Otello (1906 film)とは? わかりやすく解説

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悲劇オセロー

(Otello (1906 film) から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/25 06:40 UTC 版)

悲劇オセロー
Otello
監督 マリオ・カゼリニ
ガストン・ヴェーレ
原作 ウィリアム・シェイクスピア
オセロー
ジュゼッペ・ヴェルディオテロ
製作 チネス
出演者 ウバルド・マリア・デル・コーレ
マリア・カゼリニ・ガスペリニ
マリオ・カゼリニ
フェルナンダ・ネグリ・プジェ
撮影 フィロテオ・アルベリーニ
配給 チネス
横田商会
公開 1906年10月30日
1908年2月14日
製作国 イタリア
言語 イタリア語
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悲劇オセロー』(ひげきオセロー、イタリア語: Otello)は、1906年製作・公開、チネス製作・配給による、イタリア短篇サイレント映画である。

略歴・概要

当時のチネス社の社章。

本作は、1887年初演のジュゼッペ・ヴェルディのオペラ『オテロ』、ウィリアム・シェイクスピアの戯曲『オセロー』の両方を原作としている。

マリオ・カゼリニが監督し、イアーゴー役で出演もしており、妻のマリア・カゼリニ・ガスペリニに対立する役柄を演じている。本作は、イタリアでは1906年10月30日に公開されており、これは『オセロー』の最初の映画化であるとされる[1]

日本では、フランスイギリスと同時期である1908年(明治41年)2月14日、京都の映画商社横田商会の配給により、『悲劇オセロー』のタイトルで、東京・神田の映画専門館錦輝館において公開された[2]アメリカ合衆国では、同年同月29日に公開されている[1]

本作の上映用プリントの現存・非現存については不明である[1]

スタッフ・作品データ

キャスト

  • ウバルド・マリア・デル・コーレ - オセロー
  • マリア・カゼリニ・ガスペリニ - デズデモーナ
  • マリオ・カゼリニ - イアーゴー
  • フェルナンダ・ネグリ・プジェ

関連項目

  1. ^ a b c William Shakespeare - IMDb(英語), 2010年3月15日閲覧。
  2. ^ 日本映画発達史 I 活動写真時代』 、田中純一郎中公文庫、1975年12月10日 ISBN 4122002850, p.125-126.

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