大局将棋
(Taikyoku shogi から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/14 14:23 UTC 版)
大局将棋(たいきょくしょうぎ)は、古将棋の一つ。知られている将棋としては駒数と盤面が最大のものである。
注釈
- ^ NHK BSプレミアムで2018年2月23日に放送された『美の壺』file438「将棋」の内容には大阪商業大学のものかは不明だが、本来駒師職人の雅号が入る駒の底の所に番号が振り分けられているもので大局将棋を復元された盤駒が映った後に大阪商業大学アミューズメント産業研究所主任研究員が大局将棋の説明をしている。
- ^ 駒の表面の名前は207種類だが、𠵇犬は成りが異なる2種類があり、山鷲は初期配置の位置で動きが異なる2種類があるため、駒の機能としては209種類となる。なお、山鷲については駒の外見はまったく同様なので、物体としての駒は208種類である(2種の𠵇犬は裏面の文字が異なるので物理的にも別の駒)。
出典
- ^ a b c d e f g 古作登「「大局将棋」考案の背景と創作過程に関する考察 ―各種大型将棋との比較と 「天竺大将棋」の影響, なぜ 804 枚の超大型将棋が作られたのか―」『大阪商業大学アミューズメント産業研究所紀要』第19号、2017年6月30日、13-25頁、ISSN 1881-1949、NAID 120006468680、2020年8月19日閲覧。
- ^ 増川宏一 2021, p. 2.
- ^ “回想記・その10、大局将棋駒、出会いと制作 - 熊澤良尊の将棋駒三昧”. 2022年1月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年12月30日閲覧。
- ^ 大局将棋の駒が300万で売りに出てます
- ^ “研究所の紹介”. アミューズメント産業研究所. 大阪商業大学. 2014年2月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年10月8日閲覧。
- ^ Haruka Kamiura (2024年6月13日). “巨大な将棋盤⇒「豚将?」「孔雀、天狗もある」プロ棋士も一局に3日かかる将棋に「どうやってやるの!?」 青森県おいらせ町にある大山将棋記念館「大局将棋(たいきょくしょうぎ)」。”. ハフポスト日本版. BuzzFeed Japan株式会社. 2024年6月14日閲覧。
- ^ “「トリビアの泉」に伊藤六段・安用寺四段が出演”. 公益社団法人日本将棋連盟関西本部. 2012年4月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年8月22日閲覧。
- ^ a b c フジテレビトリビア普及委員会『トリビアの泉〜へぇの本〜 9』講談社、2004年。
- ^ a b 梅林勲・岡野伸共著『改訂版 世界の将棋・古代から現代まで』(将棋天国社、2000年)
- Taikyoku shogiのページへのリンク