JIFFとは? わかりやすく解説

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.jiff

読み方ジェイアイエフエフ

.jiffとは、写真タイプ画像圧縮保存する画像ファイル形式のことである。JPEGとほぼ同様であるが、フルカラーのみを専門に扱う点で異なる。

.jiff形式は、JPEG規格における曖昧な部分明確に定義し直した規格であるとされる。しかし実際には、JPEGのほうがひんぱんに用いられている。


JIFF

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/05/09 06:47 UTC 版)

JIFF(フランス語:ジーイーエフエフJoueur Issu des Filières de Formation)は、ユース時代にフランスで育成されたラグビーユニオン選手のことであり、その選手にフランス国内プロリーグで多くの出場機会を与えることを目的とした制度である。直訳すると「トレーニングプログラム出身の選手」という意味。

フランスのプロクラブリーグで、2010-11シーズンからJIFF選手を積極的に起用する方針が始まった[1]。これによりフランスのプロリーグ「トップ14」「プロD2」は、外国人選手の無制限な起用を抑制しつつ、国内育成選手を中心に編成する仕組みとなっている[2]

概要

2025-26シーズン現在。出典:[3][1][4]

資格要件

JIFF選手とみなされるには、「フランス協会などによって承認された教育課程(学校、大学、または職業訓練)を受講し、試験に合格、または課程を修了して、資格や卒業証明書を取得した選手」であることを前提として、次の2つの条件のいずれかが必要である[5]

  • スポーツ省によって承認されたラグビークラブ(プロクラブ)の育成機関で、承認された育成契約の枠内で、16歳から21歳の間に3シーズン以上を過ごした選手 。
  • フランスラグビー連盟に登録されているアマチュアクラブで、23歳になるまでに5シーズン以上(連続または非連続で)ライセンスを取得し、実際にプレーした選手 。

JIFFの規定は「どこで教育を受けたか」を重視しており、選手の国籍、出生地、または祖先の国籍などは不問である[5]。フランス国籍を持っていても、ユース時代にフランス国外で教育を受けた選手は、JIFF選手にはなれない[5]

チーム編成要件

以下のように、2つの人数制限が存在する。前2024-25シーズンに比べ、わずかに「非JIFF」への制限が緩和した[3]

  • トップ14」「プロD2」では、JIFFではない選手の登録は、各チーム14人まで。(2024-25シーズンは「13人まで」だった)
  • 試合日の登録メンバー23名のうち、平均14.5名以上のJIFF選手を登録する(2024-25シーズンは「15名以上」だった)。

報奨金

2024-25シーズンの場合、1試合あたりJIFFの平均が17名以上の場合に報奨金が支給され、人数に応じて最低22万ユーロ(約3600万円)から、上限32万ユーロ(約5200万円)を受け取ることができる[5]。自クラブの育成センター出身のJIFFを定期的に起用しているクラブも優遇される[5]

罰則

シーズン全体を通した1試合あたりのJIFF選手の人数の平均が規定を下回ると、翌シーズンの勝ち点剥奪や制裁金などの罰則が科される[5][4]

背景

フランスのラグビープロリーグでは、外国から来る選手が多く活躍し、若いフランス人選手が成長できる余地が小さかった[2][5]。2014年のトゥーロンは、トップ14優勝決定戦のキックオフの時点で、ピッチにいるフランス人選手は15人のうち3人しかいなかった[5]

この状況を変えるために、各クラブチームの編成の制限を「どの国の選手か」ではなく、「どこで育成されたか」に基づく評価へと転換した。2010-11シーズンの「トップ14」からJIFFの制度を採用し、2012-13シーズンまでには、JIFF選手の割合は40%から60%へと拡大することが予測された。国内育成選手を多く起用したクラブには、インセンティブ(報奨)を与える仕組みを整備[5]

その結果、アントワーヌ・デュポンルイ・ビエル=ビアレのような国内育成のトップ選手が台頭し、国際競争力の回復につながったとされている[5]

弊害

JIFF制度により、他国出身のフランス代表選手(フランス国籍 所持者)は大きく制限を受けた。

スコット・スペディングの例

南アフリカ共和国出身で元フランス代表スコット・スペディングは、2008年にフランストップ14CAブリーヴに22歳で加入し、当時23歳までの育成機関を終えた「JIFFではない選手」だった。2014年にフランス国籍を取得し、フランス代表として23試合に出場し、ワールドカップ2015では先発フルバックを担当した[6][5]

2016-17シーズン中にJIFF選手を平均12人未満しか出場させなかったクラブに対して10%の徴収処分が課されるようになるなど[7]、2018年以降はJIFF規定が厳しくなった[8]

スペディングが2018年当時所属していたクレルモンが契約更新を拒否し、ボルドートゥールーズモンペリエトゥーロンなども JIFF選手ではないことを理由に難航し、最終的にカストルと1年契約を結ぶに留まった[1]

スペディングは、トップ14を運営しているLNR(ナショナルラグビーリーグ )に申し立てを行ったが却下され、フランスラグビー連盟やCNOSF(フランス国家オリンピック・スポーツ委員会英語版)にも訴えを起こした。選手やファンから多くの支援を受け、署名活動も行われた。スペディングはJIFFではないことでフランスでの雇用機会を損なわれていると、最高裁判所である国務院に訴えたが、敗訴。スペディングは、カストルとの契約満了後に33歳で引退した[1]

出典

  1. 1 2 3 4 Made in France: How the 'JIFF' rules transformed French rugby (英語). www.rugbypass.com (2024年10月1日). 2026年5月6日閲覧。
  2. 1 2 「日本出身選手」規定は差別か?ラグビー新ルールが問う制度設計と多文化社会の限界(溝口紀子) - エキスパート”. Yahoo!ニュース. 2026年5月6日閲覧。
  3. 1 2 Les JIFF par club et par feuille de match en Top 14 pour 2025/2026 (フランス語). www.allrugby.com. 2026年5月6日閲覧。
  4. 1 2 LEFEBVRE, Gilles (2019年6月14日). Statut JIFF en rugby: Conseil d’État valide règles (フランス語). www.avocat-lefebvre-bayonne.fr. 2026年5月9日閲覧。
  5. 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 福本美由紀 (2025年5月24日). 自国選手育て、レ・ブルーは強く。フランス国内選手規定「JIFF」の中身と歩み。 | COLUMN | Just RUGBY | ジャストラグビー”. Just RUGBY. 2026年5月6日閲覧。
  6. “Six Nations 2015: Noa Nakaitaci named in France squad” (英語). BBC Sport. (2015年1月15日) 2026年5月6日閲覧。
  7. World, Rugby (2016年4月12日). French rugby looking to close foreign player loopholes (英語). Rugby World. 2026年5月6日閲覧。
  8. Top 14/Pro D2: Le dispositif JIFF évolue comme prévu par le New Deal (フランス語). rugbyrama.fr. 2026年5月6日閲覧。

関連項目

外部リンク

  • NRL - ナショナルラグビーリーグ公式サイト(フランス語)


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