MAZ-200
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| МАЗ-200 | |
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| 概要 | |
| 製造国 | |
| 販売期間 | 1947年-1965年 |
| ボディ | |
| ボディタイプ | 貨物自動車 |
| パワートレイン | |
| エンジン | 直列4気筒 4.7L YaMZ-204 (1947年-1962年) V型6気筒 11.1L YaMZ-236 (1962年-1965年) |
| 変速機 | 5速 マニュアル |
| 車両寸法 | |
| ホイールベース | 4520mm |
| 全長 | 7625mm |
| 全幅 | 2650mm |
| 全高 | 2430mm |
| 車両重量 | 6400kg |
| 系譜 | |
| 後継 | MAZ-500 |
歴史
1940年まで、ソ連では将来の大型トラックとして、ヤロスラヴリ自動車工場(YaAZ)において、1930年代の大半を費やして開発が進められていたディーゼルエンジン「コヂュ」/ MD-23を搭載する7トン積み「YaG-8」と、実用化されつつあったキャブレター式エンジン「ZIS-15」を搭載する過渡期的な5トン積み「YaG-7」が開発されていた。しかし、1940年7月にウファ発動機工場が中機械製作人民委員部(NKSM)から航空工業人民委員部へと移管されたことにより、これらの計画は白紙となった。
そのため、1941年3月にYaAZは、平車体・2軸の5トン積み「Ya-14」を含む、2ストロークディーゼルを搭載したGMC ADC-800型に類する新型を1942年6月までに開発するよう命じられたが、この新たな計画も戦争の勃発によって中断された。
1943年2月、NKSMはYaAZに対し、新型大型トラックの開発を再び命じたが、実際の作業が始まったのはそれから1年半後、ステパン・アコポフ人民委員が最後通告を出してからのことであった[1]。1943年に制定された「自動車の部品・主要ユニット・モデル統一付番規則 」に従って「200」の番号が与えられたYa-14プロジェクトに基づく試作車は、1944年7月から12月にかけて製作された。当時、工場には全金属製キャブを製造する設備・能力がなかったため、レンドリースで供与されたマック社のキャブが流用された(のちの量産車では木金属混製のYaAZ/MAZ-212キャブが搭載された)。一方、フロント周りのデザインはボンネット上の動物のマスコットに至るまで忠実に模倣されたが、ブルドッグの代わりにヤロスラヴリの市章である熊に変更された。
1945年6月にYaAZ-200はスターリンに披露され、1946年には試験を無事に通過し、1947年から量産が開始された。
1951年、エンジン生産の規模拡大に伴い、YaAZにおける2軸トラックの製造はミンスク自動車工場(MAZ)へと移管された。これに伴い、車名ブランドも「MAZ-200」へと変更された。一方、YaAZでは3軸トラックである「YaAZ-210」シリーズの生産が開始された。
ベースとなったオリジナルのYaAZ-200とMAZ-200の違いは、ラジエーターグリル(YaAZは横ルーバー、MAZは縦ルーバー)およびエンブレム(「熊」から「ヨーロッパバイソン(ズーブル)」へ変更)である。また、YaAZの熊はボンネット上に立体のマスコットとして置かれていたのに対し、MAZのバイソンはボンネット側面にプレス加工されていた。ただし、MAZ-200の最初期の展示用モデルでは、バイソンのエンブレムもボンネット上に置かれていた。
MAZ-200には、ソ連の自動車として初めて、すべての前進段へのシンクロナイザー、最高速段、ユニットインジェクター、タコメーターが採用された。1945年10月31日付の人民委員会議決定第2784-795s号に基づき、構造の簡略化・低コスト化、および国内における薄板圧延鋼板の不足を理由として、運転台は木製フレームに羽目板(ヴァゴンカ)を張り、その上から黒色ブリキ板を張ってオリーブドラブ色で塗装する構造とされた(輸出向けの車両は水色に塗装された)。
当初、YaAZ/MAZ-200にはYaAZ-204エンジンが搭載されていた。これはアメリカ製トラクターのGMC 4-71型エンジン(出力110馬力)をベースに開発されたものであった。その後、改良によって出力は120馬力まで引き上げられた。
1965年12月31日に工場が後継モデルであるMAZ-500 およびその派生型の生産へ完全に移行するまでに、MAZでは合計23万台が製造された。
MAZ-200はソ連国内のほぼ全域および第三世界の諸国で運用された。ソ連における主な廃車・除籍は1970年代中盤から後半にかけて行われたが、一部の事業者では何度もオーバーホールを重ねながら1980年代になっても使われ続けていた。ニジニ・ノヴゴロド市では、ロステレコム社の緊急対応部隊によってYaAZ-200が今なお現役で使用されており、そのシャシーには発電機が搭載されている。
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MAZ-5335 の荷台の側板を独自に取り付けたMAZ-200
