M79 オサ
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/12/14 06:57 UTC 版)
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装填状態の発射機(上)、非装填状態(左下)、ロケット弾(右下)
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| 概要 | |
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| 種類 | 対戦車ロケット弾発射機 |
| 製造国 | |
| 設計・製造 | Sloboda[1] |
| 性能 | |
| 口径 | 90 mm[2] |
| 使用弾薬 | 成形炸薬弾、対バンカー弾[3] |
| 全長 | 1,432 / 1,910 mm(非装填時 / 装填時)[2] |
| 重量 | 11.2 kg(装填状態)[2] |
| 銃口初速 | 250 m/s[2] |
| 有効射程 | 350 / 600 m(対車両 / その他)[2] |
M79 オサ(英語: M79 Osa、セルビア語: М79 Оса)は、冷戦期にユーゴスラビアで開発された対戦車ロケット弾発射機[1][2]。再装填可能な肩撃ち式の兵器で、フランス製のLRAC F1とよく似ている[1][3]。オサは「カリバチ」の意[1]。
設計
M79は発射機とCN-6照準器、ロケット弾、ロケット弾運搬ケースで構成され、射手と装填手の2名で扱う[1]。
発射機は長さ約1.4メートルで、プラスチック製の発射筒にグリップと肩当がついており、反復使用が可能である[4]。ロケット弾は運搬用のコンテナケースに格納されており、ケースごと発射機の後部に装填し、射撃後は空になったケースを外して次のケースを装填するようになっている[1][2][3]。装填時はケースの一部が発射機の後方に突き出るため、全体の長さは約1.9メートルほどになる[2][5]。CN-6照準器は3.5倍の倍率と10度の視野角がある[1][注釈 1]。
ロケット弾の種類は、対戦車用の成形炸薬弾と、対建造物用に外壁貫徹後内部で炸裂する対バンカー弾がある[3]。成形炸薬弾は最大400ミリの装甲貫徹能力があり、鋭敏な信管により最大70度の弾着角でも起爆するようになっている[1][2]。車両に対する有効射程は350メートル、それ以外の目標に対しては600メートルである[2]。
製造・運用
ユーゴスラビア人民軍の制式兵器として採用された[3]。ユーゴスラビア崩壊後もセルビアと北マケドニアで製造が行われたほか、クロアチアでは改良モデルが開発・製造されている[1]。
ユーゴスラビアとその後継国で使用されたほか、イラクやシリアの反政府組織によって使用されたことが確認されている[1]。
派生型
脚注
注釈
出典
- ^ a b c d e f g h i j “M79 Osa Yugoslavian 90mm Anti-Tank Rocket Launcher”. アメリカ陸軍 (2025年11月7日). 2025年12月13日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j Jones 2011, pp. 497–498.
- ^ a b c d e 床井 2008, p. 281.
- ^ 床井 2008, pp. 228, 281.
- ^ a b “OSA (RBR 90mm, M79) HAND-HELD MISSILE LAUNCHER”. セルビア国防省軍事技術研究所. 2025年12月13日閲覧。
- ^ a b 床井 2008, p. 219.
参考文献
- Richard D. Jones, ed (2011) (英語). Jane's Infantry Weapons 2011-2012. Janes Information Group. ISBN 978-071062947-0
- 床井雅美『現代サポート・ウェポン図鑑』徳間書店、2008年8月15日。 ISBN 978-4-19-892836-0。
関連項目
- M79 オサのページへのリンク