とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > リンスク条約の意味・解説 

リンスク条約

(Treaty of Rinsk から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/20 04:44 UTC 版)

リンスク条約(リンスクじょうやく、英語: Treaty of Rinsk)は、北方戦争中の1655年11月2日(ユリウス暦)/11月12日グレゴリオ暦)に締結された、公領プルシ(ドイツ語名プロイセン)と王領プルシの同盟[1]ブランデンブルク選帝侯兼プロイセン公フリードリヒ・ヴィルヘルムと王領プルシの貴族はブランデンブルク軍を王領プルシに駐留させることに同意、スウェーデン軍の侵攻から身を守ろうとした[1]。しかしダンツィヒ(ポーランド語名グダニスク)、ソーン(ポーランド語名トルン)、エルビング(ポーランド語名エルブロンク)は条約に参加しなかったためブランデンブルク軍の駐留はなく、ダンツィヒ以外はスウェーデンに降伏した[1]。王領プルシの残りもマリエンブルクを除いて全てスウェーデンに占領され、フリードリヒ・ヴィルヘルムの軍勢はケーニヒスベルクまで追撃を受けた後、1656年1月のケーニヒスベルク条約でスウェーデンの宗主権を受け入れることを余儀なくされた[1]


  1. ^ a b c d Frost (2000), p. 171.


「リンスク条約」の続きの解説一覧


このページでは「ウィキペディア」からリンスク条約を検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書からリンスク条約を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
 全ての辞書からリンスク条約 を検索

英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「リンスク条約」の関連用語

リンスク条約のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



リンスク条約のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのリンスク条約 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS