ICON_A5とは? わかりやすく解説

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ICON A5

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/10/07 20:57 UTC 版)

Icon A5

2010年のプロトタイプ

2010年のプロトタイプ

  • 用途:水陸両用、軽スポーツ飛行機
  • 製造者:アイコン・エアクラフト(英語版)
  • 初飛行:
    • 2008年7月9日 (試作機)[1]
    • 2014年7月7日 (量産機)[2]
  • 生産数:221機 (2025年12月時点)[3]
  • 生産開始:2012年12月
  • 運用開始:2016年
  • 運用状況:生産中
  • ユニットコスト:359,000米ドル(フル装備、2020年時点の価格)

Icon A5(アイコン エーファイブ)は、アメリカ合衆国のICON Aircraftによって開発された水陸両用の軽飛行機。2008年にプロトタイプが初飛行し、2012年12月に量産化が始まった。

概要

コックピットや一部の外観は、BMWと日産のデザイナーが設計しており、車のダッシュボードと似たような作りになっている。

A5は、飛行艇型の単葉機であり、ボディは炭素繊維強化プラスチックでできている。ランディングギアは格納式であり、格納状態では水上着陸モードとなる。幅46インチ(116.8 cm)の密閉型コックピットに2人乗りで、3つのブレードを備えたプロペラがあり、100 hp(75 kW)出力を持つRotax 912 iSエンジンが搭載されている。翼は陸上車両による輸送または保管を可能にするため、後方に折りたたむことができる。緊急着陸用パラシュートもオプションで装備可能である。

事故

  • 2017年11月7日 - プロ野球選手のロイ・ハラデイが、趣味として購入したIcon A5を自ら操縦したが、フロリダ沖を飛行中にメキシコ湾に墜落して死亡した。(ロイ・ハラデイ#飛行機事故による早世も参照。)
  • 2019年7月27日 - 販売代理店による乗客への販売デモンストレーション飛行中に墜落事故が発生した[4]。A5が水上から離陸後、旋回しながら上昇を試みた。しかし高度100フィート未満のまま、パイロットは旋回操作を続けたが、失速して最終的には岸にある木にぶつかって水上に墜落した。この事故により、2人の乗客が負傷した[5]。

仕様

ICON A5は輸送に最適化できるよう、翼をコンパクトに折りたたむ事ができる。
基本仕様
  • 乗員:1-2名 (操縦席・助手席に各1名)
  • 全長:7.0 m (23 ft)
  • 翼幅:10.6 m (34.8 ft)
  • 高さ:2.5 m (8.1 ft)
  • 空虚重量:490 kg (1,080 lb)
  • 全備重量:685 kg (1,510 lb)
  • 燃料搭載量:76 L (20 USガロン)
  • エンジン:ロータックス 912 iS 空冷/液冷式4気筒レシプロエンジン (100 hp, 75 kW) ×1
  • プロペラ: 3翅の複合素材プロペラ
性能
  • 最大速度:176 km/h (109 mph, 95 kn)
  • 航続距離:791 km (491 mi, 427 nmi)
  • 最大滑空比:9:1
アビオニクス
  • 一体型パネルマウントを備えたポータブルGPS
  • VHF通信ラジオ
  • モードA、C、S、ADS-Bトランスポンダ

脚注

  1. ↑ “ICON A5 amphibious sportsplane completes first test flight” (2008年7月16日). 2026年10月8日閲覧。
  2. ↑ “First Production-Ready Icon A5 Impresses”. 2026年10月8日閲覧。
  3. ↑ “Quarterly Shipments and Billings” (2016年2月19日). 2026年10月8日閲覧。
  4. ↑ 映像 - YouTube
  5. ↑ Two Hurt in Weekend ICON A5 Accident

外部リンク


「ICON A5」の例文・使い方・用例・文例

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