シムテック
FIAのテクニカルリサーチを行っていたシムテック・リサーチ社が結成したレースチーム。1994年からF1グランプリに参戦した。チーム代表はニック・ワース、本拠地はイギリス・バンバリー。マシンはエンジニアとして高い評価を受けるワース自身の設計による。当初、チームはデビッド・ブラバムとローランド・ラッツェンバーガーのドライバーラインアップでスタートしたが、サンマリノGPでラッツェンバーガーが事故死、その後数人のドライバーが参加している。例年の日本GPでは井上隆智穂がグランプリデビューを果たした。しかし、チームは財政難のため95年モナコGPを最後にF1から撤退した。
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