島病院とは? わかりやすく解説

島病院

(Shima Hospital から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/26 02:26 UTC 版)

島病院(しまびょういん)は、広島県広島市中区大手町にある診療所のかつての名であり、現在は通称。現在の正式名称は島内科医院(しまないかいいん)。広島市への原子爆弾投下爆心地として知られる。


注釈

  1. ^ 清茂基院長、皮膚科・泌尿器科[11]。この地域周辺の塀や門には普通花崗岩が用いられるが、清病院では珍しく安山岩の塀が用いられており、被爆により安山岩の塀の表面が融解している[11]。当時の被爆記録映像では島病院よりも清病院のほうが「熱による影響」の代表例としてよく登場している[11]。現在は駐車場。
  2. ^ 若井小児科[12]。被爆により妹夫婦は死亡、妹夫婦の子どもは島薫が引き取っている[12]
  3. ^ 薫の回想録より。資料によっては数字が異なる。
  4. ^ 竹崎嘉彦論文のp.90に示された座標値 北緯34.394 593 542度、東経132.454 797 056度を度分秒に変換したもの。

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j k l いい日 病院引き継ぎ地域貢献”. 中国新聞 (2009年8月3日). 2021年7月30日閲覧。
  2. ^ a b 島内科医院”. 広島市医師会. 2021年7月30日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m ヒロシマの記録-遺影は語る 細工町”. 中国新聞 (2000年2月21日). 2021年7月30日閲覧。
  4. ^ a b c d e 原爆直下 島病院内部の写真 開業記念の絵はがきに印刷 資料館にデータを提供へ”. 中国新聞 (2018年8月6日). 2021年7月30日閲覧。
  5. ^ a b c d e f g h i j [ヒロシマの空白 被爆75年 街並み再現] 爆心地の島病院 継ぐ思い”. 中国新聞 (2020年7月20日). 2021年7月30日閲覧。
  6. ^ a b c ヒロシマ壊滅の記録”. 広島平和記念資料館. 2021年7月30日閲覧。
  7. ^ a b 爆心地の島病院 33年8月31日付 開業告げるあいさつ状現存”. 中国新聞 (2020年11月24日). 2021年7月30日閲覧。
  8. ^ 爆心直下 旧細工町のVR 福山工高生制作、被爆者に紹介”. 中国新聞 (2018年6月18日). 2021年7月30日閲覧。
  9. ^ a b c 島薫・島忍著『島薫あれもこれも・島病院院長追悼遺稿集』1983年 島忍(自費出版)広島アカデミイ書店
  10. ^ a b 島病院に犠牲者名簿 爆心地 昨夏発見 41人分記載”. 中国新聞 (2020年7月20日). 2021年7月30日閲覧。
  11. ^ a b c 田賀井篤平「2.島病院と清病院 〜爆心地・地質屋のこだわり〜」『石の記憶—ヒロシマ・ナガサキ』、東京大学、2004年、2021年7月30日閲覧 
  12. ^ a b c d e 爆心直下の瓦”. 中国新聞 (2018年9月25日). 2021年7月30日閲覧。
  13. ^ a b ヒロシマの記録-遺影は語る 細工町”. 中国新聞 (2008年1月3日). 2021年7月30日閲覧。
  14. ^ a b c 爆心地座標 詳細に解明 広島大元助手”. 中国新聞 (2020年10月12日). 2021年7月30日閲覧。
  15. ^ 『広島および長崎における原子爆弾放射線被曝線量の再評価 線量評価システム2002 DS02』の第 5 章「地図と航空写真の整合と照合」に記載される内容について地図学的観点から懸念が抱かれる事項の分析と検証 竹崎嘉彦、p.90、広島平和記念資料館 資料調査研究会 研究報告、第16号、2020年8月
  16. ^ ヒロシマの記録 1981 1月”. ヒロシマピースメディア. 2021年7月30日閲覧。


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