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同車
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運転席内装
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モスクワにおける「バスパレード」
派生型およびベース車両
MAZでの生産初年度には、4×2輪駆動の軍用トラック仕様である「MAZ-200G」が開発された。この車両には、(通常のMAZ-200に架装されていたYaAZ/MAZ-215型とは異なり、のちの同名トラックMAZ-516とは無関係の)高アオリ式荷台「MAZ-516」が搭載され、格子状の増設アオリ、兵員輸送用の折りたたみベンチ、幌を取り付けるための脱着可能な骨組みを備えていた。また、減速比を大きくした終減速機付きリアアクスル(MAZ-205と同様に8.21から9.81へ変更)を採用しており、最高速度は52 km/hであった。翌年には、舗装改良路でのセミトレーラー牽引を目的としたトラクターヘッド「MAZ-200V」が量産に入った。この車両には、基本型と比べて主に1サイクルあたりの燃料噴射量を増やしたユニットインジェクターを備える高出力エンジン「YaAZ-204V」(出力135馬力)が搭載された。
「YaAZ-200D」という型式で呼ばれたシャシーは、各種特殊装備を架装するベース車として広く用いられた。各種用途のタンクローリー(AC-8-200)、給油車(TZ-200)、集乳車(AC-525)、散水・道路清掃車(PM-9)、トラッククレーン(K-51、K-52、K-53)、コンテナ運搬用の傾斜プラットフォームを備えた自己積載型トラック(APK-6)などが挙げられる。また、数十台の車両が主に2つのタイプの消防車へと改造された。放水銃付きあるいは無しのタンク車(AC-30/205)、および45メートルまたは32メートルの長さを誇るはしご車(AM-32)である。さらに、トラックのフレームにはチェルケスク冷凍設備工場の冷蔵冷凍バン「CHAR-1-200」や、ムィティシ機械工場の軍用バン(通称「KUNG」)なども架装された。YaAZ-200をベースとして、総輪駆動の木材運搬車「MAZ-501」や軍用トラック「MAZ-502」、そして当ファミリーの中で最も普及し、他のすべての派生型の合計を上回る台数が製造されたダンプカー「MAZ-205A」が開発された。
1962年には、燃費性能を向上させた新型の4ストローク6気筒ディーゼルエンジン「YaMZ-236」(出力165馬力)が搭載された。このエンジンはのちに後継のMAZ-500シリーズにも搭載され、現在に至るまで多種多様な仕様で生産・使用され続けている。これに伴いモデルの呼称も変更され、平ボディー車は「YaAZ-200P」(※Pは過渡期を意味する「ペレホドヌィ」の略)、トラクターヘッドは「YaAZ-200M」と呼ばれるようになった。また、同時期のもうひとつのトラクターヘッドである「YaAZ-200R」は、ダンプ式セミトレーラー「MAZ-5232V」の荷台をダンプ操作するための油圧機器を備えていた。
MAZ-200をベースに、ソ連戦略ロケット軍の活動を支援するための車両「ADS 50」も生産された。
脚注
- ↑ “МАЗ 200 — первый большегрузный автомобиль в СССР”. Промплейс.ру. 2022年12月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年12月21日閲覧。
参考文献
- Дмитрий Дашко. Советские грузовики 1919—1945. — М.: Автомобильный архивный фонд, 2014. — 233 с. — 1,000 экз.
- А. Климов, Н. Максимович. Автомобили 1946 года // Техника молодёжи : журнал. — 1945. — № 12. — С. 16—18.
- Долматовский Ю. А. Автомобили МАЗ-200 и МАЗ-200Г // Тракторы и автомобили : краткий справочник / Ю. А. Долматовский, И. И. Трепененков. — М. : Сельхозгиз, 1954. — С. 128-131. — 199 с. : ил. — УДК 629.11 Д64(G).
- Долматовский Ю. А. Тягач МАЗ-200В // Тракторы и автомобили : краткий справочник / Ю. А. Долматовский, И. И. Трепененков. — М. : Сельхозгиз, 1954. — С. 137-139. — 199 с. : ил. — УДК 629.11 Д64(G).
外部リンク
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