KOSHIGAYA GOLF CLUBとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > KOSHIGAYA GOLF CLUBの意味・解説 

KOSHIGAYA GOLF CLUB

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/08 23:50 UTC 版)

KOSHIGAYA GOLF CLUB
所在地 日本
埼玉県吉川市吉屋525
概要
開業 1965年
設計 富澤誠造
所有者 PGMホールディングス
コース

その他
公式サイト POG KOSHIGAYA
テンプレートを表示

KOSHIGAYA GOLF CLUBは、埼玉県吉川市に所在するゴルフコースを中心にランニングステーションなどを利用できるアウトドアスポーツパークである。施設全般をPGMホールディングスが運営する。

沿革

本コースであるが、元々は東京放送(TBS)が設立した子会社のTBSゴルフが1965年(昭和40年)に江戸川河川敷に造成し、『TBS越谷ゴルフ倶楽部』として開場したものである[1]

河川敷のセミパブリックゴルフコースとして当時の金額で個人正会員30万円、法人(2名以上記名式)60万円と高価格で会員権を募集し、1973年(昭和48年)時点で450名の会員が登録されたという[1]

1969年当時、誕生してまだ間もなかった日本の女子プロゴルフを後援するべく、東京放送代表取締役社長(当時)の今道潤三が「女子プロゴルフの大会を作る」と宣言し、紆余曲折の末に『TBS女子オープンゴルフ競技』として第1回大会をこのTBS越谷ゴルフ倶楽部での開催に漕ぎ着けた[2]。『TBS女子オープンゴルフ競技』は1969年の第1回から1971年の第3回までこのコースを舞台に開催され、不滅の女王・樋口久子が3連覇してその実力を見せつけると共に日本女子プロゴルフの基礎を作り上げる大会となった。そして1972年より大会は日本ゴルフ協会へ主催者を移管して現在も開催されたる『日本女子オープンゴルフ選手権競技』となったのである[1][2]

そして1979年(昭和54年)にTBSゴルフは大洋緑化に『TBS越谷ゴルフ倶楽部』を売却するが、その大洋緑化が2004年(平成16年)に倒産したため、PGMホールディングスが2005年(平成17年)に倶楽部の経営権を譲り受け、現在は同グループ傘下のゴルフ場として紆余曲折ありながらも現存しており[1]、2013年(平成25年)からはゴルフ以外にもランニング、ドライビングレンジやバーベーキューなどが楽しめるアウトドア・スポーツパークに模様替えすると共に、名称も現行の『KOSHIGAYA GOLF CLUB』と改めた[1]

コースの特徴

江戸川河川敷を利用した田園風情あふれる18ホールのコースで、設計家の富澤誠造によりバンカーや池が効果的に設置され、微妙なアンジュレーションが戦略性を高めている[3]

かつては上流の方に吉川コース(18ホール)、下流の方に三郷コース(18ホール)と36ホールを構えていたのだが、2008年に国土交通省による江戸川河川敷堤防強化施策などで吉川コースが閉鎖されるなどされたため[4]PGMホールディングスでは改めてコースの整備工事などを行い、2013年に現行の運営スタイルとなった[1]

交通アクセス

脚注

外部リンク


「KOSHIGAYA GOLF CLUB」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「KOSHIGAYA GOLF CLUB」の関連用語

KOSHIGAYA GOLF CLUBのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



KOSHIGAYA GOLF CLUBのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのKOSHIGAYA GOLF CLUB (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS