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ウンセット【Sigrid Undset】

読み方:うんせっと

[1882〜1949ノルウェー女流小説家女性心理描いた宗教性の濃い作品知られる1928年ノーベル文学賞受賞。作「クリスティン‐ラブランスダッテル」など。


シグリ・ウンセット

(Sigrid Undset から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 18:54 UTC 版)

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Sigrid Undset
シグリ・ウンセット
シグリ・ウンセット(1928)
誕生 (1882-05-20) 1882年5月20日
 デンマーク シェラン地域
死没 1949年6月10日(1949-06-10)(67歳)
 ノルウェー リレハンメル
国籍  ノルウェー
主な受賞歴 ノーベル文学賞(1928)
ウィキポータル 文学
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ノーベル賞受賞者
受賞年:1928年
受賞部門:ノーベル文学賞
受賞理由:主に、中世北欧の生活についての力強い著述に対して

シグリ・ウンセット(Sigrid Undset, 1882年5月20日 - 1949年6月10日)は、ノルウェー小説家。1928年ノーベル文学賞受賞者。

人物

デンマークのカルンドボー生まれ。一家は彼女が2歳の時にデンマークからノルウェーに移り住んだ。1924年にはカトリックへ改宗する。1940年、ナチス・ドイツの占領から逃れてアメリカ合衆国へ、そして第二次世界大戦終了の1945年に帰国した。

最も有名な作品は『クリスティン・ラヴランスダッテル Kristin Lavransdatter』である。同書は中世のノルウェーを舞台とした作品であり、1920年から1922年までに『花の冠』、『主婦』、『十字架』の三部作が出版された。ウンセットは1925年と1927年に出版した『オーラフ・アウドゥンスセン Olav Audunssøn』2部作でノーベル文学賞を受賞した。

現在のノルウェー500クローネ紙幣には、ウンセットの若い時代の肖像が描かれている。

邦訳

  • ふたりの母・瀬戸人形 ジグリット・ウンセット 宮原晃一郎訳 ノーベル賞文学叢書、今日の問題社、1940 
  • 花嫁の冠 矢崎源九郎訳 世界の文学 中央公論社、1966 
  • ヴィガ・コートとヴィグディス 稲富正彦訳 ノーベル賞文学全集 主婦の友社、1972 
  • 十字架 山室静,林穣二訳 キリスト教文学の世界 主婦の友社、1978 

関連項目

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