Royal Exhibition Buildingとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > Royal Exhibition Buildingの意味・解説 

おうりつはくらんかい‐ビル〔ワウリツハクランクワイ‐〕【王立博覧会ビル】

読み方:おうりつはくらんかいびる

《Royal Exhibition Building》⇒王立展示館


おうりつ‐てんじかん〔ワウリツテンジクワン〕【王立展示館】

読み方:おうりつてんじかん

《Royal Exhibition Building》オーストラリアビクトリア州州都メルボルン市街北東部カールトン庭園にある建物1880年メルボルン万国博覧会展示施設として建造同国初の大陸ヨーロッパ風の建物であり、ビザンチン・ロマネスク・ルネサンス様式混在する2004年に「王立展示館とカールトン庭園」の名称で世界遺産文化遺産)に登録された。王立博覧会ビル


王立展示館

(Royal Exhibition Building から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/26 03:27 UTC 版)

王立展示館(おうりつてんじかん、王立博覧会ビル、Royal Exhibition Building)はオーストラリアメルボルンにある歴史的建築物。カールトン庭園の中に立地している。

王立展示館
上空から
2014年コミックコンベンション


歴史

1880年メルボルン万国博覧会の中心的な展示館として建設された[1]。設計はビクトリア州立図書館やメルボルン市庁舎を手掛けた建築家のジョセフ・リードである。全長150m、高さ68m、建築面積12,000㎡。中央のドームはフィレンツェ大聖堂をモデルにしており、8角形の台座の上に構築された。当初は小規模な別館が周囲に建ち並んでいたが現存しない。

王立展示館は博覧会終了後もメルボルンの歴史的イベントの会場として使われ続けた。主なものでは、1888年のオーストラリア入植100年記念展示会、1901年の第一回オーストラリア連邦議会開会式、1919年のスペインかぜ流行時は臨時病院として、1956年メルボルンオリンピックではレスリング会場となった。

王立展示館は大型の建造物であるため、修理にかかる費用も大きい。過去に何度か「老朽化による解体」に直面したことがあるが、その度に反対運動が起こり解体を回避している。

1996年にサウスバンク地区(Southbank)にメルボルン会議展示センター(en:Melbourne Convention and Exhibition Centre)が開場したため、メルボルン随一の会議・展示場の座を譲ることになった。

2004年7月2日、カールトン庭園とともにユネスコ世界遺産(文化遺産)に登録された。1800年代後半の博覧会ブームの建築として現存する数少ない大型展示館であることが登録理由。

現在、王立展示館はミュージアム・ビクトリアが運営しており、文化的イベントの会場として使われている。

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ royal exhibition of marvelous melbourne”. 2022年8月26日閲覧。

関連項目

外部リンク


「Royal Exhibition Building」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「Royal Exhibition Building」の関連用語

Royal Exhibition Buildingのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Royal Exhibition Buildingのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの王立展示館 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS