Strike_Commanderとは? わかりやすく解説

Strike Commander

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/23 06:06 UTC 版)

Strike Commander』(ストライク・コマンダー、略称:SC)は、Origin Systemsが開発、1993年に発売したIBM-PC/AT互換機用コンバットフライトシミュレーションゲームである。ゲーム・デザイナーはクリス・ロバーツ、OSはMS-DOSである。当初は3.5インチFDで発売されており、スピーチパックの導入によりキャラクターに喋らせていた。後にCD-ROMドライブの普及とともに、CD版が発売された。

同社の『ウィングコマンダー』の設定を近未来の地球に置き換えた物で、システムも類似している。この後、同システムで舞台を第二次大戦中の太平洋戦線にした『Pacific Strike』が発売された。

概要

2011年の近未来を舞台に、プレイヤーは傭兵となってF-16C戦闘機(一部のミッションではF-22)を操り、敵戦闘機を撃墜したり地上部隊を攻撃するなどで戦果を上げることにより、クレジットを入手する。そのクレジットを元に、ミサイル等を購入する。

ストーリー性が高く、演出やプレイアビリティを優先しているため、アビオニクスの再現性は低いものの、挙動計算は簡略化されているとはいえ航空力学に基づくものであり、兵器の搭載量なども現実的な範囲に限られていた。比較的手軽な操作でやや本格的な空戦を楽しむことができる、いわばカジュアル・フライトシミュレーションゲームであった。

エレクトロニック・アーツ・ビクターより日本語版も発売され、PC-98及びFM-TOWNSにも移植された。追加シナリオとして『Strike Commander PLUS』も発売された。

技術面の特徴としては、PC用ゲームとしてテクスチャ・マッピングを本格的に導入した最も初期のゲームの1つである。

作戦地域

登場機体





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「Strike_Commander」の関連用語

Strike_Commanderのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Strike_Commanderのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのStrike Commander (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS