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PHYSINT

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/04/19 22:10 UTC 版)

PHYSINT
ジャンル ステルスゲーム
開発元 コジマプロダクション
プロデューサー 小島秀夫
ディレクター 小島秀夫
デザイナー 小島秀夫
シナリオ 小島秀夫
美術 新川洋司
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PHYSINT(仮)』(フィジント)は、コジマプロダクションが開発し、ソニー・インタラクティブエンタテインメントから発売予定のビデオゲームである。

概要

監督・プロデュース・ゲームデザイン・脚本などを小島秀夫が務める、コジマプロダクションにとって3つ目となるオリジナルIP[1]。キャッチコピーは「Here Comes the Feeling」。

ジャンルは「新世代のアクション・エスピオナージ・ゲーム」と銘打たれている。「エスピオナージ」とはスパイ活動や諜報を意味しており、小島がこのジャンルを手掛けるのは2015年に発売された『メタルギアソリッドV』以来となる。

本作は『DEATH STRANDING』シリーズに続き、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)とのサポートのもとで制作される。小島は、約30年にわたりSIEと共に同ジャンルの代表作である『メタルギアシリーズ』を育ててきた経験を挙げており、ゲームだけでなく音楽や映画も手掛けるソニーグループとのコラボレーションが「間違いなく、強力なものになるはずだ」と語っている[1][2]

キャスト

TBA
演 - 浜辺美波[3]
演 - マ・ドンソク[3]
演 - チャーリー・フレイザー英語版[3]

開発

2023年

  • 12月1日 - コジマプロダクションが「PHYSINT」「Social Stealth System」の商標を出願した[4][5]

2024年

2025年

  • 9月23日 - コジマプロダクション10周年記念イベント「Beyond The Strand」にて、主人公の顔が隠されたティザーポスターが公開されるとともに、チャーリー・フレイザー英語版マ・ドンソク浜辺美波の3名が本作に出演する事が発表された。また、浜辺を3Dスキャンして作った実験段階のCGモデルを公開した[8]

プロジェクト立ち上げの経緯

コジマプロダクション設立後、小島秀夫は「新しいことに挑戦する」という理念を掲げ、既存のジャンルにとらわれない新規IPの創出に注力していた。2019年に『DEATH STRANDING』を発売し、独立したゲームクリエイターとして異例の成功を収めた小島は、さらに新しい表現を求めてホラーゲーム『OD』の開発にも着手していた。その一方で、独立からの約10年間、小島のもとには『メタルギア』『ZONE OF THE ENDERS』『P.T.』『ボクらの太陽』などの、コナミ在籍時に手がけた過去作の新作や、復活を望む古参ファンからの声も寄せられていた[2][9]

本作のプロジェクトが立ち上がる直接的な契機となったのは、小島自身の個人的な体験であった。小島は、自身の家系に早死の傾向があったことから寿命への意識はあったものの、新型コロナウイルスのパンデミック下であった2020年に大病を患い手術を経験したことで、人生の有限性を強く再認識することとなった。「制作はもう続けられないかもしれない」と感じるほど心身ともに衰弱し、遺書と共に企画案の詰まったUSBメモリを秘書に託すほどの状態であったという[2]

この経験を経て、小島は今後の創作について深く思い悩むことになる。「残された時間でどんなゲームを何作作るべきか?」また以前から多数のオファーがあった「映画制作の道へ進むべきか?」という葛藤もあった。この迷いについて友人の映画監督ギレルモ・デル・トロに相談したところ、「君が創っているものは唯一無二の“映画”だ。今のままの物創りを続けるべきだ」と強く後押しされた。この助言を受けた小島は、ひとまずゲーム制作を継続する決断を下した[10]

そして、ファンから最も強く要望されていた「諜報(エスピオナージ)アクションゲーム」を最優先で制作することを決断し、本作『PHYSINT』の企画をスタートさせた。

小島は自身のラジオ番組において当時の心境を、「本当は全く別のモノを企画していて、それをやりたかったが、毎日のように『メタルギア...メタルギア...(を作って欲しいというファンの声があった)。』コロナ禍で大病を経験したので、人生が残り10年と考えた時、そこまで望まれるのであれば(作ろうと思った)。」と回顧している。なお、本作が『メタルギア』シリーズとは異なる作品であることも強く示唆している。「メタルギアは作りません」と明言したほか、「(既存のジャンルの中で)新しいことをします」「『メタルギア』だと思ってやると”ちゃうやないか”と絶対言う」といった趣旨の発言もしており、あくまで独立した新規IPであることを強調している[11]

脚注

  1. 1 2 KOJIMA PRODUCTIONS “アクション・エスピオナージ・ゲーム”の制作を発表 | Kojima Productions”. www.kojimaproductions.jp. 2025年9月8日閲覧。
  2. 1 2 3 KOJIMA PRODUCTIONS (2024-02-09), HideoTube (ヒデチュー):特別版 (with Eng. +🇫🇷🇮🇹🇧🇷🇵🇹🇪🇸 🇩🇪subtitles) 2025年7月21日閲覧。
  3. 1 2 3 はくまいさん (2025年9月23日). 小島秀夫監督の新たな“エスピオナージ”アクションゲーム『PHYSINT』主人公が描かれたポスターアートが公開。浜辺美波さん、チャーリー・フレイザーさん、マ・ドンソクさんが出演することも明らかに”. 電ファミニコゲーマー – ゲームの面白い記事読んでみない?. 2025年9月23日閲覧。
  4. “商標ウォッチ” 2025年12月11日閲覧。
  5. Hideo Kojima files 3x SSS trademarks: Social Strand, Social Stealth, and Social Scream Systems (英語). TweakTown (2023年12月13日). 2025年12月25日閲覧。
  6. PlayStation Japan (2024-01-31), State of Play | 2.1.2024 [日本語 - JAPANESE] 2025年7月21日閲覧。
  7. https://www.kojimaproductions.jp/ja/PHYSINT-announcement
  8. (日本語) KOJIMA PRODUCTIONS 10周年記念イベント「Beyond The Strand」配信 | Supported by IGN [日本語-Japanese ] 2025年9月23日閲覧。
  9. #10 小島秀夫監督×TGAスペシャル”. open.spotify.com. 2025年9月19日閲覧。
  10. 小島秀夫、還暦を迎え「隠居生活は頭にはない。生涯現役で物創りを続けたい」”. ananweb. 2025年12月25日閲覧。
  11. 公式 TBS Podcast (2024-11-27), ep.9「小島秀夫流 ゲームの作り方」 2025年9月19日閲覧。



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