スイスビットとは? わかりやすく解説

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スイスビット

(Swissbit から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/28 10:01 UTC 版)

16 GB USB フラッシュドライブ
8 GB CFastカード

スイスビットSwissbit AG)は、スイスチューリッヒに本拠を置く、NAND型フラッシュメモリモジュールメーカー、ならびに商品ブランド名である。2001年に、シーメンスのメモリモジュール部門がMBOによって独立し、設立された。

日本においては、スイスビットジャパン株式会社が輸入販売を手がける。

歴史

  • 1991年:シーメンス社がメモリモジュール生産を開始
  • 2001年:シーメンス社より、メモリモジュール部門がMBOによって分離独立し、Swissbit AGが設立される
  • 2002年:欧州最大のモジュールメーカーになる。
  • 2003年:Swissbit NA, Incが米国に設立される(米国子会社)。PC133-144pin 世界初 COB構造 1GB SO-DIMM (MFP/Compact PCI向け)リリース。PC2700 200pin 世界初COB構造 1GB SO-DIMM リリース。PC133 144pin 世界初 COBによるECC搭載 SO-DIMM 128MB 256MB リリース。
  • 2004年:スイスビットジャパン株式会社(Swissbit Japan Inc.)が設立される(日本子会社)。USB Swissmemory TwistPro 2GB/4GB リリース。PC2700 2GB 200pin 世界初COB構造の SO-DIMMリリース。PC2700 512MB・1GB 172pin 世界初COB・Die-stacking構造のmicroDIMMリリース。SWISSMEMORY USB Victorinox (Vixtrinox社とのコラボ製品)
  • 2005年: DDR ECC搭載 1.063インチLow Profile SO-DIMMリリース。
  • 2006年: DDR 1GB 184pin 1.0インチLow profile DIMMリリース。
  • 2007年: 産業用CFカード C-100リリース。
  • 2008年: 産業用USB(unitedCONTRAST-II/miniTwist), SD(S-200/S-210), UFD-I (U-110), 2.5inch PATA SSD (P-100) /sATA SSD(X-100), CFカード(C-300/C-320)リリース
  • 2010年: 産業用CFAST(F-100)リリース
  • 2010年:業界初I産業用メモリ向けCOB 技術
  • 2012年:業界初産業向けXR-DIMM
  • 2013年:業界初 車載向け
  • 2014年:業界初産業向けセキュリティ SD  MLC SD
  • 2014年:米国デザインセンター開設
  • 2015年:産業向けSATA3 SSD ラインナップ
  • 2017年:DRAMモジュール製品撤退
  • 2018年:セキュリティUSB key
  • 2019年:ベルリン工場新拠点開設
  • 2020年:金融端末向けTSE 対応セキュリティカード
  • 2020年:Ardian社資本参加
  • 2021年:Hyperstone社買収
  • 2021年:友森健一郎が代表取締役社長に就任

生産拠点

この企業は、PC部品の企業にしては珍しく、生産拠点がスイス・ドイツのみに存在する。

製品

他にも、ビクトリノックスアーミーナイフのモデルで、USBメモリが搭載された製品が存在するが、そのUSBメモリ部分の製造も手がけている。

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